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2/25開幕!大阪発オリジナルの約70分、型破りなノンストップ・ノンバーバルショー「KEREN(ケレン)」

February 01,2019 (Fri)
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写真左から平成ノブシコブシ・吉村崇、ペリー・キー(ロバート・秋山竜次)、HIDEBOH(タップ振付)、Mariano Leotta(ビデオコンテンツクリエイター)、髙平哲郎(脚本・演出)、島口哲朗(殺陣)、影山雄成、ロバータ

大阪城公園に新たに誕生する「COOL JAPAN PARK OSAKA」 の一角、約1200人収容のWWホールのオープニングを飾る公演『KEREN』の制作発表が2月1日(金)に行われ、大阪発オリジナルの約70分、型破りなノンストップ・ノンバーバルショーの一端が披露された。

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「KEREN」は、日本独自の芸能やアニメ、忍者、サムライ、フジヤマ、妖怪、日本の四季、巨大マグロなどのNIPPON文化をテーマに、スーパーボウルのハーフタイムショーやオリンピック等、数々のイベントを手掛けてきたビデオコンテンツクリエイター「Moment Factory」(カナダ・モントリオール)の世界最先端のマルチメディアを融合し、大阪から世界に発信するオリジナルレビュー。

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舞台は京都・大阪・神戸・奈良といった、近畿地方各地を行き来し、時代は昭和元禄や平成を入り乱れながら、古今のNIPPONの情景を絵巻物のように表現。殺陣、歌舞伎、日本舞踊、屋台崩し、ダンス、タップ、ミュージカル、ラップなどのパフォーマンスと、「Moment Factory」のデジタルアートが混然一体となり、豪華絢爛に装飾されたステージで、鍛え抜かれたケレン味溢れるショーが一気に展開される。

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プロジェクションマッピングとLEDによるダイナミックな映像演出
【開場時】美しい美術と映像による緻密で静かな大阪の夜
滴る雨、水面に揺らめくネオン。開場からKERENの世界に没入していく

脚本・演出に、日本のカルチャー史に残る数々の雑誌やテレビ番組を手がけた髙平哲郎(たかひらてつお)、振付には、伝説的ミュージカル「コーラスライン」のオリジナルキャストにして、2017年トニー賞受賞のバーヨーク・リー(Baayork Lee)、さらに映画「座頭市」でのタップ振付や国内外で活躍するタップダンスの第一人者、HIDEBOHによるタップ振付、世界的なサムライ・アーティストとして、映画「KILL BILL」への出演・殺陣指導や数々に海外公演を成功させた、島口哲朗(しまぐちてつろう)などの錚々たるクリエイター陣が集結した。

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写真左から、演劇ジャーナリスト・影山雄成
制作発表記者会見MCを務める、平成ノブシコブシ・吉村崇とロバータ

制作発表は、平成ノブシコブシの吉村崇とロバータをMCに、さらにニューヨーク在住の演劇ジャーナリスト・影山雄成氏が解説の形で進行を務め、本作のクリエイターたちが登壇。振付のバーヨーク・リー女史のみビデオコメントの形で、それぞれご挨拶と本作品にかける思いを語った。

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「KEREN」全アジア公式アンバサダーのペリー・キー(ロバート・秋山竜次)

さらに、ゲストとして本作「KEREN」の全アジア公式アンバサダーに就任している”ペリー・キー”(ロバート・秋山竜次)が登場。6000年に一人のアジアスターに相応しい大物ぶりで、「KERENは最高だ。アジアNO.1の私が言うのだから文句はないだろう?」と、本作品のすごさを歌も交え伝えた。

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この日は、完全版ではないもののキャストたちが「Moment Factory」制作の映像を背景に、作品の冒頭4分間のパフォーマンスを披露。古の日本をイメージした映像と舞踊から、衣裳のはや替え、そして現代のコンテンポラリーダンスへと一気に駆け上がり、また、タップダンスと殺陣のコラボレーションなど圧巻のパフォーマンスを披露した。

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髙平哲郎(演出)
オープニングの最初のダンスは、日本舞踊的で、歌舞伎の元禄花見踊りをそのまま使ったら面白いと思いました。そこから、これも歌舞伎の手法だけど、ひきぬきで衣装が変わり、コンテンポラリーダンスになる。これから先、どうなっていくんだろうという期待と不安の入り混じった構成にしています。
基本的なコンセプトはクールジャパンです。宙乗りもできそうだとか、古い歌舞伎のものとモーメントファクトリーさんの新しい映像、アナログとデジタルがうまくいくんじゃないかという気がしたんです。そこから「KEREN」というタイトルが付きました。この言葉の中には邪道やはったりという意味もある。それも含めてクールジャパンという思いがあります。美しい日本やおもてなしの日本など食傷気味の言葉ではなく、外国人や日本人が好きな日本があるはずという思いを込めました。大阪は歌舞伎にしても落語にしてもすべての芸能の発祥地。なので、冒頭のダンスのシーンで敬意を表しました。全部で11場、上演時間は休憩なしで70分~75分を予定しています。出演者は、主役の伊東愛、室田晃、シルク・ドゥ・ソレイユに参加したことがあるシェリーと、HIDEBOHさんのところから2人ぐらい、島口さんのところから4人きてもらいました。それ以外はすべてオーディションで決めました。100人以上オーディションした中でアンダースタディも含め36人が選ばれました。

バーヨーク・リー(振付):ビデオメッセージ
「KEREN」という言葉自体がクリエイティブ。髙平さんは、私に自由に作ることを提案してくれました。私は音楽やストーリーありきで振付することに慣れていましたが、今回は独特で何でも自由に作ることができました。「KEREN」という素晴らしいショーを楽しんでほしいです。ダンサーたちも素晴らしいですよ。楽しんでください。

HIDEBOH(タップ振付)
「KEREN」は型破りなという意味も含まれています。髙平さんはエンターテインメントの生き字引と言っても過言ではないと思いますが、舞台は和洋折衷とは違い、とてもオリジナルで斬新に作られています。私も2003年に「座頭市」という映画で下駄のタップダンスをしましたが、今回はそれとも違い、まったく新しい世界のタップダンスを作らせてもらっています。剣舞、映像、音楽などが溶け合っている。大阪がブロードウェイと言われるようになるほど、芸術性の高いエンターテインメントになると思います。

島口哲朗(殺陣・立ち回り指導)
殺陣、立ち回りを担当しています。自分たちは主に海外でパフォーマンスをしているので、大阪に戻って来るとなって、不思議な感覚がしました。この作品は各シーンで色味が全然違って、刺激的で不思議なステージです。それを立ち回りでどうか変えるか、変わっていくか。モーメントファクトリーさんとの映像とのコラボもあれば、HIDEBOHさんとのコラボもありです。サムライだけではなく忍者が出てくるなど、髙平先生が思うクールジャパンを、立ち回りで表現しています。多くの人に見ていただきたいです。

マリアノ・レオッタ(映像制作・「モーメントファクトリー」マルチメディアディレクター)
吉本クリエイティブエージェンシーさんとお仕事するのは二度目で、前回は「サクヤルミナ」でも携わらせていただきました。髙平さんから「カラオケや歌舞伎のような何か面白いものを一緒に作らないか」とお声がけいただきました。まず、「KEREN」というものを分からないといけないので、リサーチを始めました。映像には歌舞伎から現代のモダンの舞台までを反映しています。現在も制作は進行中で、マルチメディアを使って、マジックを起こしたいですね。

影山雄成(演劇ジャーナリスト)
ブロードウェイには41の劇場がありますが、「KEREN」はその中で一番ヒットしているミュージカル「ハミルトン」と共通すると言えます。「ハミルトン」はアメリカの建国の父を描き、アメリカの文化や歴史を尊重する作品。「KEREN」もそう。「KEREN」の踊りのタイトルに「What a wonderful cool Japan」(何て素敵なクールジャパン)とありますが、春夏秋冬を通して日本を愛でて表現する。それが「KEREN」ではないでしょうか。
ステージでは縦8メートル、横18メートルのスクリーンを使います。今日ご覧いただいた「元禄花見踊り~平成かぶき踊り」では、東海道五十三次を経て、京都に舞台を移し、古き良き時代の日本の踊りから平成の時代に移る。ここの場面で初めて、役者とスクリーンが交わります。

また、今日の剣舞とタップのコラボが素晴らしくて、この作品の一つの目玉がダンスシーンですが、それだけでなくブロードウェイの巨匠ボブ・フォッシー風や、スーザン・ストローマン風のチャーミングな振り付けもあります。ブロードウェイでは「ウエスト・サイド・ストーリー」という有名な作品がありますが、「KEREN」にも「ウエスト・サイド・ストーリー」の関西版のようなシーンがある。ダンスでドンドン押していく。ダンスの見どころがたっぷりある作品です。

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COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール オープニング公演「KEREN」

【脚本・演出】髙平哲郎
【振付】バーヨーク・リー
【タップ振付】HIDEBOH
【殺陣】島口哲朗
【ステージング・日舞】室町あかね
【音楽】仙波清彦・久米大作
【マルチメディア コンテンツクリエイター】Moment Factory
【宣伝美術】横尾忠則

【日程】2019年2月25日(月)~ロングラン公演
【会場】COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(大阪市中央区大阪城3番6号)
※チケット発売中

「KEREN」公式サイト
「KEREN」公演概要

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