作家で演出家の鴻上尚史が書き下ろし、森雪之丞が作詞・音楽監修を手掛ける新作オリジナル音楽劇 KOKAMI@network vol.16「ローリング・ソング」のチケットが6月16日(土)より一般発売開始となる。
物語の主軸となる夢に翻弄される20代・40代・60代の三世代の男たち。
歌手としてだけでなく近年は舞台をはじめ映像作品においてもその俳優としての魅力を存分に発揮している中山優馬、アーティストとしての実力もさることながらミュージカル俳優として数々の作品に出演する松岡充、歌手・俳優として確固たる地位を築き、鴻上作品へ10年ぶりの出演を果たす中村雅俊という歌手・俳優としての顔を持つ三人が演じる。
そして、その三人の男たちに関わる二人の女に、アイドル活動を経て現在は女優として活動する森田涼花、日本を代表するミュージカル女優として話題作への出演が続く久野綾希子が決定。
2018年8月11日(土)~9月2日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて、9月5日(水)~6日(木)まで福岡・久留米シティプラザ(ザ・グランドホール)にて、9月14日(金)~16日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。ほか詳細は
公式サイトへ。
◎ストーリー
20代のミュージシャンは夢におびえ、40代のビジネスマンは夢をあきらめ、60代の結婚詐欺師は夢をつかもうとあがく。三世代の男達がぶつかり、それを見つめる女達もまた、自分の夢を追って闘う。
物語は、昔ロッカーだった男の元に若い男性がやって来る所から始まる。青年は、今は納豆を売っている男に「私はあなたの子供だ。母親はあなたのファンだった」と告げる。ロックバンドをやっていた男は、20代にそんなことがあったようななかったような気がして混乱する。
父親の姿に失望した青年に夢をあきらめるなと熱く語る60代の男性は、「夢を売る結婚詐欺師」だった。彼は納豆売りの母親を口説き、納豆売りの娘はロックを捨てようとする若者と出会う。
転がり続ける人生の中で、誰にも胸の中に鳴りやまない音楽がある。愛してやまない音楽がある。夢はいつまで見ていいのか。三世代がぶつかり、あがき、歌い上げる物語。