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安田顕主演『ボーイズ・イン・ザ・バンド~真夜中のパーティー~』が開幕!舞台写真&コメントが到着!

July 19,2020 (Sun)
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撮影:木村直軌

安田顕主演『ボーイズ・イン・ザ・バンド~真夜中のパーティー~』が18日、シアターコクーンで開幕した。今後は仙台、札幌、大阪公演を経て、なかのZERO大ホールでの東京凱旋公演まで上演される。劇場からは初日公演を前に、通し稽古での様子と演出の白井晃、主演の安田顕からのコメントが届いた。

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Q. 初日開幕ですが、お二人から意気込みをお願いいたします。

◎白井晃:
50%とはいえ、やっと観客の皆さんに劇場で作品を見ていただくことができます。
出演者と観客の皆さんが一緒にいる、この劇場の空気感を味わえることを楽しみにしています。

◎安田顕:
困難な状況の中、まずは初日を迎えるにあたって、関わってくださった皆様に感謝申し上げます。全身全霊で、マイケルという役を務めさせて頂きます。

Q. 演出の白井さんに、これまでも何度か日本でも上演し続けられてきた作品ですが、今回の作品の大きな違いはどこでしょうか。

◎白井晃:
今までの上演は二幕ものでしたが、今回は一幕通しになっています。私は、青井先生の演出での上演を拝見できていないので、残念ながら比べることができません。ただ、50年前に初演されたこの作品が、今の日本にも通じる問題であることを大きく意識して創っています。

Q. 稽古前にも大変な下調べをされていたようだと白井さんも舌を巻かれていたそうですが、主人公を演じるにあたっては何か特別な思いがございましたか?

◎安田顕:
自分が役を演じるからには、その人物のことを愛したいのですが、マイケルに関して並べる言葉は、実はマイナスな部分が多かったんです。孤独で、雄弁で、傍観者で、自分が傷つきたくないから人を傷つけてしまう。でも、なんだか憎めない人だなと。この人間臭いところが、共感できるところであり、不思議と愛せるところでもありました。

Q. 今回の環境下では、ソーシャルディスタンスを意識して、演出的な部分でどういった部分に配慮されましたか?

◎白井晃:
キスなどの行為は無しにしました。また、ハグも顔を離しての軽めのものにしたり、対面の演技の場合、出来うる限り向き合う時間を無くすように心がけています。また、パーティーシーンでの食事は全てフェイク物で、タバコなども本火は使わず、口にはつけずに食べたり吸ったりしているように見える形で演技をしてもらっています。さらに、舞台美術を通常より、舞台面奥に設定し、観客席との距離を取るように図っています。

Q. 演じる側として、現在の環境に配慮せざるをえない状況で演技をするやりにくさを克服するためにキャスト陣でしていること、または個人的な心構えなどがありましたら教えてください。

◎安田顕:
キャスト陣、そして個人的な心構えも含めてですが、白井さんの演出をとにかく信じて、実直に演じるということを心掛けております。

Q. これからご覧になられる方々へ、お二人が感じる作品の見どころを教えてください。

◎白井晃:
50年前、LGBTを扱った作品としては画期的なものだった本作は、社会の中でマイノリティとされた人々の苦しみと悲しみに満ちています。誰がマイノリティになるかは、その線引き次第でいつでも変化します。安田さん演じる主人公の切なさを、自分たちの問題として考えていただけたらと思います。全く個性の異なる9人の男優たちによる、舞台上での化学反応を楽しんでいただけたらと思います。

◎安田顕:
お客様には、役者同士のぶつかり合いの芝居の中で出てくるエネルギーや思いを生で感じていただければと思います。

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51年前に初演され、演劇界のみならず社会にも大変な衝撃を与えた本作。昨年ブロードウェイで新たに構築し直し、トニー賞の演劇リバイバル作品賞を受賞した。主演のマイケル役にTEAM NACSの安田顕。マイケルの恋人ドナルド役に馬場徹、真面目な数学教師のハンク役には川久保拓司、誕生パーティーのプレゼントとして派遣されてくる男娼のカウボーイに富田健太郎。インテリアデザイナーのエモリーに浅利陽介、ファッションカメラマンのラリーに太田基裕、アフリカ系米国人のバーナードに渡部豪太。マイケルの友人である弁護士で、メンバー内では唯一のストレート、アラン役に大谷亮平。そしてこの夜の誕生パーティーの主役でもあるハロルド役に鈴木浩介。豪華キャストたちが白井晃演出とのタッグで新たな『ボーイズ・イン・ザ・バンド ~真夜中のパーティー~』に挑む。ほか公演の詳細は公式サイトへ。

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◆ストーリー
真夏のニューヨーク。アッパー・イーストサイドにあるマイケルのアパートでは、ゲイ仲間のハロルドの誕生日を祝う 準備が進められていた。次第に仲間たちが集まりパーティーが始まろうとしている時、マイケルの大学時代の友人、 アランがやってくる。唯一のストレートであるアランの存在はマイケルたちの感情に変化をもたらし、雰囲気が徐々に険悪になりつつある中、パーティーの主役であるハロルドが現れる。パーティーは更に荒れ、マイケルは強引に「告白ゲーム」を始める。それは、心から愛している、または愛していたと思う相手に電話をかけ、直接「愛している」と告げると言うものだった。これをきっかけに、それぞれの過去や本音が暴露されていく。

果たして、それぞれは誰に電話をかけ、どんな告白をするのか。そして、マイケルにゲイであることを隠していると責められるアランは一体誰に告白の電話をかけるのか。
やがてパーティーの宴が終わったあと、男たちはどこへ向かうのか……。

【原作】
マート・クローリー
【演出】
白井晃
【出演】
安田顕
馬場徹 川久保拓司 富田健太郎 

浅利陽介 太田基裕 渡部豪太
大谷亮平 鈴木浩介

【東京】
2020年7月18日(土)~7月28日(火) シアターコクーン
【仙台】
2020年8月8日(土)~8月9日(日) 東京エレクトロンホール宮城
【札幌】
2020年8月15日(土)~8月16日(日) カナモトホール(札幌市民ホール)
【大阪】
2020年8月21日(金)~8月23日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
【東京凱旋】
2020年8月27日(木)~8月30日(日) なかのZERO大ホール

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