広告代理・宣伝制作・PR (株)ディップス・プラネット

NEWS
COMPANY
INFORMATION
SERVICE
WORKS
RECRUIT
CONTACT
HOME


NEWS

SF映画の金字塔、日本初舞台化!11/7開幕。松たか子、森山未來ら豪華キャストで贈る『メトロポリス』

November 07,2016 (Mon)
撮影:細野晋司
撮影:細野晋司

本日11月7日(月)、SF映画の金字塔、原点にして頂点とされる『メトロポリス』の舞台化の幕がBunkamura シアターコクーンで開く。

1926年に製作されたドイツのモノクロ・サイレント映画『メトロポリス』(監督:フリッツ・ラング、原作・脚本:テア・フォン・ハルボウ)は、製作時から100年後の未来都市が描かれており、「SF映画の原点にして頂点」とされている。映画「スター・ウォーズ」の“C-3PO”デザインの基や、手塚治虫の漫画の原作のヒントになっているなど、以降のSF作品に多大な影響を与えている。この伝説の映画が、製作から90年の時を経て日本での初舞台化となった。

演出は、『漂流劇 ひょっこりひょうたん島』、渋谷・コクーン歌舞伎『四谷怪談』など彩り豊かで多様な舞台を紡ぎ続ける挑戦者、串田和美。出演は、名実ともに日本を代表する女優・松たか子、“俳優”、“ダンサー”というジャンル分けすら不要となる唯一無二の表現者・森山未來、現代美術家・演出家・劇作家であり、近年では俳優としても活動をしている飴屋法水、若手俳優の注目株・佐野岳、趣里 など、個性豊かで多彩なキャストが集結した。

公演は11月30日(水)まで同劇場にて。


演出・美術・出演 串田和美コメント
この芝居に限らず、表現の幅を広げたいという思いが僕の根底に絶えずあります。そういう表現の元になる作品を、いつも探している。シアターコクーンから提示された『メトロポリス』は、そういう意味でも刺激的でした。演劇って、人によって見方が様々だから、「こんなの演劇じゃない」と言う人もいるかもしれません。でも、今回の表現そのものを素直に見てもらいたいと思っています。カットアウトで時空がズレる感覚とか、ひとりの人物を何人かで演じることで人間の多様性を表現できないかとか、できるだけ幅広く表現の方法を探りたい。それはただの手段かもしれないけど、手段そのものにも意外と力がある。
原作の『メトロポリス』は、100年前に既に都市の崩壊を描いているけれども、崩壊や滅亡は絶えず起こっている。戦争や人災も含めた大きな自然の災害は、今も起こり続けています。それに対しての思いは常に考えていることで、この作品にも現れていて、感じてもらえることは、たくさんあると思っています。

メトロポリス2

松たか子コメント
マリアは、自分のことを(森山演じる)フレーダーに少し語るくらいで、あとは謎に包まれた存在です。メトロポリスの人々にとって、拠り所になれば、と。人は感情を割り切り、効率のみで生きることもできるのかもしれない。マリアが希望となって命をつなげればいいのですが、どうなるでしょうね。森山くんはアイディアマン。アイディアを構築し、かつ自らやってみせることができます。先輩たちも頼もしく、自分にないものを持つ方々と過ごす時間は、とても充実しています。串田さんが稽古始めに「勇気を持ってこのホンに取り組む」とおっしゃったんです。私も勇気を持ってこの世界に飛び込み、とことん生きて、漂っていたいと思います。

メトロポリス

森山未來コメント
フレーダーは決まったものを持たないまま、やっていいんじゃないかと思っています。世界観を構築する際に、ある程度見せ方やビジュアルをまとめる必要はあるでしょうけど、フレーダーだからということにこだわらず、たとえば松さんとやる時は松さんと僕の関係性でなにができるかを探したい。松さんはすごいと思うんですよ。稽古で立つとキャラクターうんぬん以前に、彼女の人間性がズンっと前に来ますから。田んぼに躊躇なく脚を踏み入れていけるような姿勢が素晴らしくて、僕は周りでチョロチョロしていれば大丈夫かな(笑)。僕自身、単純にここにある事象を楽しみたいし、楽しむ自分が観客に伝わったほうがいいような気がする。フィクションであるということを意識しすぎないほうがいいんじゃないかと思っています。


メトロポリス3

【原作】
テア・フォン・ハルボウ『新訳 メトロポリス』(中公文庫)
【演出・美術】
串田和美
【出演】
松たか子、森山未來、飴屋法水、佐野岳、大石継太、趣里、さとうこうじ、
内田紳一郎、真那胡敬二、大森博史、大方斐紗子、串田和美、伊藤壮太郎、
島田惇平、浅沼圭、坂梨磨弥、高原伸子、摩耶リサ、安澤千草
【ミュージシャン】
平田ナオキ、エミ・エレオノーラ、青木タイセイ、熊谷太輔
【日程】
2016年11月7日(月)~30日(水) Bunkamuraシアターコクーン

2016年アーカイブ

PAGE TOP