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October 29,2018 (Mon)
偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)
(c)2019『偽義経冥界歌』

生田斗真主演いのうえ歌舞伎「偽義経冥界歌(にせよしつねめいかいにうたう)」の情報が解禁された。

2017年春から2018年大晦日まで約2年間、客席が360°回転するというアジア初の劇場・IHIステージアラウンド東京(豊洲)でのロングラン公演という前代未聞のチャレンジを敢行した劇団☆新感線。回転しなくなる新感線の2019年は、3年ぶりの劇団本公演、旗揚げ39周年にあたる“サンキュー興行”を敢行。 まず“春公演”は、大阪、金沢、松本公演を行い、“夏秋公演”の別演目をはさみ、明けて2020年に東京、福岡公演を予定している。“春公演”の演目は『偽義経冥界歌』(にせよしつねめいかいにうたう)。2016年の『乱鶯』以来のいのうえ歌舞伎の新作で、劇団の座付き作家・中島かずきによるゼロベースからの完全新作は2014年の『蒼の乱』以来。また、いのうえにとっては、この2年の経験と出会いからの刺激を財産とし、改めていのうえ歌舞伎に向き合うことで時代劇でできることの新たな可能性を探っていく。

今回のモチーフは“奥州三代”と“義経黄金伝説”。源義経は、歴史上の一大事に大きく関わっているというだけではなく、その後、数多なる物語に登場しており、実は偽物説、影武者説等、ドラマティックな謎を多く抱えているという魅力的な人物でもある。その義経が実際に奥州に匿われていたという史実をベースに、奥州三代の盛衰の行方も絡めつつ、中島脚本ならではのファンタジーも散りばめたストーリーが展開される。
今作は、主人公の偽義経を中心としながらもまるで群像劇のような、それぞれの人間ドラマをも堪能できる味わいの作品であり、新感線ならではの笑いたっぷり、殺陣、アクション満載の王道エンターテインメント。

★いのうえ歌舞伎とは…神話や史実などをモチーフとし、ケレン味を効かせた時代活劇のシリーズ。近年では、その持ち味に加えドラマに重きをおき、人間の業を浮き彫りにした作品作りへ進化している。 

主人公の偽義経、<源九郎義経・みなもとのくろうよしつね>を演じるのは、『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』(2016年)以来、新感線には4度目の出演となる生田斗真。2002年上演の『スサノオ~神の剣の物語~』でいのうえ歌舞伎作品に登場して以来、いのうえや中島、劇団員らとも親交が深い“準劇団員”ではあるものの、いのうえ歌舞伎の新作に主演として挑むのは、これが初めてのこと。さまざまな作家、演出家と組み、繊細でナイーブな演技から、すべて振り切った強烈におバカな役柄までを完璧に演じ切る生田が、新感線の本格的な時代劇のど真ん中でいかなる境地に達するかご注目だ。
共演は、『髑髏城の七人』Season花(2017年)以来2度目の新感線出演となるりょう、新感線初参加となる中山優馬、本作が初舞台となるシンガーソングライター藤原さくら、新感線への出演はこれが5回目となる押しも押されぬ“準劇団員”の山内圭哉、『蒼の乱』(2014年)以来2度目の参加となる早乙女友貴。さらに、ダブルキャストに大阪・金沢・松本公演に劇団員の橋本じゅん、東京・福岡公演では三宅弘城が演じる。そして、『メタルマクベス』disc1(2018年)で退団以来21年ぶりに劇団公演に参加した橋本さとしも出演。さらに、粟根まことをはじめとする劇団員らが舞台を彩る。

2019年も、今まで以上のトップスピードで突っ走る劇団☆新感線! 他では決して観られない極上のエンターテインメント時代劇がここに誕生する。


作:中島かずき
いのうえ歌舞伎の完全新作、ゼロベースからの書き下ろしという意味では『蒼の乱』以来、そして鎌倉時代の物語を書くのはこれが初めてになります。 今回モチーフに使ったのは、奥州藤原三代と源義経との関わりです、この物語では“奥州奥華(おうが)”と書き換えていますが。 奥州の人たちは蝦夷の末裔なので、今回は僕が長年書き続けている北関東から東北を舞台にしている作品群、『阿弖流為』『蒼の乱』『髑髏城の七人』『吉原御免状』の間を埋める作品だったりもします。 義経が藤原秀衡を頼って奥州に逃げ込んでいた史実をもとにしていて、加えて義経にはもともと替え玉説もありますからね。 生田斗真くんで“偽義経”というところがミソで、考えついた時には「これだ、イケる!」と思いました。基本的にキャラクターは全部あてがきですが、 斗真くんにあてがきするのはこれが初めて。振り切っちゃったほうがそれゆえの悲しさ、健気さが出るはずなので、彼が新感線に対して想ってくれている気持ちに応えたくて、 腕によりをかけました。ここまで書いて怒られないか?と思いつつも(笑)、僕なりに斗真くんの良さを活かして書いたつもりです。

演出:いのうえひでのり
今回はまず斗真くんありきで、初めてのいのうえ歌舞伎の主役でと考えた時に、これまではチャラいキャラクターのほうが多かったので、 もうちょっと真面目にというかがっつりと時代劇に取り組んでもらおうと思ったんです。彼の場合は芝居の基本をウチの劇団で身につけたようなところがあって、 “準劇団員”いわゆる“新感線TRIBE”の中ではメイン役者のひとりでもありますから(笑)。 脱ステージアラウンド第1弾の主役としても、とても力強い存在。どちらかというと“受け”の芝居をすることが多いようですが、今回は珍しくその逆、 ツッコミまたはボケの芝居を楽しんでもらえることと思います。そして僕としてはとにかく観客席を回すことを考えなくていいので、 そういった意味では久しぶりに通常業務に戻る感覚もありますね。とはいえ、今回の台本もこれまた大変で、ある意味“義経伝説”であり、 『リメンバー・ミー』でもあり、主役を張れるくらいの個性派たちがゾロゾロ出てくるので『アベンジャーズ』でもあり(笑)。 『偽義経』のはずなのに?と思われるでしょうが、観ればきっと「ああ~、そういうことか!」と納得していただけるのではないかと思います。

生田斗真コメント
劇団☆新感線には『Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!~』以来、3年ぶり4回目の参加になります。 実は、いのうえ歌舞伎に主演という形で出させていただくのも、中島さんの書き下ろしに出させていただくのも初めてなんです。 源義経の偽物の役どころになりますが、歴史上の人物を描きながらも僕が属するチームのパートは意外と自由にやれそうだとも思っていて。 あまり型にハマり過ぎず、舞台上で縦横無尽に飛び回りたいですね。それにしても、基本的に新感線のみなさんとご一緒するときはちょっと頭の弱いキャラクターになることが非常に多くて(笑)。 今回もどうやら正義感に溢れた、憎めないおバカちゃん的な役になりそうです。 そしてたっぷりと立ち回りがあり、歌があって、ほんの少しのラブがある、いかにも新感線らしい作品になるんじゃないかと予想します。 本格的な時代劇なので着ているものが重かったり暑かったりしますが、お客様にはこちらが苦労すれば苦労する分、楽しんでいただけるはずですからね。 今回も大いに苦労をして、大いにヒイヒイ言いながら、がんばりたいと思っています。


あらすじ
日の本の国が、源氏と平氏の勢力で二分されていた時代。源頼朝(みなもとのよりとも)/粟根まことが鎌倉を拠点に力を蓄えていた一方で、 国の北方、“みちのく”と呼ばれる奥州はどちらにも属さず独立自治を貫いていた。 奥州をまとめていたのは奥華(おうが)一族。その都である奥泉は“黄金の都”と噂されており、 また奥華の民は死者を木乃伊(ミイラ)にする風習があるため奥泉のはずれにある洞窟には先祖代々の木乃伊が眠っている。

その地元のものが聖なる場所として崇める洞窟で、ある若侍が暴挙を行った。彼の名は 遮那王牛若(しゃなおううしわか)/早乙女友貴、 頼朝の義理の弟で平氏の追っ手から逃れるために奥華によりかくまわれていたのだ。 お目付け役の僧常陸坊海尊(ひたちぼうかいそん)/山内圭哉と 奥華次郎泰衡(おうがのじろうやすひら)/中山優馬の制止を無視し、挙句の果てに次郎と斬り合いになる。 そこに割って入った次郎の兄奥華玄久郎国衡(おうがのげんくろうくにひら)/生田斗真だったが、 はずみで牛若を死なせてしまう。 僧兵に追われ逃げる玄久郎の前に立ちはだかったのが武蔵坊弁慶(むさしぼうべんけい)/橋本じゅん/三宅弘城。 玄久郎を錫杖で打ち据えると、奥華の屋敷へ連れていく。

屋敷では奥華の当主奥華秀衡(おうがのひでひら)/橋本さとしが待っていた。 次郎をかばうためとはいえ頼朝の挙兵直前だったこともあり、牛若を殺したのは大問題だと頭を抱える一同。 だが「牛若はそこにいる!」と玄久郎を指さす弁慶。弁慶や海尊ら僧たちが口裏を合わせ、 さらに奥華の金塊を軍資金として差し出せば、義兄の頼朝は騙せると踏んだのだ。 あまり深く考えず、その提案を受け入れた玄久郎は、ここで元服もし、 以降は源九郎義経(みなもとのくろうよしつね)を名乗ることとなる。

そうして義経らが頼朝の元に向かっている間、奥泉では先祖代々の木乃伊が並ぶ洞窟内で巫女たちが歌い踊り、酒宴が行われていた。 秀衡の妻でありながらも、奥華の巫女長(みこおさ)としては彼と対立する立場でもある 黄泉津(よもつ)の方/りょうは、義理の息子である義経よりも、実子の次郎のほうが正当な後継ぎであると主張する。

その間も進軍を続けていた義経は、平氏一門との戦いの中で、大陸渡りの歌歌い 静歌(しずか)/藤原さくらと出会う。彼女が“六絃(ろくしん)” という楽器を奏でながら歌う歌には現世と冥界を繋ぐ不思議な力があった……。

偽りの身分を盾にしつつ、常にポジティブシンキングと機転とで数々の苦難を軽々と乗り越えていく義経。 その目に映るのは日の本の天下の光か、はたまた冥界に広がる闇か…?


【作】
中島かずき
【演出】
いのうえひでのり
【出演】
生田斗真 
りょう 中山優馬 藤原さくら 
粟根まこと 山内圭哉 早乙女友貴 

右近健一 河野まさと 逆木圭一郎 村木よし子 インディ高橋 
山本カナコ(東京・福岡公演) 礒野慎吾 吉田メタル 中谷さとみ 保坂エマ 
新谷真弓(大阪・金沢・松本公演) 村木 仁 川原正嗣 武田浩二

狩野新之介 鈴木智久 山﨑翔太 渡部又吁 小板奈央美 後藤祐香 齋藤志野 鈴木奈苗
藤家 剛 川島弘之 菊地雄人 あきつ来野良 藤田修平 北川裕貴 紀國谷亮輔 下島一成


橋本じゅん(大阪・金沢・松本公演) 三宅弘城(東京・福岡公演)
橋本さとし
【大阪】
2019年3月8日(金)~21日(木・祝) フェスティバルホール
※2019年1月27日(日)発売
【金沢】
2019年4月2日(火)~7日(日) 金沢歌劇座
※2019年1月27日(日)発売
【松本】
2019年4月18日(木)~21日(日) まつもと市民芸術館
※2019年1月27日(日)発売
【東京】
2020年2月予定 TBS赤坂ACTシアター
【福岡】
2020年4月予定 博多座

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October 26,2018 (Fri)
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歌舞伎の名作「青砥稿花紅彩画」(通称:「白浪五人男))の人物設定をモチーフに、尊王攘夷運動に沸く幕末を舞台にした音楽活劇「SHIRANAMI」。チケット一般発売開始を前に、2種類のメインビジュアルが完成した。

早乙女太一演じる“弁天小僧菊之助”は、女性にも化ける美男子という設定のキャラクター。弁天小僧と菊桐花魁の2種類の写真が両面を彩る。同じく元宝塚トップの龍 真咲演じる“赤星十三郎”は見目麗しい美少年という設定のキャラクターで、小夜という町娘役も演じることから、この二人が男女両方の写真で別々のメインビジュアルとなっている。

海外ミュージカル作品を数多く演じてきた伊礼彼方は、今回が和モノ初出演で、本作では“南郷力丸”役を演じる。また、2.5次元作品以外の舞台は本作が初となるゴールデンボンバーの喜矢武豊は、神出鬼没な盗人“忠信利平”役を、さらに上記4人の盗賊たちを束ねる“日本駄衛門”役に、G2演出の舞台ではお馴染みの実力派俳優、松尾貴史という顔ぶれが揃った。

それぞれが別々に行動していた盗賊たちが、やがて「日本を丸ごと盗もうとする」悪党共の存在に気付き、団結してこの”大盗賊”たちのたくらみを阻止しようとする物語を、演劇・殺陣・歌・ダンスを融合させる”音楽活劇”として舞台化する本作。チケットの一般販売は10月28日(日)から各プレイガイドで始まる。ほか詳細は公式サイトへ。


【脚本・演出】
G2
【ショー演出】
市川訓由
【出演】
早乙女太一 龍 真咲 伊礼彼方 喜矢武豊(ゴールデンボンバー) 松尾貴史 他
【日程・会場】
2019年1月11日(金)~1月29日(火) 新国立劇場 中劇場

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October 26,2018 (Fri)
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今、話題沸騰中の 360°全方位に客席が回転する新劇場「IHI ステージアラウンド東京」。昨年から1年3ヶ月にわたり絶賛上演された劇団☆新感線「髑髏城の七人」花鳥風月極に続き、絶賛上演中の新感線☆RS『メタルマクベス』。その第三弾となる"disc3"が11月9日(金)に開幕する。そして「髑髏城の七人」から好評を博している本公演の生中継《ライブビューイング》が、今回も12月6日(木)に開催することが決定、発表された。

「メタルにはマクベスが良く似合う」といういのうえの着想から生まれた『メタルマクベス』は、2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組み、初めて挑んだシェイクスピア作品。ロックバンドが劇中で生演奏する音楽に特化したスタイルで上演された。その『メタルマクベス』が12年の時を経て、激しいリズムに突き上げられて瓦礫の中から復活。今回の公演の為に宮藤自ら脚本を書き直し、キャストを変え、いのうえが演出にアレンジを加えてdisc1、disc2、disc3と題して3作を連続上演する。ライブビューイングの詳細は特設ページへ


ONWARD presents 新感線☆RS『メタルマクベス』disc3 Produced by TBS
【作】
宮藤官九郎
【演出】
いのうえひでのり
【音楽】
岡崎 司
【振付&ステージング】
川崎悦子
【原作】
ウィリアム・シェイクスピア「マクベス」松岡和子翻訳版より
【出演】
浦井健治 長澤まさみ /
高杉真宙 柳下 大 /
峯村リエ 粟根まこと 右近健一 /
橋本じゅん / ラサール石井 他
【公演】
2018年11月9日(金)~12月31日(月)
IHI ステージアラウンド東京(豊洲)

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