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February 28,2022 (Mon)
『狐晴明九尾狩』

2021年秋に劇団☆新感線41周年興行として東京・大阪にて上演された、中村倫也主演『狐晴明九尾狩(きつねせいめいきゅうびがり)』が、劇団☆新感線の話題の舞台を映画館で上映する《ゲキ×シネ》として全国の映画館で【6月24日(金)】より全国公開されることが決定。 また、今秋にはBlu-rayの発売も決定した。

『狐晴明九尾狩』は中島かずき描き下ろしによる伝奇時代劇。これまで小説、漫画、映画、ゲームと数多くの作品が生み出されてきた安倍晴明だが、そこは“劇団☆新感線”。晴明伝説にひと味もふた味もスパイスを加え、新感線らしいアクション、歌、ダンス、笑いを盛り込み、演出のいのうえひでのりが伝奇ファンタジーとして創り上げた。

主役の安倍晴明を演じたのは、映画・ドラマ・舞台と作品ごとに様々な表情を魅せる中村倫也。「中村倫也が安倍晴明を演じたら」という発想から誕生した本企画、その周囲の期待に応え、演技・ビジュアル・立ち回りとどこを切り取っても魅力的な晴明が立ち上がった。
共演者も豪華。若手実力派女優として確固たる地位を築く吉岡里帆が、新感線初参加で九尾の狐と因縁のある狐霊を演じ、そして、新感線2度目の参加となる向井理は、陰陽師に化け日の本の支配を企てる九尾の狐役で凄みある存在感を示しました。更に、心強い共演者たちに浅利陽介、竜星涼、早乙女友貴、千葉哲也。そして、高田聖子、粟根まことら劇団員も加わり作品を盛り上げた。

《ゲキ×シネ》ではその舞台の興奮はそのままに、映像・音声ともにスクリーン用に編集・ミックスし、洗練されたクオリティと臨場感溢れる映像に仕上げ、映画館の大スクリーン&高音質で上映される。さらに今秋には、そのゲキ×シネ版本編映像と特典も満載した豪華Blu-rayパッケージの発売が決定。舞台として多くの観客を魅了した『狐晴明九尾狩』が早くも映像になる。

【作】中島かずき
【演出】いのうえひでのり
【出演】
中村倫也 吉岡里帆/浅利陽介 竜星涼 早乙女友貴/千葉哲也 高田聖子 粟根まこと/向井理 他


詳細は以下サイトにて。

2022年6月24日(金)公開 ゲキ×シネ『狐晴明九尾狩』

2022年秋頃発売予定 『狐晴明九尾狩』Blu-ray

2022年アーカイブ

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February 28,2022 (Mon)
1987年(昭和62年)に開館した東京都多摩市の複合文化施設「パルテノン多摩」が、大規模改修を経て今年7月からリニューアルオープンを迎える。リニューアルオープン企画第1弾として、まずは杮落とし公演のオーケストラの特別演奏会やリーディングシアター、祝祭性の高い最高峰の伝統芸能公演、親子でもオトナだけでも楽しめるコンサート、音楽朗読劇など、多彩な企画をラインナップが発表された。画第2弾は後日発表。

なお、7月1日のリニューアルオープンに先駆け、3月27日からは大ホール、小ホール、オープンスタジオ、クラフトラボ以外がプレオープンとなる。詳細は特設サイトへ。

リニューアルプレオープン特別企画
・一般内覧会
3月27日(日)9:00~17:00
3月28日(月)~3月30日(水) 9:00~/10:00~/11:00~

・プレオープン特別企画 キース・ヘリング壁画展示
パルテノン多摩2Fに新設されたオープンスタジオでプレオープン期間の限定4日間、パルテノン多摩所蔵のキース・ヘリングの壁画「マイ・タウン」「平和」を特別展示。

3/27(日)は“リニューアルプレオープンDAY”と銘打ち9:00から、その他午前中に2回、ウェルカムミュージックとしてバチカンブラザーズによる演奏を予定。クラシカルで珍しい自動演奏楽器(1900年製ピアレス・トリオ・オーケストリオン他)の演奏も予定されている。

リニューアルオープン企画 第1弾

1
左から 井上道義、服部百音
リニューアルオープン企画 杮落とし公演
読売日本交響楽団特別演奏会
日程:7月1日(金)
会場:大ホール
指揮:井上道義 
出演:ヴァイオリン服部百音 読売日本交響楽団
2
リニューアルオープン企画 杮落とし公演
橋爪功リーディングシアター
日程:7月1日(金)
会場:小ホール
出演:橋爪 功
3
左から レ・フレール、黒色すみれ
リニューアルオープン企画 杮落とし公演
キッズ&ファミリーコンサート
日程:7月2日(土)
会場:大ホール
出演:レ・フレール
ゲスト:黒色すみれ
4
左から 一路真輝、愛加あゆ
リニューアルオープン企画 杮落とし公演
音楽朗読劇『愛しいクレアへ-冷蔵庫のうえの人生』
日程:7月2日(土)~3日(日)
会場:小ホール
出演:一路真輝 愛加あゆ
ピアノ演奏:大貫祐一郎
5
左から 野村万作、野村萬斎、野村裕基
リニューアルオープン企画 杮落とし公演
『再開館を寿ぐ「三番叟」「二人袴」』
日程:7月3日(日)
会場:大ホール
出演:野村万作 野村萬斎 野村裕基 
   石田幸雄 月崎晴夫 野村太一郎 他
6
左から 竹澤恭子&津田裕也
リニューアルオープン企画
竹澤恭子&津田裕也 デュオコンサート
日程:7月16日(土)
会場:小ホール
出演:ヴァイオリン 竹澤恭子 / ピアノ 津田裕也

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February 28,2022 (Mon)
恭しき娼婦

2022年6月4日(土)より19日(日)まで紀伊國屋ホール、その後、兵庫・愛知にて舞台『恭しき娼婦(うやうやしきしょうふ)』が、栗山民也演出、奈緒、風間俊介らの出演により上演される。

20世紀最大の哲学者にして、現代思想の巨人、ジャン=ポール・サルトル。「実存主義」を牽引した哲学者として世界に大きな影響を与えただけでなく、小説や映画脚本の執筆にも取り組み、劇作家としても数々の戯曲を世に残した。中でも、1946年に発表された「恭しき娼婦」は、非情な世界における人間の“権利”“尊厳”、そして“自由”といった、いつの世も人類が向き合う問題に正面から取り組み、最も完成度が高いと評される。

この傑作戯曲に立ち向かうのは、常に冷静かつ、研ぎ澄まされたまなざしと並外れた手腕で、その時代の世相を作品に反映させてきた演出家・ 栗山民也。本作の上演をかねてから熱望していたという栗山が、今、この時代に上演することで、本作を通してどんなメッセージを観客に問うのか、期待が高まる。

舞台はアメリカ南部。冤罪を被せられて逃走する黒人青年をかくまう娼婦リズィー。だが、その街の権力者の息子であるフレッドはリズィーに虚偽の証言をさせようと、その黒人青年と由緒ある家系の白人の男どちらを救うか選べと迫る。街全体で黒人が犯人と決めつける状況の中で、リズィーが下した決断は……。

物語を大きく動かす重要な決断を迫られることとなる娼婦のリズィーを演じるのは、映画・ドラマ・CMとその顔を見ない日はないほど今最も旬な若手実力派女優の奈緒。2018年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で愛嬌あふれるヒロインの親友役を好演し注目を集め、翌年放送されたドラマ『あなたの番です』(NTV)では一転して主人公に執着する狂気じみた隣人を熱演、その演技力の高さを世に知らしめた。

そして、街の権力者の息子でリズィーに虚偽の証言を迫る白人のフレッドを演じるのは、ジャニーズ事務所きっての演技派俳優として確かな実績を積み上げてきた風間俊介。『3年B組金八先生』(99・TBS)で二面性を持つ人物を名演し話題を集めると、以降もどこか闇をもった個性的な役柄を見事に演じ上げ地位を確立。近年は『監察医 朝顔』(19-20・CX)での主人公の夫役など、爽やかな好青年を演じることも増加し、豊かな表現力で人々を魅了し続けている。

さらに、冤罪を被せられ逃走している黒人役で野坂弘、ジョン役などで椎名一浩、ジェイムズ役などで小谷俊輔、フレッドの父で街の権力者である上院議員役で金子由之と、演技力に定評のあるキャストが集結。栗山民也と卓越した演技力をもつキャスト陣で創り上げる『恭しき娼婦』に注目が集まる。チケットは4月23日(土)より一般発売開始。ほか詳細は公式サイトへ。

栗山民也(演出)
サルトルのとても短かな、とても感情的な劇
学生の頃から、サルトルのこの劇のことは気になっていた。あの当時は、ヌーヴェル・ヴァーグと呼ばれたゴダールやトリュフォーなどの革新的な運動に理屈なく嵌っていたから、サルトルやカミュは、その思想的先駆者だった。そのサルトルが観念ではなく、アメリカの地を自分の足で歩いて描いたレイシズムを扱った劇「恭しき娼婦」は、他の作品とは確かに違っていた。妙に生々しく感情が裸だ。テーマは勿論、人種差別だけではないが、アメリカという資本主義国家のこれからの行方を、全身でしっかりと受け止めようとしていたかのようだ。
「8分46秒」とは、米ミネソタ州で、あのジョージ・フロイドが白人警察官に膝で首を押さえつけられていた時間だ。「今」もあり、「昔」から何も変わらず、どこにでもある人間の差別。この劇のレイシズムは、現代の人種問題だけではなく、人間のすべてに対する「差別とは何か」を照射するかのようだ。静かに当たり前のように世界の底を重く流れ続ける疎外。
ずっと気になっていた劇だった。稽古が始まり、一つひとつの言葉がどんな響きで相手役と絡み合うのか、その瞬間に出会うことに今から心躍る。

奈緒
出演のお話をいただき、自分にとっても本当に大きな挑戦になるなと思いました。自分にはまだ早いのではないか、という気持ちもあったのですが、栗山さんともいつかはご一緒させて頂きたいと思っていましたし、決まったからには一生懸命お稽古を重ねて、成長できるようにがんばりたいと思います。
この作品は、登場人物がそれぞれの決断をしていく中で、正義とは、人が持つ権利とは、ということを考えさせられますし、自分の信念や曲げたくないものを貫いて生きていくことの難しさを感じることになると思います。ただ、そこには絶対に希望が残ってほしいと感じましたし、現代の状況に置き換えて、これからも皆で手を取り合って戦っていこうという強い気持ちを伝えられる舞台にもなっていると思います。ぜひ劇場でご覧ください。お待ちしています。

風間俊介
不条理なことが多い今の世の中で、こういった楽しいだけではない色々な困難に立ち向かう物語を、栗山さん、奈緒さんはじめ、このメンバーと一緒に創れることを嬉しく思います。栗山さんの作品は以前から拝見していますが、毎回、根幹、真理のようなものが炙り出されていくような、楽しかっただけで終わらない、帰り道に自問自答するような作品だなと思っていました。今回も、過去の時代を振り返りながら今の時代を見て、これからの未来を考えるような作品を創っていけるだろうと楽しみにしています。演劇を上演することも、観に行くことも、難しいと感じるこの世の中で、それでもこの作品に興味を持ち、観たいと思ってくださり、足を運んでいただけることに感謝して、良い作品をお届けすることを胸を張って約束したいと思います。ぜひ劇場にお越しください。

【作】
ジャン=ポール・サルトル
【翻訳】
岩切正一郎
【演出】
栗山民也
【出演】
奈緒 風間俊介
野坂弘 椎名一浩 小谷俊輔 金子由之
【東京】
2022年6月4日(土)~6月19日(日) 紀伊國屋ホール
【兵庫】
2022年6月25日(土)・26日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【愛知】
2022年6月30日(水) 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール

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