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March 29,2018 (Thu)
笑う囲み
(左奥から)梅垣義明 鳥居みゆき かとうかず子 石井愃一
(左前から)松本享恭 宅間孝行 片岡鶴太郎 篠田麻里子

あたたかい笑いと切ない涙で感動を誘う作品に定評のある、宅間孝行主宰「タクフェス」。2017年の春に立ち上げた「春のコメディ祭!」シリーズではこれまでとの差別化を図り、笑いのエンターテインメントに振り切った作品を上演する。シリーズ2作目となる本作は、ノンストップのリアルタイムで突つ走る抱腹絶倒のシチュエーションコメディ。今度の舞台は病院のロビー!?入院患者に見舞い客、医者や看護師まで様々な人々を巻き込んで、病院内は大混乱!「白い巨塔」ならぬ「笑う巨塔」と化していく。

初日公演前に公開ゲネプロが行われ、作・演出の宅間孝行をはじめ、キャストが登壇、意気込みを語った。

笑う5

出演には、作・演出の宅間孝行を筆頭に、本格コメディに挑戦する篠田麻里子、25年ぶりの舞台出演という片岡鶴太郎のほか、ヒーローもので人気を博し、映像・舞台などで人気急上昇中の松本享恭、昨今、女優としての活躍めざましい鳥居みゆき、実力派の俳優の石井愃一、梅垣義明、かとうかず子らが脇を固めるなど、多彩なメンバーが顔を揃えた。チケット発売中。ほか詳細は公式サイトへ。

笑う4

◆宅間孝行
本日初日なのでここ(ゲネプロ)からもう一段上げていきます。コメディはお客様の笑いがあって作品が完成するので、お客様と一緒に作ることが楽しいです。総勢16名のキャストで面白いいものを作ろうと、頑張って空間を作っています。お芝居だけじゃなくイベント等も盛りだくさんのエンターテインメントをやっていますので、是非劇場に遊びにお越しください、待ってます!

◆篠田麻里子
私は本格的なコメディの舞台は初めてに近く、コメディ揃いの方が今回たくさんいらっしゃるので、その中で自分のキャラクターを出すのは難しいです。体力的には、東京グローブ座は舞台上より舞台裏がキツイですね。楽屋に行くのに階段が多いので移動が大変で。。。(片岡:階段が金毘羅さんなんですよ!(笑)) 鶴さんは先ほどカッコいい事を言ってましたけど、めちゃくちゃセリフを間違えるんです(笑) ほぼアドリブに近いので、それらをどうフォローできるか日々考えています。でもそんなアドリブをいろんなところから拾うところ、きちんと修正してくるところは「さすがだな」と思います。

◆松本享恭
(本作の稽古で)めちゃくちゃエネルギーが必要だと思いました。稽古中でテンションを上げろと怒られて、悔しくて上がって、また怒られて上げての繰り返しで頑張りました。(宅間:オレがすごく怒っているみたい。。。)いやいや宅間さんはとても優しいですし、必要な事を的確にアドバイス頂いています。(梅垣:言っちゃえよ! もっと言ってやれよ!(笑))

◆梅垣義明
えー、先ほどゲネプロが終わりまして、初日本番までの間にこのあとダメ出しがあります。それがとにかく怖いです(笑)

◆鳥居みゆき
私はすごく楽しくやれています。製作発表の時に、宅間さんに「一番大変そう」とか言われていたのが懐かしいです。でしょでしょ!(宅間さんを叩く!)(宅間さんに「稽古場で意外に頼りになるんですよ」と言われガッツポーズ) 最後のダンスタイムの時には、鶴さんを私と麻里子ちゃんが運んでいます。全然動かないんですよ鶴さん。二人で立ち位置に運んでいるんです。(片岡:娘に介護される姿がどういうものか見たい人は是非(笑))

◆かとうかず子
鶴太郎さんのアドリブは毎回恐ろしいです。体力的には、実は今日のゲネプロの前にもダンスの練習を3回していまして、今日はゲネプロを含めてもう4回踊っていて汗だくです。いい汗かいています!この後もう一回(初日公演)あるのが怖いです。。。(笑)

◆石井愃一
ゲネプロをうちの息子が観せて頂いたんですが、私の楽屋に着た途端に「踊りの振りが違う」とダメ出しされました。 これまでダンスを夜中に息子から教わっていたのですが、厳しく言われました。息子には年齢を理由にするなと言われています(笑)

◆片岡鶴太郎
25年ぶりの舞台ということで、新鮮な気持ちで楽しんで演じています。(記者:今日のもアドリブですか?)宅間さんと絡むところは…ほとんどアドリブです(笑) 板の上でファイトしています。体力ですか?芝居が2時間半、ヨガが7時間ですから全然こたえてないです…、でも本当はちょっときつい(笑) 宅間さんとは付き合いが長いなので、演出やアドリブの話をよくしていますね。

※この日片岡さんは「私は貝になりたい」という台本のセリフを「私はイカになりたい」に変えてしまい、意地の張り合いのように宅間さんとのアドリブ合戦に。「そんなセリフ稽古場で一度も言ったことないのに」と宅間さん。「いつも貝じゃ飽きちゃって」と片岡さん。


笑う8

笑う7

とび・浩美の元弟子 松原富雄……宅間孝行
浩美の長女 花田ふみ………………篠田麻里子
山之内代議士秘書 山之内蓮太郎…松本享恭
代議士 浜村惣一朗…………………石井愃一
山之内代議士秘書 芥川……………梅垣義明
としお…………………………………佐藤祐基
空本……………………………………越村友一
車田邦明………………………………北代高士
えり……………………………………堀川絵美
洋子……………………………………梛野里佳子
田端サマンサ…………………………想乃
大村あゆみ……………………………豊泉志織
野々村…………………………………渡辺碧斗
浩美の妻 花田恒子…………………かとうかず子
四王病院看護師長 絹枝……………鳥居みゆき
とび親方 花田浩美…………………片岡鶴太郎

笑う1

【ストーリー】
東京はとある所にある「四王病院」。この病院には様々な人が入院していた。
総選挙を間近に控えた山之内代議士が突然倒れ運び込まれた。山之内の息子であり、父親の秘書も務める蓮太郎(松本享恭)と秘書として長年仕える芥川(梅垣義明)、新人秘書のあゆみ(豊泉志織)の3人は検査の結果をやきもきしながら待ちわびていた。
検査の結果、単なる疲労と分かり胸をなでおろす3人だったが、総裁選を前に健康問題を対立候補陣営につつかれてはまずいと、入院の事実を党本部に隠そうとその場しのぎの言い訳を…。
一方、頑固で意地っ張りの典型的な江戸っ子のとび職の親方、花田浩美(片岡鶴太郎)は検査の為入院していた。家族も本人も大病かと心配したが、結果は軽い胃潰瘍。調子づき、たまの入院生活でわがまま三昧の浩美。
そこに一人の男が見舞いにやって来る。
昔、浩美の元で修行をしていた富雄(宅間孝行)が数年振りに現れたのだ。しかしこの男、とんでもない者。富雄との再会に喜ぶのは浩美の娘、ふみ(篠田麻里子)ばかり。
そんな中、軽い胃潰瘍だと思っていた浩美の病状が実は…。
また、政界の古狸、浜惣こと浜村惣一朗(石井愃一)は秘書を連れ親友である元横綱、三子山親方を見舞いに来ていた。 総裁選を控えた大事な時期に仕事をほったらかすなど相手陣営に知れたらとやきもきする秘書をよそにばれる訳がないと意気揚々の浜惣であったが…。
患者、見舞い客、医者、看護師、水道屋…様々な想いや事情が交錯し、平穏だった病院はとんでもない事態に…。

笑う2

笑う6

笑う3

【作・演出】
宅間孝行
【出演】
宅間孝行 篠田麻里子 松本享恭
石井愃一 梅垣義明
佐藤祐基 越村友一 北代高士 堀川絵美 梛野里佳子 想乃 豊泉志織 渡辺碧斗
かとうかず子 鳥居みゆき
片岡鶴太郎
【東京】
2018年3月29日(木)~4月8日(日)東京グローブ座
【愛知】
2018年4月13日(金)~15日(日)ウインクあいち 大ホール
【兵庫】
2018年4月17日(火)~22日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
【愛媛】
2018年4月24日(火)ひめぎんホール サブホール
【福井】
2018年4月30日(月・休)越前市文化センター 大ホール

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March 27,2018 (Tue)
ハイ・ライフ1
(左から)【演出・上演台本】谷賢一、伊藤祐輝、古河耕史、細田善彦、ROLLY
撮影:田中亜紀

男4人の舞台『High Life -ハイ・ライフ-』のけいこが公開され、演出の谷賢一、古河耕史、細田善彦、伊藤祐輝、ROLLYが意気込みを語った。

本作は、カナダの劇作家リー・マクドゥーガルの戯曲処女作で、1996年にカナダ・トロントで初演。その後、欧米で数多く上演されている人気作で、日本でも多くの劇団やプロデュース公演が行われている。

過激かつ反社会的な四人― ディック、ビリー、バグ、そしてドニー。彼らが会すると、いつでも違法薬物と犯罪の臭気が立ち上る。生活も人生も行き詰まって根無し草のような彼らは、ある計略を強行して大金を得ようと手を組む。それぞれがそれぞれの思惑を胸に、仲間内で繰り広げる懐柔・牽制・挑発・脅迫...。社会と常識から完全に逸脱した過激なジャンキーの生き様をフリークショウのように見せながら、絆や敬意、対立や憎しみを描いて、人間の、生の本質の一面を浮かび上がらせるドラマ。止められない、でも、脱け出したい。渇き飢えた本能は、四人を何処へと奔らせるのか……?

ハイ・ライフ2

ポップでロックで文学的な創作スタイルで、脚本・演出ともに幅広く評価を受けている谷賢一が本作で演出・上演台本を担う。音楽にはOpen Reel Ensembleから吉田悠・吉田匡、そしてドラムに山口元基(moltbeats)が参加。映像をDRAWING AND MANUAL 清水貴栄が担当し、谷賢一と4名のみのキャストと共にかつてない不協和音をステージで奏でる。

自由勝手な、どん詰まりでドラッグまみれのおバカな中年男たちが、ドラッグほしさに企む一攫千金。いくら失敗しようと、それでも懲りずに安易な明日を夢見てしまうオトナたちが、破滅的でありながらどこか豊かで自由にも見え、哀れでありながらも真っ当な人たちからもうらやましく見えてしまう……そんな男騒ぎの痛快作品『High Life -ハイ・ライフ-』に注目だ。
チケットは好評発売中! ほか詳細は公式サイトへ。

ハイ・ライフ3

●演出・上演台本:谷賢一
音楽や映像を使って世界観、またはトリップの様子などを立体的に表現できないかという事を模索しております。今回オープンリール・アンサンブルのメンバーが音楽チームに入っていますし、トリップで歪んでいく映像なども駆使し、現実感を遠ざからせる表現ができるのではないかと思っています。実際のドラッグを使ってしまうと捕まってしまいますが、舞台でトリップしてもらう分には捕まりませんので、どうぞ“あうるすぽっと”でトリップするつもりでお越し頂ければと思います。

●古河耕史
僕の演じるディックは、いかようにも捉えられる余白のある人物だと感じています。人の集団の中に必ずいるというポジションの役です。この作品は僕らにとっても初めての試みがいくつもあり、創造芸術というか、そんな空気感で進行しています。何が起きるんだろうという気持ちでお越し頂ければ、そんな皆さんの期待を受けて、恐ろしい荒海にお連れしたいと思います(笑)

●細田善彦
空っぽでつかみどころのないところがビリーの魅力だと思いますが、実際役としてもなかなかつかみどころがなく、皆さんと話しているうちに、サディスティックな人間かも、人をおちょくって楽しんでいるんじゃないかなと思い始めています。まだ、ビリーを捉えきれていませんが、稽古場では先輩たちに引っ張ってもらっています。

●伊藤祐輝
僕が演じるバグはキレやすい役なのですが、この怒りの裏には深い寂しさを秘めている人物だと思っています。他人がいるからキレられるわけで、むしろ人に依存しているタイプかなと。この作品は、稽古場で初日から皆さんで話し合って作っていくというのが、安心できるし素敵だなと思っています。

●ROLLY
ドニーは、泥棒するけど多くは望まないという人物です。生粋のいじめられっ子だったもので、気の弱いドニーを演じるにあたっては同級生の不良にからまれた経験が大変役に立っています。何事も無駄は無いですね(笑) 。ミュージカルや音楽が絡んだ作品での出演経験はありますが、ストレートプレイは初めてで、ギターが弾ければいいのになと神様にお願いしながらも、音楽はなしの本作品で頑張っております。でも、これは音楽が結構主体になっていると思います。割とアート寄りですよね。


ハイ・ライフ4

●ストーリー
集まった男4人は孰れもジャンキー。保護観察中のディック(古河耕史)、出所したばかりのバグ(伊藤祐輝)、女性関係で追い込まれているビリー(細田善彦)、そして腎臓が一つしかないドニー(ROLLY)…… 人生に行き詰まった彼らは、一発逆転を狙って大金を手に入れようとディックが思いついた「ある計略」に乗って、銀行のATMを襲うために渋々手を組む。
ディックの期待、バグの苛立ち、ドニーの緊張、ビリーの高揚……盗難車の中で息を潜める四人のテンションが極限まで張り詰めて、一触即発の事態が。

※この物語は、違法薬物の使用等についての反社会的な思想や行為を容認するものでは決してありません。



【作】
リー・マクドゥーガル
【翻訳】
吉原豊司
【演出・上演台本】
谷賢一
【出演】
古河耕史、細田善彦、伊藤祐輝、ROLLY
【東京】
2018年4月14日(土)~28日(土) あうるすぽっと

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March 22,2018 (Thu)
ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル オールキャスト
上段左から 尾上右近 篠井英介 南沢奈央 葛山信吾 鈴木壮麻
下段左から 村川絵梨 陰山 泰

PARCOプロデュース2018『ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル』の出演キャストが全て決定、発表された。主演を務める歌舞伎界の新鋭・尾上右近をはじめ、若く華やかな実力派の南沢奈央、芝居巧者の葛山信吾、鈴木壮麻、陰山泰、村川絵梨。さらに篠井英介が満を持して、母性溢れる主人公の母親役に決定。力強い俳優陣が、初めて翻訳現代劇の舞台に立つ尾上右近と共に、珠玉の作品を創り上げる。

本作は2012年にピューリッツァー賞戯曲部門賞を受賞したキアラ・アレグリア・ヒュディス女史の傑作。なぜ人は薬物に救いを求めてしまったのか、彼らが求めていたものが本当は何なのか、そこから立ち直った後、人々がどうやって生きていくのか。コカインとインターネットという二つの媒介を通して対比させることで、人と人との触れあいや絆が、いかに大切なものであるかをくっきりと浮かび上がらせる。

■G2(翻訳・演出)
演劇のほんとうの面白さって何だろう?と自問することが多くなった昨今、出会ったのがこの戯曲です。Web空間と演劇のミスマッチなマッチング。文字通りワールドワイドに繋がってゆく人々(日本も登場します!)。それぞれに問題を抱え、喘ぎ、苦しみながらも、誰かと繋がろうとする。そんな登場人物たちが織りなす新感覚の劇空間を、右近さんを始め、熱量の高いキャストたちと創り上げる喜び。それはきっと最高の興奮をもたらすはず。です。

ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル

■ストーリー
ヴァーチャルな空間で出会った、様々な問題を抱えた人たち。
サイトを通じて心を通わせながら、それぞれが自分の人生を取り戻していく愛と希望の物語。

オデッサは特殊なサイトを運営しているサイト管理人。そのサイトは、何千マイルも離れてまったく異なる職業につきながら、ある共通点を持った人々が集まるサイトだった。ヘロイン、コカインといった依存性のあるドラッグ中毒者たちである。無職の者、税務署職員、起業家などなど。管理人のオデッサ自らも元コカイン中毒者であり、かつて幼い娘と息子を依存症のために見殺しにしかけ、娘を失った過去を持っていた。

生き残ったオデッサの息子エリオット(尾上右近)は、伯母のジニーに引き取られて青年に成長すると、やがてイラク戦争に出兵して肉体的に負傷すると共に、帰還してからはあるトラウマに悩まされていた。また、エリオットの従兄弟で彼の良き理解者である大学非常勤講師のヤズミンは、現在離婚調停中で人生に行き詰まっていた。

すべての登場人物が、人生の行方を探そうとしてあらがい彷徨う中、エリオットの育ての母であり伯母だったジニーの死をきっかけに、オンラインとオフライン、それぞれの人間関係がリアルな世界の繋がりの中へとくっきりと浮かび上がり、少しずつ変化していく。
ドラッグを契機に身内も含めた「社会」から疎外されてしまった人々。改めて他者とつながりたいという願望を募らせつつも、うまくいくはずがないと葛藤する彼ら彼女らのありようは、現代社会の闇であると共に、ネット社会こその一筋の希望を照らし出す。


【作】キアラ・アレグリア・ヒュディス
【翻訳・演出】G2
【出演】尾上右近 篠井英介 南沢奈央 葛山信吾 鈴木壮麻 村川絵梨 / 陰山 泰
【東京】2018年7月6日(金)~7月22日(日) 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA

『ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル』公演情報

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