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January 24,2020 (Fri)
佐藤隆太

海外で一大旋風を巻き起こした斬新な舞台『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』が1月25日に開幕する。本日、マスコミ向けに公開ゲネプロを行い、佐藤隆太が意気込みを語った。


佐藤隆太コメント
初めての一人芝居なんですが、アドリブやとっさの判断が必要になる作品を一人芝居で経験できるとは思っていなかったので、最初は驚きました。舞台をやるときは、初日を迎えれば作品を通しての手ごたえを感じるものですが、今回は毎日が初日のような感覚で臨まなくてはいけないので精神的にタフでいないといけないですね。でも、毎回新鮮で、刺激があるので、そういった意味では助かっている面と、ヒリヒリする気持ちが共存しています。お客さんによって公演ごとに空気感が全く異なり、かなりチャレンジングな作品ですが、今日のゲネプロは皆さん(報道陣)にもご参加いただけて、とても楽しかったです。僕の中でのベスト・オブ・ゲネプロでした(笑) ユタでの公演を観劇して、今まで感じたことのない暖かい気持ちを持ち帰れたので、今回観劇してくださった方にも同じように特別な観劇体験を持ち帰ってもらえたらなと思います。

ユタではお客さんがチャーミングでキュートに参加している方が多く、日本のお客さんがスムーズに参加してくれるか想像しづらかったのですが、谷さんが「絶対に日本でも上手くいく」と言ってくださって、昨日も、「きちんと芯は持った日本版になっている」と言ってくださったので、すごく心強いです。
初めての一人舞台ですが、お客さんと一つになって物語を紡いでいく作品です。参加することに怯むまず、もちろん観ていただくだけでも大丈夫ですので、味わったことない演劇体験をしてもらえればなと思います。



『エブリ・ブリリアント・シング』は2013年にイギリスで幕をあけ、翌年には演劇祭の最高峰の一つであるエディンバラ国際演劇祭に参加し、3年連続して同演劇祭で上演されるという快挙を成し遂げた作品。2014年以降、ニューヨークを始め、世界中で翻訳上演されている話題作の日本語初演となる。

『エブリ・ブリリアント・シング』が、世界中の人々を虜にしてきたのは、観客との距離が近いトークライブかのような、特殊でユニークな上演形態が挙げられる。登場人物は一人のみ。開演前から、出演者が観客に話しかけたり、番号のついた小さなカードを渡したり。観客が全員着席すると、リストを手にしたキャストが自分の子ども時代の話を語り始める。そのリストは、この世界にある「ありとあらゆるステキなこと」を書き連ねたリスト。
観客は、キャストから渡されたカードにある自分の番号が呼ばれたら、そこに書かれている言葉を読み上げたり、出演者によって促されて参加したりするうちに物語が進行していく。観客とキャストのやりとりは、アドリブのようでいて実は戯曲の段階でかなり計算されつくしたやりとりになっており、やがて観客も主人公を演じるキャストと共に、人生で「ステキなもの、ステキなこと」を探る旅が始まる、という舞台となっている。

『エブリ・ブリリアント・シング』の日本語初演に翻訳・演出として参加するのは、2019年夏に上演された『福島三部作』で注目される谷 賢一。谷は、劇作・演出のみならず『最後の精神分析』の翻訳で小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞しており、翻訳でも一目置かれた存在。
谷自身、ルーマニアのシビウ演劇祭で本作を観劇して以来、日本語上演を切に希望しており、今までにない上演形態に心惹かれ、早速、原作の英語台本の翻訳にとりかかった。

出演者は一人だけ。さらに、取り囲む観客を「自分が語る物語」に引き込む、という難役に挑戦するのは、今年がデビュー20周年となる佐藤隆太。

出演:佐藤隆太
【作】
EVERY BRILLIANT THING
by Duncan Macmillan with Jonny Donahoe
(ダンカン・マクミラン + ジョニー・ドナヒュー)
【翻訳・演出】
谷賢一
【出演】
佐藤隆太
【東京】
2020年1月25日(土)~2月5日(水)東京芸術劇場シアターイースト
当日券情報などは公式サイトにて
【新潟】
2020年2月8日(土)~11日(火・祝)りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・劇場
【松本】
2020年2月15日(土)~16日(日)まつもと市民芸術館 特設会場
【名古屋】
2020年2月18日(火)~ 19日(水)名古屋市千種文化小劇場
【大阪】
2020年2月22日(土)~ 23日(日) 茨木クリエイトセンター
【高知】
2020年2月29日(土)~3月1日(日)高知市文化プラザかるぽーと

2019年アーカイブ

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January 10,2020 (Fri)
1

根本宗子が主宰する劇団、月刊「根本宗子」。その派生ユニット、別冊「根本宗子」公演として、旗揚げ11年目を迎える2020年の幕開けに「女子」たちの内情にアプローチする『別冊「根本宗子」第8号 「THE MODERN PLAY FOR GIRLS 女の子のための現代演劇」』が1月29日(水)よりKAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演される。女性から絶大な人気を誇るニットブランド『縷縷夢兎』を主宰するアーティスト・東佳苗のガーリィな舞台装飾の中、同一セットで2つの演目を連続上演する形式をとる。

2

◎根本宗子
新国立劇場の次は、
11年目にして初めての、女の子による女の子のための演劇です。
たくさんの女の子の人生や、想いを詰め込んだお芝居になります。
英語上演?
新作はバンドまで入るの?
どこで上演しても全ての女の子に楽しんでもらえる作品になるようにしたいと思っています。
全女の子の心が少しでも軽くなりますように。


■Whose playing that “ballerina”?
そのバレリーナの公演はあの子のものじゃないのです。(English ver.)

月刊「根本宗子」の番外公演として位置づけられる「別冊」公演。原題の『バー公演じゃないです。~そのバレリーナの公演はあの子のものじゃないのです。』は2016年6月に初演。2018年1月にもオリジナルキャストで再演されました。月刊公演での上演スタイルとは異なるコンテンポラリーなアプローチの作品で、観客を一瞬混乱の渦に巻き込むも、異常な中毒性から連日超満席に。日本の女の子たちの幼少から大人になるまでの友情や葛藤を描いた本作を、今回は全編英語(日本語字幕あり)にて上演する。

【日程】1月22日(水)~1月26日(日)
【会場】KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
【作・演出】根本宗子
【舞台装飾】東佳苗(縷縷夢兎)
【出演】アヤカ・ウィルソン、まりあ、豊原江理佳、川村瑞樹


■超、Maria(新作)

劇作家・演出家・女優の根本宗子と、姉妹の音楽ユニット「チャラン・ポ・ランタン」のボーカル、もも。この二人による新しい「二人芝居」。おなじくチャラン・ポ・ランタンの小春とカンカンバルカン楽団による生演奏とともに、芝居と音楽で奏でる「現代女子のためのバイブル演劇」。「赦し」をテーマに紡がれる物語。

【日程】2020年1月29日(水)~2月2日(日)
【会場】KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
【作・演出】根本宗子
【舞台装飾】東佳苗(縷縷夢兎)
【音楽】小春(チャラン・ポ・ランタン)
【出演】もも(チャラン・ポ・ランタン)、根本宗子
【演奏】小春とカンカンバルカン楽団


チケット情報ほか公演の詳細は公式サイトへ。

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December 26,2019 (Thu)
『キオスク』

今年の2月に結成された関西ジャニーズJr.のユニット“Aぇ! group”のメンバーとして、舞台『僕らAぇ! groupって言いますねん』でいきなり東京での舞台デビューを果たした末澤誠也が、今回は単独主演として東京と兵庫の舞台に立つリーディングシアター『キオスク』が12月25日に開幕した。
初日開幕直前に公開けいこが行われ、囲み取材で末澤誠也、一路真輝、石丸さちこ(上演台本・演出)がコメントした。

末澤誠也 (フランツ役)コメント
作品のことはもちろん時代背景まで、石丸さんがすごく丁寧に教えてくださるので、すべて吸収したいと気合を入れて稽古に取り組んできました。今回、3人の大先輩方と共演させていただけることがとても幸せですし、上西さんとも切磋琢磨できたと思います。このカンパニーはお母さんが何人もいるようなアットホームな雰囲気(笑)で、みなさんにとてもよくしていただいています。関西弁がなかなか抜けず、作品の真髄を伝えるためにもイントネーションを直すのが大変でしたが、朗読劇を観るのが初めての人も多いと思いますので、楽しんで帰っていただけると思うので気軽に足を運んでください。

一路真輝 (フランツの母役)
もともと石丸さんの作品を沢山拝見していて、大ファンなんです。この作品でも本当に丁寧に作品を作ってくださって、いろんなことを提案してくださるので、違う自分を見つけられるようなお稽古になって、本当にご一緒できて嬉しいです。末澤くんは初めて会った時から、まっすぐで純粋で、フランツにぴったりだなと思います。石丸さんの導きもあったのでしょうけれど、私がお稽古に加わったときには既に末澤くんのフランツができあがっていました。石丸さんの演出で、さらにフランツ役を末澤くんが演じることで立体的な世界にできあがっていると思います。言葉では伝えきれないものが、この作品にはあります。この作品を見て現代の若い方たちが、第二次世界大戦に生きていたらこんな人生だったのではと、一瞬でも考えてもらえたらと思います。

石丸さちこ (上演台本・演出)
当初から末澤くんにはたくさんの課題を課しました。膨大なセリフ量に耐え得るだけの発声器官にするために、どんなに忙しくても毎日声を出し続けるようにと伝えてあって。それで最初の稽古を終えたところ、二度目に会った時には明らかに変わっていて、どれくらい努力してきたかが分かりました。それに応えようと、名優と付き合うように、どれだけ深いものが作品にあるかを、ことあるごとに末澤くんと話してきたんです。稽古期間中でも、今日のゲネプロ時でもどんどん変わっていくので、手応えを感じています。今回は、小説から上演台本にしているのですが、若者が未来を切り開こうとしているけれど叶わない時代があったということを、エンターテイメントで頑張っている末澤くんのような俳優が、渾身の演技をすることでたくさん伝わるものがあると思います。

末澤誠也はの単独主演は、関西ジャニーズJr.のユニット“Aぇ! group”で、メンバー初だが、今回は本公演へ向けたショーケースとして、リーディング形式での上演であり、本格的な舞台作品への足掛かり。
演出はミュージカルをはじめ多彩な作品の演出で評価の高い石丸さち子、ほかキャストには実力派で秀作への出演が続く女優の一路真輝、東京パフォーマンスドールの上西星来、ストレートプレイからミュージカルまで幅広く活躍する岸祐二、同じく様々な作品で高く評価されるベテラン俳優山路和弘と、そうそうたる顔ぶれが揃った。

昨年公開されたオーストリア映画版も好評の本作。
キオスクで働くことになった一人の青年が、大人たちとの交流を通じて成長していく物語。

1937年、ナチスドイツが台頭するウィーンに、自然に恵まれた湖畔で母親と二人暮らしだった17歳のフランツがやって来る。
キオスクの見習店員となったフランツは、母の旧友でもある店主からさまざまな事を学び、また店の客である精神分析学の創始者、フロイト教授と知り合いになる。教授からフランツは、人生を楽しみ恋をするよう忠告され、やがてフランツは年頃の青年らしく、謎めいたボヘミアンの女の子アネシュカに心を奪われ……。
フランツに人生を説く晩年のジークムント・フロイト教授。ウィーンでの自立の扉を開くキオスクの店主・オットー・トゥルスニエク。
そして時代のうねりにのみ込まれていくオーストリア。フランツの想いと歩みを描いて、ノスタルジックな空気感を醸し出すこの魅力的な作品は、2018年秋、日本でも映画版が公開されて好評を博した。


【原作】
ローベルト・ゼーターラー
【翻訳】
酒寄進一
【上演台本・演出】
石丸さち子
【出演】
末澤誠也(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)
一路真輝
上西星来(東京パフォーマンスドール)
岸 祐二
山路和弘
【東京】
2019年12月25日(水)~29日(日)東京芸術劇場 シアターイースト
【兵庫】
2020年1月18日(土)~19日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【チケット】
2019年11月17日(日)発売
 




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