撮影:宮川舞子
Ⓒ舞台「文豪ストレイドッグス 三社鼎立」製作委員会
鳥越裕貴、多和田任益、橋本祥平らの出演で人気を集める、[ヨコハマ]を舞台に繰り広げられる熾烈な異能力アクションバトル『舞台「文豪ストレイドッグス 三社鼎立」』が、6月8日(土)より上演を開始。岩手、福岡、愛知、大阪を巡演し、7月3日(水)から10日(水)まで東京・日本青年館ホールにて上演される。
「文豪ストレイドッグス」は2013年からヤングエースにて、朝霧カフカ(原作)・春河35(漫画)により連載が開始された異能力アクションバトル漫画。現在までにコミックスは17巻、シリーズ累計で750万部を突破する大人気作品となった。
2017年12月、TVアニメ第1シーズンをもとに舞台「文豪ストレイドッグス」を上演し、初の舞台化にもかかわらず全席完売の大ヒットを記録。翌18年9月には、人気スピンオフエピソード「黒の時代」編を描く舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」を上演し、好評を博した。
第三弾となる今作は、TVアニメ第2シーズンで描かれた「組合(ギルド)」編を描く。異能力を持つ探偵集団・武装探偵社と、裏社会に巣食うポートマフィア、そして新たに現れた北米の異能者集団・組合(ギルド)、この三組織の生き残りをかけた巨大異能戦争が繰り広げられる。
第一弾から続投する演出・中屋敷法仁、脚本・御笠ノ忠次のタッグは、役者の身体表現やアンサンブルのダンス、研ぎ澄まされた映像の投影など、多彩な表現手法を駆使して原作世界を立体的に描き出し、演劇ならではの「文豪ストレイドッグス」の世界を創り出す。
武装探偵社に属する少年・中島 敦を演じるのは、第一弾で舞台初主演を務めた鳥越裕貴。太宰 治は、第二弾「黒の時代」でかつてポートマフィアに属していた頃の太宰を演じ好評を博した多和田任益が演じる。ポートマフィアの芥川龍之介役に、進境著しい橋本祥平。太宰と深い因縁のある中原中也を、様々な舞台で高い注目を集める植田圭輔が引き続き演じる。そして今作で舞台初登場となる、北米から襲来した組合(ギルド)の団長、フランシス・F役には、多数の舞台やドラマで存在感を示す君沢ユウキ。さらには、武装探偵社の社長・福沢諭吉役に和泉宗兵、ポートマフィアの首領・森 鴎外役に窪寺昭ら、実力派俳優が顔を揃えた。当日券情報ほか詳細は
公式サイトへ。
▼中屋敷法仁(演出)
魅力あふれる刺激的な原作を俳優たちのナマの身体でどのように生み出すのか。
出演者・スタッフ一同が、それぞれの「異能力」を最大限に発揮し、その最適解を求め、足掻きながら創作してきました。
舞台芸術の最前線と呼べる、最高にエキサイティングな劇空間が誕生したと自負しています。
劇場でお会い出来ることを楽しみにしております。
▼鳥越裕貴(中島敦役)
まず、ひと言。
これは、紛れもなく演劇です。
稽古中は最初から最後までキャスト、スタッフの皆様、常に全力で文豪ストレイドッグスという作品を楽しみました。
稽古初日から千秋楽までずっと挑戦し続ける、挑戦出来るカンパニーです。
そして、笑顔の絶えない素敵な現場。
奇才の中屋敷さんを筆頭に素晴らしいスタッフさん、キャストと共に五都市で芝居を出来る事を嬉しく思います。
みんなが文豪ストレイドッグスを愛し、演劇を愛しています。
シリーズものですが舞台を観た事のない人にも観て頂きたいです。
演劇の面白さが伝わると信じています。
キャスト32名
全身全霊で挑みます。
文ステに関わるキャスト、スタッフの皆様の文スト愛、演劇愛を感じて頂ければと思います。
予告します。
演出家、中屋敷さんの異能力
"演劇LOVE"、五都市で発動します。
▼ストーリー
軍や警察の管轄を越えた荒事を担う「武装探偵社」。
港湾を根城とし、裏社会を取り仕切る「ポートマフィア」。
常人ならざる〝異能の力〟を持つ者たちが
日夜駆く街・ヨコハマ。
そこへ、大国より襲来したる黒船――「組合(ギルド)」。
政財界や軍閥の要職にありながら密謀を働き
都市伝説ともいわれた北米の異能者集団である。
不遜強欲なる団長の名は、フランシス・F。
白虎と化す少年・中島敦に莫大な懸賞金を掛けた
誘拐事件の黒幕でもあった。
政府が秘密裏に発行する「異能開業許可証」の
買収を目論む彼らだが、その実、真に求めるものとは……?
三組織の生き残りを掛けた巨大異能戦争が勃発する!