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内博貴、大空ゆうひ、那須佐代子ら出演の舞台『まさに世界の終わり』。東京公演が絶賛上演中!

October 14,2018 (Sun)
まさに世界の終わり
(左から)那須佐代子、内 博貴、大空ゆうひ

兵庫公演を皮切りに、名古屋・藤沢での上演を経た舞台『まさに世界の終わり』の10月13日(土)~11月6日(火)までの東京公演がついに幕を開けた。劇場では囲み取材が行われ、内博貴、大空ゆうひ、那須佐代子が登壇。それぞれに作品にかける思いを語った。

本作は1995年に38歳の若さで亡くなったフランスの劇作家・ジャン=リュック・ラガルスが、1990年にベルリンで執筆した戯曲。18歳からブザンソン国立演劇学校(コンセルヴァトワール)で演劇を学び、逝去するまでの20年に満たない期間で25本の戯曲を執筆した。没後には大いに注目を集め、作品が多数上演されるなど高い評価を受けている。

物語の主人公は34歳のルイ。長く帰郷していなかったが、不治の病を得て実家に戻ってくる。家族に病を打ち明けられずにいる中、家族が言い争いをしたり、互いを気遣ったりする情景が会話劇として描かれる。家族の愛や葛藤を確固たるメッセージとして提示するのではなく、家族との噛み合わない会話や遠回しな表現から、沈黙をも印象的に魅せ、その描写の一つ一つから《家族》とは何なのか、観客の心に語り掛ける。2016年には同戯曲をもとに、グザヴィエ・ドラン監督が「たかが世界の終わり」というタイトルで映画化し、第69回カンヌ国際映画祭グランプリを受賞、アカデミー賞外国語映画賞カナダ代表作品に選ばれた。

今作では齋藤公一翻訳の戯曲を石丸さち子が上演台本化し、演出も石丸が手掛ける。石丸は早稲田大学演劇専攻を卒業後、蜷川幸雄演出作品に俳優・演出助手として多数参加、現在では演出家・劇作家として多彩に活躍。作・作詞・演出のオリジナルミュージカルを手掛けることも多く、注目を集めている。

不治の病に侵されたルイ役を務めるのは内博貴。2010年より出演している堂本光一主演舞台「Endless SHOCK」への出演や、ブロードウェイ・ミュージカル「コメディ・トゥナイト!」など、音楽劇やミュージカル作品に多数出演、今作が「グレイト・ギャツビー」(2016)以来2年ぶりの主演舞台となる。共演には、元宝塚歌劇団トップスターで多彩な演劇、ミュージカル、コンサートなどで活躍する大空ゆうひ。常に抜群の演技力で評価の高い那須佐代子と鍛治直人。そして新鮮な魅力にあふれる島ゆいか。当日券ほか公演情報の詳細は公式サイトへ。

◆内博貴
「まさに世界の終わり」は、とても芸術的で文学的な作品で、このようなタッチの作品は初めてです。全てを理解するまでが、今まで出させていただいた作品の中で、一番難解でした。セリフ量がとても多く、長セリフで10ページぐらいある部分もあります。会話劇ではありますが、全員に長セリフがあるので、一人が話しはじめたら、ぶわーっと話し続けるので、なにかあったときにフォローができない、個人戦のようです(笑)。
東京公演は、公演期間も長くて、1日に2公演を行うのも初めてなんです。神経を研ぎ澄ます繊細なお芝居なので気を引き締めて頑張ります。ぜひ皆さま劇場にいらしてください!

◆大空ゆうひ
内さんは、キャッチ力が凄いんです。ダメ出しが入っても、すぐに自分の中に取り込んで演じられていてすごいなと思いました。初共演ですが、この家族には、こんな素敵な(義理の)弟がいるんだと、自然に感じることができました。

◆那須佐代子
ルイが実家に帰ってきて、18年ぶりに会うという設定なんですが、いやぁ…、こんなきれいな息子になって。本当にきれいですよね。兄は乱暴もので、弟はとても繊細。稽古中も、演出の石丸さんから「かっこよすぎる!」というダメ出しも出るくらいでした(笑)。


【原作】
ジャン=リュック・ラガルス
【翻訳】
齋藤公一
【上演台本・演出】
石丸さち子
【出演】
内 博貴 大空ゆうひ 島ゆいか 鍛治直人 那須佐代子
【東京】
2018年10月13日(土)~11月6日(火) DDD青山クロスシアター

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