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April 18,2024 (Thu)
⽇本と海外のクリエイターが共同作業で海外戯曲に取り組むBunkamuraの企画、DISCOVER WORLD THEATREの第14弾が発表された。堤真一・瀬戸康史出演の『A Number—数』と、大東駿介・浅野和之が出演する『What If If Only—もしも もしせめて』の2作品を連続上演する。

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どちらも現代イギリス演劇を代表する劇作家の一人、キャリル・チャーチルの作。演出は、これまでも同企画で3作品の演出を手掛けてきたジョナサン・マンビィが担当する。

『A Number—数』は、⽗と息⼦の⼀筋縄ではいかない対話が展開する2人芝居。人間のクローンを作ることが可能となった近未来を舞台に、秘密を抱え葛藤する父を堤が、クローンを含む3人の息子たちを瀬戸が演じる。

『What If If Only—もしも もしせめて』は、愛する人を失い苦しむ“某氏”を大東駿介が、“未来”と“現在”を浅野和之が演じ、“幼き未来”とともに日本初演の戯曲に挑む。“アイデンティティ”“悲しみ”“愛”といった普遍的なテーマをSFで描く濃密な両作品の世界を、一度に味わえる企画だ。

コメント

ジョナサン・マンビィ(演出)
現存する最も素晴らしい英国劇作家であるキャリル・チャーチルの傑作戯曲『A Number—数』『What If If Only—もしも もしせめて』の演出で東京に帰ってくることができ、とても光栄に思っています。『What If If Only—もしも もしせめて』は日本で初めての上演となります。
この非常に力強い二つの戯曲は、アイデンティティ、悲しみ、そして愛の探究で繋がっています。どちらの戯曲も、一番愛する人のために私たちは何をする覚悟があるか、を問いかけます。
チャーチルは、これらの傑作戯曲の中で極限の人間の状態を見事に描き出しています。『A Number—数』には堤真一さんと瀬戸康史さん、『What If If Only—もしも もしせめて』には大東駿介さん、浅野和之さんら素晴らしい俳優の皆さんがご参加くださいました。信じられないほど力強い演劇作品が生まれると思っています。

堤真一
ジョナサンとの仕事は4回目ですが、彼は役者から生まれるものを第一に、いつの間にか役者がうまく階段を上がれるように導いてくれます。今回もクローンや遺伝子操作といったちょっと手強そうな内容の作品ですが、お互いに意見を出し合いながら、チームとしての方向性を明確に示してくれるのではないかと思います。最初はごく普通の親子の会話かと思いきや、よくよく聞いていると恐ろしい話になっていく。あり得ないとは言えない近未来の物語を、二人の会話だけでどう演劇として成立させていくのか。初めて共演する瀬戸君と一緒にじっくり取り組みたいですね。僕自身、ふと「親子って何だろう?」と不思議になる時があります。子供は親の所有物ではなく、一つの命であり、“個”でもある。そんなことを改めて考える機会になりそうです。

瀬戸康史
昨年、『笑の大学』で初めて経験した二人芝居がとても楽しく、もう一回やりたいと思っていました。コメディからシリアスまで幅広い役をされている堤さんと、初めてご一緒できることが楽しみです。以前、マンビィさんのワークショップに参加したこともあり、海外の演出家さんとの少人数での創作にワクワクしています。僕はクローンを含む堤さんの“息子たち”を演じますが、これは一人の人間のパラレルワールドのようなものではないかなと。顔は同じでも中身は別の人物である、と考えると納得しやすい気がします。「他にもクローンがいることは特に気にならない」という人物も登場しますが、僕自身もこの考え方に共感できました。何事もポジティブに捉えるほうなので。もちろん不安もありますが、それすらも楽しめたらと思っています。

大東駿介
日本初演のこの戯曲を読み終えた時、「出会えた!」と思いました。なかなか難解ですけれど、それくらい吸い込まれ、圧倒されたんです。現在は自分が生きてきた過去の積み重ねである一方で、この先に想像し得る未来との板挟みになっている。最近そんなことをよく考えていた矢先に、「生きるとは」「生命とは」「思考とは」など、次元を越えて人間を解釈しているような作品に出会えた自分は本当に幸せだと思います。何億という時間が数十分に凝縮されている感覚を持ちました。きっと稽古が始まったら苦しむんでしょうけど(笑)。気付かないうちに凝り固まっている自分の発想を、国境や思考、あらゆる意味で境界線を飛び越え開かせてくれる演出家のジョナサン・マンビィと共に創作できることが有難いですし、時間も空間も超越した作品に少しでも近づけたらと思っています。

浅野和之
作品そのものはとても短いものですが、戯曲を何度も読んで、ようやく「核」になるものがふわっと見えてきたかな、という段階です。私は「現在」「未来」という非常に抽象的な役どころで、この二種類をどう表現として変えるのか、あるいは変えないのか。誰もが「未来」というものに希望や思い描いていたものがあるだろうけど、必ずしもそれは自分の思っていた通りにはならない。そんなストーリーが浮かび上がってくる気がします。海外の演出家さんとは言葉の問題を超えて、いかに意思の疎通を図れるかが大切だと思っています。マンビィさんとも大東さんとも初めてですし、今までにない挑戦を楽しみにしています。年を重ねると周りに気を遣われたり、つい楽な方へと針が振れがちなので、挑戦できることはどんどんしていきたいんです。

Bunkamura Production 2024 DISCOVER WORLD THEATRE vol.14
『A Number—数』『What If If Only—もしも もしせめて』
作:キャリル・チャーチル
翻訳:広田敦郎
演出:ジョナサン・マンビィ
美術・衣裳:ポール・ウィルス

『A Number—数』
出演:堤真一、瀬戸康史

『What If If Only—もしも もしせめて』
出演:大東駿介 浅野和之 ポピエルマレック健太朗・涌澤昊生(Wキャスト)

【東京】2024年9⽉10⽇(⽕)~29⽇(⽇) 世田谷パブリックシアター
【大阪】2024年10⽉4⽇(⾦)~7⽇(⽉) 森ノ宮ピロティホール
【福岡】2024年10⽉12⽇(⼟)~14⽇(⽉・祝) キャナルシティ劇場

『A Number—数』『What If If Only—もしも もしせめて』公式サイト

2024年アーカイブ

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April 12,2024 (Fri)
2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』の公演ビジュアルが発表された。

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コロナ禍以降、意識的に明るい作品を上演してきた劇団☆新感線。今作は久しぶりに楽しいばかりではない、ひと味違ったダークなトーンのピカレスクを繰り広げる。物語はキッチリ展開しつつショーの要素もふんだんに盛り込み、歌って・踊ってショーアップしたエンターテインメント。

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ものがたり
「俺は好きなように生きる。この〝顔〟を使って」
幕府と帝が相争う、混乱そして裏切りの時代。島国「ヒノモト」に生きる男が二人。幕府の密偵を足抜けし、逃亡していたカイリ(中村倫也)は、〝狂い桜〟の下、麗しき顔で女たちを従えたヒュウガ(生田斗真)が催す〝バサラ〟の宴に出くわす。そこにやってくる幕府の役人たち。ヒュウガに惹かれ家を出た女たちを連れ戻そうとするが、女たちは嬉々として役人に斬りかかり、散っていく。それを平然と眺めるヒュウガ。「俺のために死ぬのは最高の至福。それを邪魔する幕府はつぶせばいい」。その言葉に驚き、惹きつけられたカイリはヒュウガの軍師になることを決意。二人は咲き乱れる〝狂い桜〟の下で手を結ぶ。一方、鎌倉では執権・キタタカ(粟根まこと)に、女大名・サキド(りょう)がヒュウガの成敗を申し出ていた。京都守護への道中、サキドはヒュウガを斬ろうとするが、彼の瞳に魅了されて隙を見せてしまう。そして流刑のゴノミカド(古田新太)の首を取るともちかけられ、京でミカドの首を待つと告げる。流刑の地・沖の島にゴノミカドを訪ねるヒュウガ。ミカドを手中に収めようとした刹那、ゴノミカドの守護役・戦女のアキノ(西野七瀬)がヒュウガに矢を放つ。だが、ゴノミカドもヒュウガの瞳に魅惑され、再び倒幕の御印となることを決意。京の都に向けて進撃を開始する。新たに始まるゴノミカドの政。その陰で蠢くそれぞれの思惑、謀りの連鎖。「バサラの宴は続く。この俺の光がある限り」眩しい光に飲み込まれ、美の輪廻に堕ちた者の群れ。たどり着くのは地獄か、それとも極楽か?
 〝バサラ〟の宴が今、幕を開ける――。

2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ』
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:生田斗真 中村倫也 西野七瀬 粟根まこと りょう 古田新太
右近健一 河野まさと 逆木圭一郎 村木よし子 インディ高橋 山本カナコ 礒野慎吾 吉田メタル 中谷さとみ 村木 仁 川原正嗣 武田浩二 ほか

【福岡】2024年7月7日(日)~8月2日(金) 博多座
【東京】2024年8月12日(月・祝)~9月26日(木) 明治座
【大阪】2024年10月5日(土)~10月17日(木) フェスティバルホール

2024年劇団☆新感線44周年興行・夏秋公演 いのうえ歌舞伎『バサラオ公式サイト

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April 10,2024 (Wed)
福田悠太主演の舞台『東京流れ者』が4月10日に開幕する。日活とレジェンドステージのコラボレーション企画第二弾で、昭和の名作をリメイクして舞台化。脚本と演出は斎藤栄作が手掛け、歌、ダンス、アクションを交えた新しいミュージカルエンターテイメントステージが繰り広げられる。

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コメント
福田悠太
いつもお世話になっております。ふぉ~ゆ~の福田悠太です。鈴木清順監督生誕100周年プロジェクト。ミュージカル「東京流れ者」東京公演の開幕です。場所は北千住駅前のマルイの上にありますシアター1010。個人的に北千住は地元浅草も近い場所で親近感をおぼえる土地です。そんな場所での公演に心踊ります。1966年、渡哲也さんの映画デビュー作、鈴木清順監督の名作、映画「東京流れ者」を今回、映画の世界感をそのままに舞台化です。映画と舞台の融合とでもいいましょうか。独特の世界感で独特の余韻に浸れる作品になっています。私、福田悠太は、渡哲也さんが演じられた本堂哲也役を務めさせてもらっていますが、この役がなかなか癖のある役で、時代を感じつつも、古き良き時代のコテコテな男の哀愁のある役で、演じながらとてもエンジョイさせてもらってます。それと同時に、やっぱり渡哲也さんは偉大だなと改めて思い知らされる役でもあります。是非、劇場で「東京流れ者」一緒に楽しめたらと思います。宜しくお願いします。

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本高克樹
7 MEN 侍の本髙克樹です。福ちゃんことふぉ~ゆ~の福田君をはじめとする沢山のキャストさんと共に「東京流れ者」の世界を楽しませていただいております。歌、ダンス、殺陣と盛りだくさんのこの作品。僕が演じる相沢健次は、兄貴を慕うが故に余計なことに首を突っ込んでしまうお茶目なキャラクターです。最初は原作のように落ち着いた雰囲気だったのですが、稽古を重ね今まで経験したことのない演技アプローチに挑戦することでどんどん明るく愛嬌のある役に変化していきました。一回り年齢の違う福田君ですが実の兄弟のように親しくさせていただいて、役じゃないところでは好きな音楽を共有したり、ご飯を一緒に食べたりお仕事の話をしたりしています。自分自身も初めて経験する日活映画の世界を新鮮に、存分に楽しんでいただけるよう千秋楽まで精一杯頑張ります。

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川村海乃
こんにちは青山千春役、川村海乃です。東京流れ者、いよいよ東京公演です。この物語は哲が流れていく街ごとに、人生楽しいばかりではない中でも日々を強く生きる個性豊かな人達の姿がたくさんでてきます。笑いあり、仁義あり、ちょっと涙あり...。緊迫するシーンも多いですが、最高にカッコつけでいなせな男たちと、したたかでチャーミングな女たちをぜひ劇場で思いっきり楽しんでください!きっとあなたも歌いながら帰りたくなるはずです。
劇場でお会いしましょう!

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天宮 良
3月30日に京都公演初日を迎え京都で4公演、やはり観客の前で芝居する事でこの芝居の様々な事が明確になって来た。観客の反応で我々の芝居もどんどん熟成されて行く。そしていよいよ東京公演!この芝居まだまだ回を重ねる毎にどんどん成長して行きます。楽日を迎える頃にはどんな芝居に成長しているか…どうぞ皆さん楽しみにしていてください。劇場でお待ちしてます!!

©舞台「東京流れ者」製作委員会
©舞台「東京流れ者」製作委員会

NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『東京流れ者』
脚本・演出:斎藤栄作
出演:福田悠太 本髙克樹 ほか
原作:映画『東京流れ者』 ©日活株式会社
原作・脚本:川内康範
監督:鈴木清順

【京都】2024年3月30日(土)~3月31日(日)  京都劇場
【東京】2024年4月10日(水)~4月15日(月) シアター1010

NIKKATSU×LEGENDSTAGE CINEMATIC STAGE『東京流れ者』公式サイト

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