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October 24,2016 (Mon)
池田純矢が贈る王道エンタテインメント×コメディ『スター☆ピープルズ!!』

2017年1月5日(木)~1月11日(水)まで紀伊國屋ホールにて上演される、エン*ゲキ#02「スター☆ピープルズ!!」のチケットが10月29日(土)に発売となる。

老舗劇場「紀伊國屋ホール」は、これまでに、文学座、民藝、俳優座、青年座、こまつ座…といった日本演劇界を代表する劇団が上演するほか、若手新進劇団にも広く舞台を開放しており、「新劇の甲子園」とも呼ばれている。
つかこうへい、野田秀樹、鴻上尚史、三谷幸喜といった今や名立たる演出家が公演してきたこの劇場で、池田純矢が、弱冠24歳にして自身書き下ろしの戯曲で、初の演劇作品の演出に挑む。

池田純矢の企画・構成・脚本・演出による第1回公演、エン*ゲキ#01「君との距離は100億光年」は、2015年7月に赤坂RED/THEATERにて2人芝居の朗読劇として上演され、劇場は満員御礼、好評を博した。
第2弾となる本作は、「演劇は娯楽であるべきだ」という池田の理念を体現すべく、8名のキャストによる本格的な演劇作品にバージョンアップさせた。

出演は、池田と共演10作目となる鈴木勝吾、本作が宝塚歌劇団退団後初めての作品となる透水さらさ、舞台や映画を中心に活躍、人気急上昇中の赤澤燈、独特の存在感で数々の舞台で注目を集める井澤勇貴、底抜けに明るいキャラクターで声優としても活躍する吉田仁美、芸人から出発した瞬発力と個性的な存在感が光るオラキオ、そして、朴訥としたおおらかさの中に表現者としての鋭さを隠し持つ酒井敏也ら、個性豊かな面々が集結した。


池田純矢コメント
作・演出の池田純矢です。本作「スター☆ピープルズ‼」では、老若男女全ての世代の方々が楽しめるエンタテインメントを目指します。思いっきり笑って、感動して、暖かくなって、劇場を出る時に目一杯の笑顔で「面白かった!」と思って頂けるような。

それさえあれば他に何も要らない。深く考察したり、検証したり、心に残る最上の一本にはならなくていい。究極を言えば、どんな物語だったかなんて忘れてしまってもいい。ただただその空間に、物語に、キャラクターに触れている一瞬だけが楽しい思い出となってくれれば、その日一日だけでもいい、誰かと喧嘩しなかったとか、そんな事でいい。そんな作品でありたいと思っています。

気負わず、構えず、子供の頃、遊園地に遊びに行くのが心底楽しみだったあの時のような気持ちで、ラフに、楽に遊びに来て下さい。演劇とはそう言うものであって欲しい。それが、僕の目指す極上のエンタメです。



【作・演出】
池田純矢
【出演】
鈴木勝吾、透水さらさ、赤澤燈、井澤勇貴
吉田仁美、オラキオ、池田純矢、酒井敏也
【日程】
2017年1月5日(木)~11日(水)
【会場】
紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4F)
【チケット発売】
2016年10月29日(土)

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October 19,2016 (Wed)
スルース~探偵~

「フレンジー」「ナイル殺人事件」「地中海殺人事件」などの映画脚本でも知られるアンソニー・シェーファーが、1970年に書き下ろした戯曲『スルース~探偵~』。
本作は、著名なミステリー作家のアンドリュー・ワイクとその妻の愛人である若い男のマイロ・ティンドルが対峙するサスペンス劇で、二人の男たちの騙し合いに観客までもが翻弄されるというストーリー。

ロンドンとニューヨークでロングランを重ね、71年にはトニー賞演劇作品賞とエドガー賞を受賞。翌72年にはローレンス・オリビエとマイケル・ケインが出演して映画化され、アカデミー賞にも3部門でノミネートされた。07年にリメイクされた際には、オリジナル作品で若手俳優を演じたマイケル・ケインが老作家・アンドリュー役で出演。マイロ役をジュード・ロウが演じていた。日本では73年に劇団四季で初演されて以来たびたび再演され、高い人気を誇る作品だ。 

英国流のブラックユーモアとウィットの効いた会話によって進むストーリーは、あっと驚くトリックと逆転に次ぐ逆転の連続。まさにサスペンスの醍醐味を存分に味わえるだろう。

演出は映画監督としても活躍する深作健太、老作家・アンドリュー・ワイク役に西岡德馬。アンドリューと対峙する若い男・マイロ・ティンドル役には、NHK大河ドラマ「真田丸」での演技で全国から注目された新納慎也(探偵バージョン)と、TEAM NACSの音尾琢真(スルースバージョン)がWキャストで挑みます。相手を騙し、観客をも騙すストーリーは、まさに俳優たちの力量が試される作品と言っていいだろう。最後の最後まで欺き続ける俳優たちの競演にご注目だ。

チケット好評発売中。

STORY
マイロ・ティンドルはある日、著名なミステリー作家であるアンドリュー・ワイクから呼び出しを受ける。実はマイロは、アンドリューの妻とひそかに付き合っていたのだ。不倫の追及を受けるものと思っていたマイロだったが、アンドリューは「浪費家の妻にはほとほと困り果てていた」「私にも素敵な愛人がいる」と切り出し、自宅の金庫に保管している宝石を泥棒に扮して盗んで欲しいと言い出す。宝石には盗難保険がかかっているため、自分は保険金と愛人を手にし、マイロには宝石と妻を与えるというのだ。虫の良い話だったが、金銭的に厳しいマイロは、完璧な犯罪と思わせるために作家のアンドリューが考えた筋書きどおりに、珍妙な手順で宝石を盗み始めるが……。

【作】
アンソニー・シェーファー
【演出】
深作健太
【翻訳】
常田景子
【探偵バージョン】
西岡德馬 新納慎也
【スルースバージョン】
西岡德馬 音尾琢真(TEAM NACS)
【日程】
2016年11月25日(金)~12月28日(水) 新国立劇場・小劇場

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October 14,2016 (Fri)
夜が私を待っている3
撮影:御堂義乗

英国人作家エムリン・ウィリアムズにより1935年に書かれた心理サスペンス劇の決定版『夜が私を待っている ~ナイト・マスト・フォール~』が10月15日(土)に紀伊國屋サザンシアターにて開幕する。
本日、公開稽古と囲み取材が行われ、キャストらが意気込みを語った。

男には冷たく恐ろしい裏の顔がある。
女は怖れながらも男に強く惹かれる。
狂気も、恐怖も、すべては、疑惑の森の中に迷い込む。


夜が私を待っている2

◆あらすじ
ロンドンの都塵を離れたある森の一軒家に、ブラムソン夫人(前田美波里)という体の不自由な老婦人が若い姪のオリヴィア(秋元才加)と暮らしていた。当家のメイドで夫人にもよく仕えていたドーラは、ある店のウェイターをしていたダンと仲良くなって妊娠。ブラムソン夫人はダン(入江甚儀)を説いて二人を結婚させてやろうと思っていた。
ある日、ホテル客だったチャルフォント夫人が突然行方不明になる。ブラムソン夫人の自宅付近で見かけたとの連絡が入った警察が捜査を始めると、そこにドーラがダンを連れてやってくる。ダンはチャルフォント夫人と親しかったとの噂があったが、彼の巧みな弁舌に魅了されたブラムソン夫人は彼を家で雇うことにする。
ダンは老婦人に取り入って日に日に寵愛を深くしていき、姪のオリヴィアも彼の狡猾と偽善を嫌いつつ、心の中では彼に強い魅力を感じていた。疑惑を深めたオリヴィアは、ある日ダンの持ち物を密かに見分すると、そこにチャルフォント夫人の写真と、何やら重い荷物を見つけてしまう……。

純粋さと怪しさの二面性を内側に秘めたミステリアスな青年ダンを演じるのは、近年話題の作品に多数出演、若手実力派俳優として注目を浴びる入江甚儀。ダンに疑いの目を向けながらも、どこか心惹かれてしまうオリヴィア役に、AKBを卒業後、舞台、映画、ドラマと多数出演し、女優としての評価も高い秋元才加。体が不自由で気難しい未亡人ブラムソン夫人役に、安定した演技力と圧倒的な存在感を放つ前田美波里。ほか、明星真由美、久ヶ沢徹、岡部たかし、弘中麻紀、白勢未生ら、フレッシュな顔ぶれからベテランまで、多彩なキャストが揃った。演出は、舞台作品のみならず嵐主演の映画「ピカ☆ンチ」シリーズの脚本なども手掛け、エンターテイメント業界から注目を集めるクリエイター、河原雅彦が務める。

夜が私を待っている5

演出 河原雅彦
80年前のイギリスの戯曲ということで、衣裳や髪型を見ると新鮮ではありますが、とても普遍的な話で、日本の片田舎でもありえてしまうような話でもあります。また、心理サスペンスですので、血が出たり、大きな仕掛けがあるわけではなく、俳優さんの張りつめた芝居で魅せるストイックな作品です。素敵な方々と、充実したお稽古ができました。とてもいい作品になっていると思います。

ダン役 入江甚儀
とにかくやりきるしかない!という気持ちです。0からスタートするつもりで、周りの方々にたくさん教えていただきました。演出もきめ細かくご指導いただき、役がどんどん生きてきて、ハッと気づかされることが多かったです。会話劇なので、人と人、言葉と言葉のピースがしっかりはまらないと成り立たない繊細なお芝居です。観客の皆さんの心にもじわじわと入り込んでいけるような演技ができればと思っています。ぜひ劇場へ足を運んでください!

オリヴィア・グレイン役 秋元才加
心理サスペンスということで、ワクワクドキドキと恐怖感がとても高まっています。
煮詰まった森の奥の片隅に住んでいながら、心のどこかで刺激を求めている女性、という役柄を演じます。役に入り込みすぎてしまい、癒しを求めて、観葉植物が増えたり、動物の画像を眺めていたりしています(笑)
80年前に書かれた戯曲ではありますが、細部にわたって緻密に演出していただいたので、タイムスリップしたかのような感覚で、共感していただけると思います。迫りくる恐怖感や、様々に変化していく人間模様、出演者の顔色や動きまで、劇場で細かく観て感じていただきたいです。

ブラムソン夫人役 前田美波里
可愛いおばあちゃんになりたいと思っていたのに、これほど人に嫌われる役は中々無く、難しい役柄ではありますが、とてもやりがいのある役ですので頑張りたいです。河原さんには、きめ細かく、しつこく(笑)、それがとても充実した稽古になり、良い演出をしていただけました。
一人住まいの方、寂しく暮らしていらっしゃる方、私のように引っかかってはいけませんよ。どうして翻弄されてしまうのか、その様も観ていただければと思います。

夜が私を待っている1

【作】
エムリン・ウィリアムズ
【演出】
河原雅彦
【出演】
入江甚儀、秋元才加/明星真由美、久ヶ沢徹、
岡部たかし、弘中麻紀、白勢未生/前田美波里
【日程】
2016年10月15日(土)~10月30日(日) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA

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