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手塚治虫による“生命賛歌”生と性の物語「奇子(あやこ)」初の舞台化!五関晃一(A.B.C-Z)が挑む!

March 25,2019 (Mon)
五関晃一
原作:手塚治虫、上演台本・演出:中屋敷法仁、主演:五関晃一(A.B.C-Z)で贈る舞台「奇子」。7月19日(金)から28日(日)まで紀伊國屋ホール、ほか水戸・大阪での上演が発表された。

手塚治虫はヒューマニズム溢れる作風で広く知られる一方、策謀や背徳といった人間の心の闇や犯罪、グロテスクで過激な表現など、そのイメージとは対照的な「黒い」作品も多く描いている。戦後の田舎社会を舞台に、少女監禁や近親相姦などセンセーショナルな描写も巧みに取り入れた「奇子」は、この作品群の代表作とも言える作品。

主演を務めるのは、A.B.C-Zのグループでの活動のほか、舞台「シェイクスピア物語~真実の愛~」をはじめ精悍な佇まいで俳優としても注目を集める五関晃一。単独での主演は、今作が初となる。共演には、三津谷亮、味方良介、駒井蓮、深谷由梨香、松本妃代、相原雪月花といったフレッシュな感性と個性豊かな面々が。さらに独自の存在感で深みを増す中村まこと、硬軟自在の演技力が魅力の梶原善と、実力派も揃う。

そして上演台本と演出を手掛けるのは、物語の舞台となる青森県出身者でもある中屋敷法仁。気鋭の演出家ながら、その研ぎ澄まされた演劇感覚と手腕に定評のある中屋敷が、どう「奇子」を表現するのか。2019年夏、演劇界に一石を投じる本作に期待が集まる。

◆五関晃一(A.B.C-Z)
初めて原作を読んだ時、「本当に手塚さんの作品なのかな?」と思うくらい生々しくリアルな人間模様に驚きました。そんな「奇子」という作品が舞台でどう表現されるのか、個人的にも今から楽しみです。仁朗の狂気の中にある愛や絆をしっかり演じきれるよう頑張っていきます。

◆中屋敷法仁
五関晃一さんが身にまとうミステリアスな雰囲気が舞台版『奇子』には必要でした。パフォーマーとしての底力はもちろん、憂いをたたえた表情や瞳に宿る強い信念など、五関さんのすべての魅力が『奇子』の世界をさらに濃密なものにしてくれると期待しています。五関さんの生身の心と体が舞台空間で躍動する姿、どうぞお楽しみに!


■物語
青森県で500年の歴史を誇る大地主・天外一族。村では絶大な富と権力を誇っていたが、終戦後の農地改正法により、その勢いは静かに衰えつつあった。
太平洋戦争から復員した仁朗が帰ると、家には奇子という妹が生まれていた。それは父・作右衛門と兄嫁・すえの間に生まれた私生児だった。兄の市朗が、遺産ほしさに妻であるすえを差し出したというのだ。

「うちは異常な家だ!狂ってるんだ!」

そんな仁朗も、しかし、GHQのスパイとして仲間を売って生き延びて来た。
組織の命令により、さらなる陰謀に加担して行く仁朗。
仁朗の犯した罪、一族の犯した罪=奇子が複雑に絡み合い、やがて奇子は土蔵の地下に閉じ込められ、死んだことにされる。それから十一年後、末弟・伺朗は強く反発している。

「うちの家系はまるで汚物溜だ。犬か猫みてぇに混ざり合って、そのつど、金と権力でもみ消したんだ…」

さらに十一年後、地下で育てられ続けてきた奇子は、伺朗により地上へと出される。隠蔽した罪や過去が、次々に暴かれ、
やがて一族を滅ぼすことになる。地方旧家の愛欲、戦後歴史の闇を描く因果の物語。


【原作】
手塚治虫
【上演台本・演出】
中屋敷法仁
【出演】
五関晃一(A.B.C-Z)
三津谷亮 味方良介 駒井蓮 深谷由梨香 松本妃代 相原雪月花
中村まこと  梶原 善
【水戸プレビュー】
2019年7月14日(日)~15日(月・祝) 水戸芸術館ACM劇場
【東京】
2019年7月19日(金)~7月28日(日) 紀伊國屋ホール
【大阪】
2019年8月3日(土)~4日(日) サンケイホールブリーゼ

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