©️舞台「文豪ストレイドッグス STORM BRINGER」製作委員会
先般、上演決定が発表された舞台「文豪ストレイドッグス STORM BRINGER」。いよいよキャスト、ビジュアルほか公演詳細が決定、発表された。
「文豪ストレイドッグス」は、2013年にヤングエースにて朝霧カフカ(原作)・春河35(漫画)により連載が開始された、架空の都市[ヨコハマ]で繰り広げる異能力バトルアクション漫画。コミックスは現在22巻まで刊行、シリーズ累計で1000万部を突破する大ヒット作。舞台化シリーズは、2017年12月上演の舞台「文豪ストレイドッグス」を皮切りに、様々なキャラクターと時代にスポットを当てたエピソードを次々に上演。中屋敷法仁の演出による、演劇ならではの俳優の身体的な表現や、プロジェクションマッピングを駆使した映像などの多彩な演出手法が、熱い支持と高い評価を得てきた。
2021年10月には6作目となる「太宰、中也、十五歳」を上演。さらに2022年1月には、舞台の俳優陣が出演した実写映画も公開されるなど、“文ステ”はますます深く大きな広がりを見せている。
そしてこの度上演される7作目は、朝霧カフカによる小説を原作とした舞台「文豪ストレイドッグス STORM BRINGER」。前作「太宰、中也、十五歳」で描かれた「荒覇吐事件」から一年、ポートマフィアに加入し幹部の座を狙う十六歳の中也のもとに、中也を弟と呼ぶ“暗殺王”ポール・ヴェルレエヌが現れ……。
中原中也役に、シリーズを通して中也を演じ、まさにその身に秘める強大なエネルギーを鮮烈に放つ俳優・植田圭輔。中也の”兄”として現れる”暗殺王”ポール・ヴェルレエヌ役に佐々木喜英。欧州刑事警察機構の人造知能捜査官アダム・フランケンシュタイン役に磯野 大。十五歳の中也が率いていた「羊」の元構成員・白瀬役に伊崎龍次郎。ポートマフィアの武闘派組織“黒蜥蜴”の広津柳浪役に加藤ひろたか。ポートマフィアの一員である太宰 治役に田淵累生。ポートマフィアの首領・森 鴎外役に根本正勝。そして、中也の出自の秘密を握る謎の人物・N役に久保田悠来。
自らの過去を追い求める中也。ヴェルレエヌ、アダムとの出会いを機に、闇に包まれたその真実が姿を現す。中原中也とは“何”なのか――?そのアイデンティティに迫る渾身の物語が、舞台シリーズすべての演出を手がけ、作品世界の魅力を知り尽くす中屋敷法仁の脚本・演出によって舞台上に立ちあがる。
中屋敷法仁(脚本・演出)
原作「STORM BRINGER」は、まさに嵐のような小説です。
アクション、ミステリー、アドベンチャー、さまざまな要素が荒々しく渦巻き、読む者を熱くさせます。
舞台「文豪ストレイドッグス」の第七弾として、この作品に挑戦できることを何よりも楽しみにしております。
魅力的なキャスト・スタッフと共に、劇場内に嵐を巻き起こしたいと思います。ご期待ください。