『INTO THE WOODS -イントゥ・ザ・ウッズ-』ビジュアル解禁!トニー賞3部門受賞、豪華キャストで映画化もされた伝説のミュージカル!
October 28,2021 (Thu)
2022年1月~2月、東京・日生劇場と大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演されるミュージカル『INTO THE WOODS-イントゥ・ザ・ウッズ-』のメインビジュアルが完成、発表された。
本作は『ウエスト・サイド物語』『太平洋序曲』『スウィーニー・トッド』など、名だたる名作ミュージカルを手掛けてきたスティーヴン・ソンドハイムが作詞・作曲、ソンドハイムの長年の盟友でもあるジェームズ・ラパインの脚本で1986年に発表され、87年にブロードウェイで初演されたミュージカル。88年のトニー賞では、ミュージカル脚本賞、オリジナル楽曲賞、ミュージカル主演女優賞の3部門を受賞、2002年にはリバイバル作品賞を受賞するなど輝かしい受賞歴を誇り、日本でも複数の演出家によって上演されている。14年には、巨匠ロブ・マーシャル監督、メリル・ストリープやジョニー・デップなど豪華キャストによって映画化され、アカデミー賞やゴールデングローブ賞に複数ノミネートされるなど大ヒットを記録した。
タイトルの通り“森”を舞台に、魔女に呪いをかけられたパン屋の夫婦と、赤ずきん、シンデレラ、ジャックと豆の木のジャック、ラプンツェルなど、童話の主人公たちが登場し、それぞれの物語が交錯。劇中では主人公たちの「I Wish(願い)」をのせた言葉がめまぐるしく繰り出され、家族の絆や社会の矛盾といった様々なテーマを織り込みながら、誰しもが本質的、普遍的に持つ「人間の業」を描く。
演出は、クラシック音楽やオペラにも造詣が深い熊林弘高が初ミュージカルに挑む。難解なソンドハイムメロディの音符一つ一つから作品に隠されたテーマを読み解き、新翻訳・新演出で上演する。
出演にはそれぞれのフィールドの第一線で活躍する異色キャスティングが実現。「赤ずきん」より赤ずきん役(※物語50音順)を羽野晶紀。「シンデレラ」よりシンデレラ役をミュージカル初挑戦となる古川琴音、継母を毬谷友子、義理の姉に湖月わたる、朝海ひかる、王子役を廣瀬友祐、執事役を花王おさむ。「ジャックと豆の木」よりジャック役を福士誠治、母親役をあめくみちこ。「塔の上のラプンツェル」よりラプンツェル役を鈴木玲奈、王子役を渡辺大輔。そしてナレーター・謎の男を福井貴一、パン屋の夫を渡辺大知、その妻をミュージカル初出演となる瀧内公美、魔女役を宝塚歌劇団退団後初ミュージカルとなる望海風斗。更に巨人の声を麻実れいが演じる。
今回公開されたビジュアルでは、作品のテーマとなる森を背景に、それぞれの物語の枠組みを額縁で表現。そして物語を支配する魔女に見下ろされるように、登場人物たちが佇む。人間の本能や欲望、深層心理を容赦なく暴き出し、美しく、ときに残酷な作品の世界に期待が集まる。チケットは11月7日(日)より一般発売。公演の詳細は
公式サイトへ。
【出演】
※物語ごとの50音順
赤ずきん…羽野晶紀(赤ずきん)
シンデレラ…古川琴音(シンデレラ)/毬谷友子(継母)/湖月わたる(継姉)/
朝海ひかる(継姉)/廣瀬友祐(王子)/花王おさむ(執事)
ジャックと豆の木…福士誠治(ジャック)/あめくみちこ(母親)
塔の上のラプンツェル…鈴木玲奈(ラプンツェル)、渡辺大輔(王子)
ナレーター・謎の男…福井貴一
パン屋…渡辺大知(夫)/瀧内公美(妻)
魔女…望海風斗
巨人(声の出演)…麻実れい
2021年アーカイブ