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January 31,2017 (Tue)
クヒオ大佐の妻
(C)2017『クヒオ大佐の妻』/ヴィレッヂ
「桐島、部活やめるってよ」(12)で第36回日本アカデミー賞、最優秀監督賞、最優秀作品賞、「紙の月」(14)では第38回日本アカデミー賞、優秀監督賞を受賞している映画監督・吉田大八が『ぬるい毒』に続き二度目の舞台作品に取り組む。また本作で、自らオリジナル脚本の書き下ろしにも初挑戦する。

今回の舞台で題材となるのは、実在する結婚詐欺師・クヒオ大佐。2009年に吉田が監督を務めた映画「クヒオ大佐」でも主人公として描かれていたことがある、謎だらけの人物だ。1970年から90年代にかけて「自分はアメリカ空軍パイロットで、カメハメハ大王の末裔でエリザベス女王の親類だ」などと偽り、何人もの交際女性から多額の金を騙し取っていたこの男。“ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐”と名乗ってはいたもののれっきとした日本人で、彼は今も日本のとある町でひっそりと暮らしている。その存在に魅かれ彼のことを追いかけていくうち、実は妻がいるらしいという事実を知った吉田は彼女のこともいつか映画にしたいと考えていたと言う。

本作で主演を務めるのは、映画「紙の月」(14)で初めて吉田とタッグを組んだ女優・宮沢りえ。「紙の月」ですっかり意気投合し、映画撮影後も交流を続けていた吉田と宮沢が、ある時“クヒオ大佐”の話題で盛り上がったことが、企画の始動のきっかけとのこと。宮沢は「映画を観た時からありえない生き方をしているクヒオ大佐に魅力を感じていたのですが、彼が実在し、しかも奥さんがいるらしいと監督から話を聞いた時に、ものすごく自分の中でいい意味で妄想が膨らみました。そんな詐欺師を彼女はどんな風に待っていたのかなとか、どんなことを考えながら生きていたのかなとか。彼女も彼女できっと相当な女性なんじゃないのかなと、同じ女性としてすごく興味が湧きました」と語った。

出演はほかに、12年に第30回向田邦子賞、13年には第57回岸田國士戯曲賞を受賞している劇団ハイバイの主宰で脚本家、演出家でもある岩井秀人。劇団ハイバイの劇団員でもある川面千晶や18年公開予定の吉田作品「羊の木」にも出演している水澤紳吾ら若手注目株が、クヒオ大佐の妻を取り巻く人物として出演する。

登場人物たちの胸に潜む感情を淡々と描きながら、誰もが心の奥底に抱える闇を丁寧にあぶり出していく吉田作品の魅力が、2017年5月、再び演劇という形を使って構築され、映像作品ともまた違う生々しさで新たな輝きを放つだろう。

【作・演出】吉田大八コメント

一度は映画で決着つけたはずでした。しかし心の底にくすぶり続けた思いは消えず、こうして8年後、再びクヒオ大佐とあいまみえることになりました。おそらく皆さんは「なぜ、また?」とお思いでしょう。だから僕自身も、この作品を通じてその「なぜ、また?」の答えを探していこうと思います。同じくクヒオに魅せられた宮沢さんが、映画では描かなかった“妻”という位置からクヒオを照らしだす、その瞬間を想像して今から勝手に感極まっています。まあどう転んでも見ものなのは間違いないです。


宮沢りえコメント

映画「紙の月」でご一緒した吉田大八監督と今度は演劇を作ることになりました。信頼できる、大好きな演出家の方とまたお仕事ができることは嬉しいですし、クヒオという人の妻を演じることには興奮ととまどいを感じ、いろいろな気持ちの振り子が揺れているところです。特に今回は密度の高い劇場空間の中ですから、役者さんたちだけで生まれるものではなく、お客様とも一緒に何かを生み出せるはずだと思うと今から楽しみです。どうぞ、みなさんもぜひ私たちの共犯者になってください!

あらすじ

築45年のとあるアパートの一室で、一日中ミシンを踏む女(宮沢りえ)。仕立て直し、丈直し、縫い物など、若いころに身につけた洋裁の腕を頼りにし、生活を成り立たせている。その部屋に荷物を定期的に届ける、宅配便屋の男(岩井秀人)。彼は本当は作家志望で、処女作のための取材活動をするうち、女の夫が“クヒオ大佐”だという噂を耳にしていた。この近所でツケを踏み倒しまくり、そのたびに綺麗な奥さんがあちこちの店を謝ってまわっている、と。だが、女が語るクヒオは結婚詐欺師ではなく、あくまでもアメリカ空軍のジェット機を操縦するパイロットでアフガン、イラク、ソマリア、ハイチで戦い続けているために忙しくてなかなか帰宅ができないのだという。もはや既に狂気にとらわれてしまっているのか、はたまた単に嘘をついているだけなのか……? 女の話を聞いているうちに、作家志望の男の言動も徐々に変化していく。そこへさらに、新たな訪問者が現れる。かつてクヒオに騙されてすべてを捧げた女。また別の、そういう女の父親。クヒオの部下だったという男。彼らは彼らなりの理由で、その狭いアパートの一室を訪れ、クヒオ大佐の妻である女に挑みかかる。そんな中、妻がひたすらクヒオを信じて待つ気持ちが爆発的に化学反応を起こし、その部屋はさまざまな奇蹟で満ちていく……。

【作・演出】
吉田大八
【出演】
宮沢りえ 岩井秀人 川面千晶 水澤紳吾 
【日程】
2017年5月19日(金)~6月11日(日) 
【会場】
東京芸術劇場シアターウエスト
【チケット】
2017年3月25日(土)発売

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January 24,2017 (Tue)
アダム・クーパー
撮影:阿部章仁
4月3日(月)から30日(日)まで東急シアターオーブにて上演されるミュージカルLION PRESENTS「SINGIN' IN THE RAIN~雨に唄えば~」主演のアダム・クーパーが来日し、天海祐希をスペシャルゲストに迎え、来日記念特別会見が行われた。


天海祐希コメント

アダムさんの大ファンなので、ここにいられることをとても光栄に思います。この作品は、観ていてとてもワクワクして、心の底から幸せになれるステージです。楽曲は、どこかで皆さん一度は聞いたことがある曲です。想像を超える雨が舞台上に降り、その中で踊る大変さは相当なものだと思います。ですが、さすがアダムさん、その苦労は微塵も感じさせません。洗練された踊りと歌、演技をされるアダムさんがとても魅力的です。ぜひ、騙されたと思って劇場に足を運んでみてください。アダムさんが、絶対損はさせません!


アダム・クーパーコメント

日本は第二の故郷だと思っています。そんな日本に、何度でも演じたいと思えるこの特別な作品を持ってこられてとても嬉しいです。バレエ・タップ・ジャズなど、様々なジャンルのダンスを使って、感情を体現できればと思います。若い方から年配の方まで、皆さんにワクワクと感動、そして最高にハッピーな気持ちになってほしいです。オファーをいただいたとき、ジーン・ケリーの映画があまりに有名で名作なので、オファーをお断りしようか、と思ったほどでしたが、あえて映画は観ず、自分オリジナルの作品にしようとこの作品に挑みました。
前回日本で上演した際は、客席で皆立ち上がって拍手をいただき、今までにない素晴らしい反応をいただきました。また今回も日本で上演できることが楽しみです!!


 天海祐希アダム・クーパー

ハリウッド映画がサイレントからトーキーへと進化変貌する時代を描き、ブロードウェイを目指す作家と俳優のサクセス・ストーリーと映画制作の舞台裏をコメディタッチで描いたミュージカル映画の名作『雨に唄えば』。

その後、世界中で繰り返しミュージカル舞台として製作され、長きに渡り愛され続けてきた本作。2012年には英国ロンドン・ウエストエンドで決定版ともいえるステージが誕生し、2014年秋の日本版にはウエストエンドオリジナルキャストのアダム・クーパーが特別出演、大喝采を浴びた。そして、2017年春、アンコールの声に応えてふたたび日本公演が決定。アダム・クーパーはじめメインキャストはオリジナルという贅沢なプロダクションで、もう日本でしか観ることのできない『SINGIN' IN THE RAIN ~雨に唄えば~』が実現する。

迫力満点のダンスに12トンの雨!心と身体がリズムを刻む大興奮のステージは必見。チケットは好評発売中。ほか詳細は公式サイトへ。


アダム

【演出】
ジョナサン・チャーチ
【振付】
アンドリュー・ライト
【出演】
アダム・クーパー ステファン・アネリ
エイミー・エレン・リチャードソン オリヴィア・ファインズ ほか
【東京】
2017年4月3日(月)~4月30日(日) 東急シアターオーブ
※英語上演/日本語字幕付

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January 24,2017 (Tue)
根本宗子
根本宗子

上田竜也約3年ぶりの主演舞台『新世界ロマンスオーケストラ』の上演が決定。4月30日(日)に東京グローブ座にて開幕、その後大阪のシアター・ドラマシティでも上演される。

2009年、初舞台にしてシェイクスピア作品「ロミオとジュリエット」に主演し、2014年には蜷川幸雄演出の「冬眠する熊に添い寝してごらん」、2015年の岩松了作・演出舞台「青い瞳」など、作品ごとに深い爪痕を残し、その演技力を高く評価されてきた上田竜也。これまでシリアスな作品・役柄と向き合ってきた上田が、初めてのコメディー作品に挑む。

作・演出は、若手最注目の劇作家・演出家・女優の根本宗子。2009年に自身の劇団を旗揚げし、以降定期的に公演を行う他、毎公演満員御礼となるバー公演など、趣向を凝らした作品作りが話題を呼んでいる。上田をはじめ個性豊かなキャスト陣とのような化学反応を見せるのか、期待が集まる。チケットは3月19日(日)発売。ほか詳細は公式サイトへ。

◆ストーリー
間もなく30歳を迎えるインディーズバンドのボーカルを務める拓翔(上田竜也)に、メジャーデビューの話が舞い込んでくる。その日を境に一気に調子に乗り始める拓翔だったが、彼には隠さないといけないスキャンダラスな秘密があった……

◆根本宗子
上田さんと他素敵な出演者と共にグローブ座の温度をガンガン上げたいと思います。毎日劇場に足が向かってしまうような中毒性溢れる作品になるようなワクワクが止まりません。この舞台、本当にはわたしが一番客席で観たいです!

◆上田竜也
まずは2017年の初めにファンの皆様へ、こうして素晴らしい報告を出来ることを嬉しく思います。3年ぶりに主演をさせていただくのですが、その間に中村獅童さんをはじめ色々な方の背中を見て、座長の姿を勉強させていただきました。その経験をいかして、良い意味でステージで派手に暴れ、このカンパニーを引っ張っていきたいと思います。またドラマ「視覚探偵 日暮旅人」に続き、こうして芝居が出来ることに凄く幸せを感じています。しっかりと1つ1つ全力で向き合い、拓翔というヤンチャなキャラクターを追求しようと思っています。何股も?!かけるという恐ろしくヤンチャな拓翔ですが、現実では決して出来ないことを芝居だからこそ体験できるという事にどういう感情になるのか?など、今からとてもワクワクしています。演出家の根本さんは、見た目は小柄で可愛らしい方なのですが、内にとてつもないパワーと熱意を持っていらっしゃるので、とにかく台本が待ち遠しいです。おそらく女性だらけの舞台という事で、こちらも新しい世界観の舞台になるのではと思います。ドラマに引き続き舞台ができるという事で、自分の演技という部分が1つ1つしっかりレベルアップする事により、KAT-TUNにまた良い形で還元できるように、そして追い風を吹かせられるように、しっかりと努力し勉強し、真っ正面からぶつかりたいと思います!

【作・演出】根本宗子
【出演】上田竜也 清水くるみ 早織 青山美郷 長井短 根本宗子 宮崎吐夢 西田尚美

【東京】2017年4月30日(日)~5月21日(日) 東京グローブ座
【大阪】2017年5月26日(金)~5月28日(日) シアター・ドラマシティ

『新世界ロマンスオーケストラ』公演情報

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