(左から)竹之内景樹、原嘉孝、村瀬文宣、山本亮太、室龍太、江田剛、坂元健児、松本幸大、清水順二
撮影:伊東和則
1月10日(金)より上演中の『のべつまくなし・改』。壮大な物語にアクション要素を加えた、新しいオリジナルミュージカルを次々と世に打ち出し人気を得ている30-DELUX(サーティ・デラックス)と、ジャニーズJr.のユニット・宇宙Sixとのコラボレーション舞台第三弾となる本作が、開幕直前に行われた囲み取材で新たにライブバージョン『のべつまくなし・LIVE』の上演を発表した。アクションプレイミュージカルを彩った数々の歌と、初演と『改』に参加したキャストによるトーク、そしてレビューショーを含めたスペシャルステージとなる。詳細は近日発表。
現在上演中の『のべつまくなし・改』は、昨年4月に初演され、東京、名古屋、大阪、北九州合わせて2万人を動員した『のべつまくなし』の改訂版。世界観はそのままに、前作のキャストの一部を変更し、ストーリーや演出などをブラッシュアップ。関西ジャニーズJr.の室龍太、30-DELUX作品には4度目の出演となる坂元健児も、本作からの登場となった。
東京公演は1月12日(日)で日程を終了し、今後は名古屋公演、大阪公演、北九州公演へと続く。チケット情報ほか詳細は
公式サイトへ。
■江田剛(宇宙Six/ジャニーズJr.)
前回から半年間で、メンバーそれぞれが単独主演などを経験してきてせいか、すごくスキルアップしてるなと稽古場で感じられました。タイトルに「改」とありますように、今回も新たな挑戦だと思っています。レビューショーは前回の2曲から1曲増えて3曲やりますし、後半のストーリーも変わっているので、再演と言いつつ前回より8割くらいは変わっています。2020年の一発目にふさわしい、あるものをふんだんに使った作品になっています。
■山本亮太(宇宙Six/ジャニーズJr.)
今回は越えなきゃいけない壁がたくさんありましたが、すべて乗り越えてきましたので、今年イチ、最強の舞台になると自信があります。殺陣の手数も大幅に増えて、前回を超えることを意識しすぎて、今はむしろ、やりすぎたなと思っています。 “やりすぎまくなし”です(笑)。レビューショーの宇宙Sixの曲には室(龍太)も参加してくれて、振付は僕がしたんですが、当然ですが振付もいいですし(笑)、お客様にも新鮮だと思います。
■松本幸大(宇宙Six/ジャニーズJr.)
「のべつまくなし・改」は再演とはいえ、それ以上のレベルアップをしていて、僕たちもレベルアップしています。昨年、宇宙Sixを知っていただいた方もいらっしゃると思います。今回初めて観る方にも、宇宙Six、30-DELUX、作品のパワーを全てぶつけて、みなさんにこの作品を愛してほしいです。大好きジャスティス!
■原嘉孝(宇宙Six/ジャニーズJr.)
今回は前作と相手役が変わったので、セリフの言い回しも変わりますし、新鮮なものと捉えて一から構築してきました。うまく形になってきたので、お初日を迎えられるなと思います。終わった後にぶっ倒れるんじゃないかというほどハードな作品です。レビューショーには室くんも参加してくれて、5人でやるのも貴重なのでぜひ注目していただきたいです。
■村瀬文宣(30-DELUX)
今回は前作より3倍は疲れます。殺陣の手数もすごく増えたのに加えて、歌って踊っているのでとても疲れます。殺陣の面では前回は少し遠慮があったんですが、今回は僕からガンガンいって宇宙Sixのメンバーが合わせてくれたりとかもあって、みんな成長しているので、やっていて楽しいです。熱量を込めて、迫力もあるので楽しみにして頂けたらと思います。
■竹之内景樹(30-DELUX)
今回ダンスパートとかいろんなところで江田くんが演出で関わってくれて、みんなで前回を超えると口をそろえて言っています。初演を観た方は全然違うと思っていただけるくらいレベルアップしているので、ぜひ楽しんでいただきたいです。
■室龍太(関西ジャニーズJr.)
昨年の「のべつまくなし」を観劇して、その時に出演したいとお話しさせていただいたら、数か月後には呼んでいただけたので、参加できることが光栄ですし、感謝しています。宇宙Sixグループとして一緒に出演するのは今回が初めてです。稽古には途中から参加したのですが、30-DELUXの皆さんにはいっぱい迷惑をかけました。落語パートは日替わりではないです! 立て続けての舞台ですが、カンパニーのみなさんのサポートもあったので、何んとかいけちゃいそうです(笑)
■坂元健児
この作品は場面転換が早いんですが、出てくるキャラクターが個性的でみんな生き生きとしているので、2時間50分飽きずに観ていただけると思います。一般的なミュージカルと違って劇中曲も和の要素が入っているので見どころです。私は殺陣の経験が浅いんですが、殺陣の手数が多くて、しかも速いので大変でした。それから、みんな殺陣で切られているのになかなか死なないんですよ(笑) スーパーマンがたくさん出ている舞台です。
■清水順二(30-DELUX)
今回のカンパニーも最高です!宇宙Sixの4人にとって昨年は激動の年だったと、一ファンとして見ていたのですが、多種多様な作品、それぞれが単独主演などを経験してきて、前回に比べてものすごく逞しくなったなと思います。前回以上に30-DELUXを引っ張っていってくれましたし、作品を作るうえで多くの苦労がありましたが、それを前向きに捉えてくれて、今日のリハーサルでは山本君が皆を鼓舞するように狂ったような叫び声をあげたりして(笑)、皆を盛り上げてくれました。
■ストーリー
「殿中でござる!」
舞台は江戸時代。赤穂浪士の仇討ちに沸く江戸の町。武士の忠義を守るため、吉良邸に押しかける47人の武士たち…。
しかしこの仇討ち、実は仕組まれた芝居だった!?
心中をプロデュースする謎の商売を始めた商人と劇作家が、江戸の町を駆け巡る。
南と北の町奉行の対立、赤穂浪士の裏事情、将軍の行方不明事件、そして幕府転覆を企む巨大な陰謀…。
果たしてこの大芝居、のべつまくなし叶うのか!?