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伊藤健太郎初主演舞台『春のめざめ』本日13日(土)にいよいよ開幕!

April 13,2019 (Sat)
写真左から 白井晃(演出)、岡本夏美、伊藤健太郎、栗原類
写真左から 白井晃(演出)、岡本夏美、伊藤健太郎、栗原類

KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて13日(土)から始まる舞台『春のめざめ』が、その初日を前に公開ゲネプロを行い、主要キャストの伊藤健太郎、岡本夏美、栗原類の3名と演出の白井晃が登壇して取材に応対した。

思春期の少年少女たちの”生”と”性”、大人たちからの抑圧などを描いたフランク・ヴェデキントによる130年以上昔の戯曲をストレートプレイとして舞台化し、一昨年話題をさらった舞台『春のめざめ』を、キャストを新たに再演する本作。舞台参加は2度目にして初主演となった伊藤健太郎、前作では観客として作品に触れ、是非参加したかったという岡本夏美、前作でも高い評価を得て、同じ役で再び抜擢された栗原類の3名がそれぞれに意気込みを語った。

神奈川公演は4月29日まで。その後、東広島、兵庫で公演が行われる。

◆登壇者コメント
伊藤健太郎
伊藤健太郎(メルヒオール役)

舞台は2回目ですが、経験が浅いので声の出し方や体の使い方など一から白井さんに教えて頂きました。緊張はしますが、全力で教えを出し切れるように頑張りたいです。稽古が楽しく、早く稽古場に行きたいと毎日思っていたくらいで、稽古が終わって食事をしながらでも、キャストの皆さんとずっと「春のめざめ」の話ばかりしていました。
白井さんから頂いた「健太郎の中のメルヒオールを出して」という言葉が印象に残っています。稽古中は外枠だけでメルヒオールを演じてしまうこともあって、難しいなと思っていたところにこの言葉を頂いて、自分の素の部分も出していこうと思いました。メルヒオールの悩みや気持ちは若かったころの自分にも共感できるので、そうした気持ちを伝えられたらと思います。



岡本夏美
岡本夏美(ヴェントラ役)

稽古中にたくさん白井さんから教えて頂きました。初演を観た時に挑戦してみたい役だったと言ってしまいましたが、今となってはそんなことを軽々しくは言えないくらい大変な役でした。白井さんからは「ヴェントラとして生きてください」と言って頂いたり、「ヴェントラを選んだのは僕だから(君の演技に)責任を持つよ」と私に寄り添ってくださっている感じが嬉しかったです。伊藤さんはすごく熱い方で、みんながついていきたくなるような座長です。



栗原類
栗原類(モーリッツ役)

(初演と)役者が変われば空気も変わりますが、とても楽しい稽古場でした。稽古中は白井さんの言葉が心にささるし、欲を言えばもっと稽古をしていたいです(笑)。 とはいえ、タイムリミットがある中で創り上げなければならないので、僕自身は明日からの本番を楽しみたいと思います。作品の中ではメルヒオールとの掛け合いが多いです。伊藤さんのことを信じています。モーリッツは好奇心が旺盛でたくさんしゃべる子です、自分の限界に縛られず、エネルギーを使っていいんだと思いました。




KAAT神奈川芸術劇場 芸術監督 白井晃(本作の演出)
構成・演出:白井 晃

今回はメルヒオールとヴェントラの役者が新しくなり、役者の関係性も変わりますので、演出的には少し手を入れて、大枠は変えず人物を掘り下げました。類君は作品の理解力が素晴らしく、岡本さんは根性のある子です。健太郎君は演技のセンスが素晴らしいと思いました。「春のめざめ」を再演したのは、子どもたちの生きることへの対じの仕方、性の悩みというものは今でも変わっていないわけで、これは130年前の作品ですが今の時代でも十分に共感できます。ですので、今後もレパートリーのような形で繰り返して上演していきたいという思いから再演に踏み切りました。若いキャストの皆さんはこれからの日本の演劇、芸能を担う立場にいる人たちですので、舞台の面白さや厳しさも知ってもらええれば、との思いから色々厳しいことも言わせてもらいました。ですので、明日からの本番、ぜひ期待して観にいらしてください。

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