(後列左から)ナルハワールド ハルナ・バッ・チーン 月ノウサギ テラシマユウカ キャン・GP・マイカ ユメノユア
(前列左から)ユイ・ガ・ドクソン ココ・パーティン・ココ 磯村勇斗 ヤママチミキ カミヤサキ 根本宗子
月刊「根本宗子」の旗揚げから10周年を迎えた演出家・根本宗子がパルコとの初タッグで臨む今夏の新作舞台、ミュージカル「プレイハウス」がついに開幕。今年メジャーデビューを果たし人気上昇中のアイドルGANG PARADE(通称：ギャンパレ)が風俗嬢役を、今や押しも押されもせぬ人気を誇る若手俳優でミュージカル初主演の磯村勇斗がカリスマホスト役を演じる話題作だ。
初日公演を目前に控えた劇場では囲み取材や公開リハーサルが行われ、作・演出の根本宗子をはじめ、主演のGANG PARADE、磯村勇斗が登壇。作品にかける意気込みを語った。
・根本宗子(作・演出)
今回初めてミュージカルを作るので、同じく初ミュージカルとなるGANG PARADEの皆さんと磯村さんとご一緒したいと思い、出演をお願いしました。全く見たことないミュージカルになっていると思うので皆さんに披露できるのが今から楽しみです。磯村さんという、今勢いがある俳優さんとご一緒できて刺激をたくさんもらえましたし、GANG PARADEというすごく体力のある皆さんと(笑)一緒だったからこそ、この暑い夏に誰一人倒れず元気に初日を迎えることができたのだと思います。PARCOさんは様々な色のお芝居を作られていて、特に音楽を使った作品が多いなという印象でした。今回はオーダーを頂いた通りの“夏っぽいお祭り感”のある、GANG PARADEの楽曲とお芝居がリンクした、PARCOさんでも見たことのないジュークボックスミュージカルになっています。ぜひ劇場へお越しください！
・磯村勇斗
本日からミュージカル「プレイハウス」が開幕します！僕にとって初めてのミュージカルで、稽古は実験的な空気もあってとても楽しかったですし、歌うこと、踊ることも初めてなので見せ方なども勉強になりました。役作りのために実際にNo.1ホストの方にも会いに行って、たくさんのことを吸収できました。ミュージカルだけど、LIVEのような、見たことのない作品になっています。ここまで作り上げてきたものを千秋楽までどの回も変わりなく見せられるように頑張りますので、夏休み最後、夏フェスを見に行くようなつもりで観に来てください！！
・ヤママチミキ
これまでアイドルとして活動してきて、今回、今までに経験したことのないことに挑戦できるチャンスを頂けて本当にうれしいです！今後の活動にも活かせることをたくさん学ぶことができました。普段と違って生バンドでの演奏が入っていて、振り付けもいつもは自分たちで考えているけれどこの「プレイハウス」のために東京ゲゲゲイのMARIEさんが新しく振り付けをしてくださったので新しい感覚です。“遊び人”の皆さんにも今までに見せたことのない姿を見せることができると思います！ぜひ観に来てください！
・カミヤサキ
私たちはアイドルとして活動していて、音楽での表現を主にやっているのですが、今回お芝居と歌とダンスといろいろなことを表現できるエンターテイメントを改めて考える楽しい機会になりました。普段から、一人でも多くの方に自分たちの音楽を届けたいと思って表現しています。それはお芝居でも同じだと思うので1公演1公演大切に、しっかり皆さんにお届け出来たらと思います。俳優の皆さん、根本さんに書いて頂いたストーリー、熱量のあるお芝居、すべてにたくさんのわくわくがつまっているのでぜひ楽しみに来てください。
【使用楽曲】
♪ Wake up Beat! ※書下ろし新曲※
♪ GANG PARADE
♪ GANG 2
♪ LAST
♪ Close your eyes
♪ Happy Lucky KiraKira Lucky
♪ sugar
♪ 正しい答えが見つからなくて
♪ RATESHOW
♪ FOUL
♪ Are you kidding？
♪ Jealousy Marionnette
♪ CAR RADIO/ HERETIC
♪あらすじ
ミキは小さな頃から隠し事が癖。
幼稚園の頃から思っていることを周りの子みたいに正直に口に出来なかった。そんな彼女が20歳を過ぎ、東京に出てきて出会った街は新宿、歌舞伎町。時が経ち、引っ込み思案だった彼女がついた職業は歌舞伎町の風俗嬢だった。
幼少期からとにかくモテて、人からちやほやされることしか経験せず育った聖也。ビジュアル系バンドの追っかけをしていた母の影響で、小学生の頃からホストのような出で立ちだった彼は、時を経て歌舞伎町一のホスト、一ノ瀬聖夜となっていた。
全く真逆だった二人の人生が運命に導かれ歌舞伎町で交差する時、ミキは人生最大の嘘をつくことになる。ホスト、ドラック漬けのジャンキー、ホテルの掃除婦、サラリーマン、そして風俗嬢。彼らがここでしか生きられない理由とは。
「世界地図で見たら私の小指の爪より小さなこの街が、私のすべてだ。ようこそ、みんなの遊び場、歌舞伎町プレイハウスへ。」
本作は、GANG PARADEの楽曲を使用した新感覚のミュージカル。ギャンパレ初となる生バンド(ドラム・ギター・キーボード)とのセッションもみどころだ。
既存楽曲に加え、公演の為に新曲「Wake up Beat!」が制作され、作詞は根本宗子、rap詞ヤママチミキ、作曲はギャンパレのサウンドプロデューサーでもある松隈ケンタとのタッグで、作品を最高に盛り上げる曲も披露される。
(この新曲は、11月13日(水)リリースするギャンパレメジャー1stアルバム「LOVE PARADE」へ収録)
また、振付は7月にグループ初の「ACOUSTIC LIVE」を成功させたばかりのアーティスト集団・東京ゲゲゲイのMARIE。衣装は、パルコの2018年秋冬キャンペーンイメージのファッションディレクションを担当し、日本メンズファッション協会の「第15回ベストデビュタント賞」も受賞した、今最も注目を集める若手デザイナー半澤慶樹(PERMINUTE)が担当し、作品にさらなる色どりを加える。
根本が、が今一番創作意欲を刺激されるというギャンパレ、幅広い役をこなす人気俳優の磯村勇斗をはじめ、栗原類、鳥越裕貴、富川一人、ブルー＆スカイ、猫背椿といった、バラエティー豊かなそうそうたるメンバーで、夏フェスを超えるエンターテインメントを創り上げる。
