今年で発売から30周年を迎える国民的RPG「ドラゴンクエスト」をベースに制作された日本初のオリジナルアリーナショー『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』。全国5大アリーナで計40万人を動員するこの大型プロジェクトが本日、さいたまスーパーアリーナにて開幕する。
演出に数々の人気テーマパークのショーやB'zのドームツアーなどを手掛ける金谷かほり、ステージデザインにはロンドン、北京五輪の開会式やレディー・ガガ、マドンナなどの世界ツアーを手掛けるレイ・ウィンクラーを迎え、ステージセットも空前のスケールとなった本作。アリーナ中央のセンターステージを挟んで、イーストステージからウェストステージまでがなんと60m!センターステージの周りには上下に可動する4つの島状のステージ、さらにそれらの間にサブステージが4つ。この壮大な舞台に、可動式のスクリーンやロールスクリーンで映像を写し出し、さらにはブリッジやリフトといった装置と演者のアクティングをシンクロさせつつ物語が進む。
アクション、エアリアル、ダンスをはじめとしたトップパフォーマーによるアクロバティックなパフォーマンスと最先端の映像テクノロジーの融合や、ダイナミックな動きが特徴的で高い技術を必要とするエクストリームマーシャルアーツも見どころの一つ。まさに空前のアリーナショーに仕上がった。チケット情報ほか詳細は
公式サイトへ。
◆勇者役 松浦 司
今までたくさんの稽古を積んできて、皆の想いが詰まったステージです。ドラゴンクエストIIIのサブタイトルにもある、「そして伝説へ…。」の通り、この夏、伝説が始まります!
音楽やスクリーン映像に動きを合わせることが大変でしたが、観客の皆さんが、自分が勇者だと投影できるような人物像を目指しました。規則正しい生活を心がけ、自分の持つものを全て出し尽くせるよう、このライブスペクタクルツアーに向けて気合を入れています!
◆テリー役 風間俊介
アリーナクラスの規模ではほとんど演じていなかったので、記憶は遠い昔という感じです。テリーは子供のころからよく知っていたので、僕にとっては、役作りが必要ないくらい身近なキャラクターでした。どこか歴史上の人物を演じるのに通じるというか、歴史上の人物を演じる以上にイメージできるような……。これまでの稽古期間中は、ドラゴンクエストのゲームを買って家に帰る途中のワクワク、というところでしたが、ついに今日から電源を入れて楽しむ時が来た…!という感じです。
◆アリーナ役 中川翔子
30年間愛され続けたゲームがついにショーになります。映像とシンクロさせる演技はスクリーンの中に入ると自分では見えないので、とても難しいのですが、すぎやまこういち先生の紡ぐ歴史ある音楽も相まって、目を閉じてもゲームシーンが浮かんでくるくらいなんです。唯一、自分がお客さんとして見られない!!というのに悶絶しています。子供のころに楽しい!と感じていただけでなく、特に親子がテーマになっているので、大人になった今だからわかる感情もたくさんあります。特に私は父を早くに亡くしているのですが、是非父に見て欲しかったです。
◆トルネコ役 芋洗坂係長
これから全国5大アリーナで、40万人を動員するこのライブスペクタクルツアーが始まります!来場いただいたお客様の想いをひとつにして、最後に感動をお届けできればと思います。自分だけが、外から舞台を観ることができるのですが、映像、動きともにバッチリでした。役作りのために増量もしました(笑)トルネコの包容力のある癒しキャラのイメージをそのままに、のびのびと演じています。本番がとても楽しみです。
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