2017年12月にKAAT神奈川芸術劇場にて、2018年3月にTBS赤坂ACTシアターにて上演されるミュージカル「HEADS UP!/ヘッズ・アップ」の出演者が発表された。
名を連ねるのは、主演に、本日5月24日に56歳を迎えた哀川翔。共演に、相葉裕樹、橋本じゅん、青木さやか、池田純矢、大空ゆうひ、中川晃教ら個性豊かなキャスト陣。
本作は、【舞台制作のスタッフワーク】にスポットを当てた群像劇で2015年11月に初演され、第23回読売演劇大賞 演出家部門優秀賞を受賞した注目作。ミュージカルファンだけでなく多くのエンタメファンから熱望され再演が決定、今作は、初演時から規模を大きくして上演することとなった。
原案は、数多の舞台作品を創り続けてきたラサール石井。かねてより、客席から観ているだけでは到底想像のつかない【舞台制作のスタッフワーク】にスポットを当てた群像劇を描きたい、と想いを熱くするも、さして珍しくもないバックステージもののミュージカル、且つ主人公の職業は、その仕事内容が一般的に知られていない「舞台監督」…と、中々実現には至らず、構想を練ること10年。ついに、ウィットに富んだ笑いと人間の機微を丁寧に描き出す筆力に定評のある倉持裕による脚本、さらに、幅広いジャンルの音楽に精通している玉麻尚一が音楽を手掛け、石井自らの演出でミュージカル「HEADS UP!」が誕生した。
物語
ミュージカルファンなら誰もが知る”あの名作”が1000回目の公演を終え、華々しく終了する、はず…だった。しかし、主演俳優の鶴の一声で、某地方都市の古い劇場で1001回目を上演することに!さあ、現場はてんやわんや。舞台美術は廃棄済み、スタッフの人手も足りない、キャストのスケジュールも押さえていない…、さらに、舞台の総指揮を執るのはこの作品が初めて、という新人舞台監督!とんでもない条件の中でもスタッフたちは必死に幕を開けようと奮闘する。幸か不幸か、チケットは完売、つまり観客が待っている!!
果たして幕は無事に開けられるのか…。そして主演俳優が1001回目の上演にこだわった理由とは…?
原案・作詞・演出/ラサール石井コメント
初演が「舞台愛に溢れた、日本発のオリジナルミュージカル」と大好評、大成功に終わった「HEADS UP!」その再演が早くも決まりました。しかもキャストの大半がそのままで!
今回は神奈川芸術劇場を皮切りに地方をまわり、TBS赤坂ACTシアターに帰ってきます!
前回見逃した方は是非、ご覧になった方も、バージョンアップした「HEADS UP!」を再度御体験ください!
主演/哀川 翔コメント
ミュージカル界の実力者達と又、ご一緒出来るなんて、幸運です。力の限り頑張ります。