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September 29,2023 (Fri)
珠城りょう、屋良朝幸、剣幸が出演するミュージカル『天翔ける風に』が9月29日に開幕。初日公演に先駆けて公開ゲネプロと囲み取材が行われた。

撮影:藤井光永
撮影:藤井光永

本作は、ドストエフスキーの小説『罪と罰』をもとに野田秀樹が幕末の日本を舞台に描いた『贋作・罪と罰』を、謝珠栄が自らミュージカル化、2001年に初演された作品。この度はリニューアル上演する。

コメント
珠城りょう
今回、この「天翔ける風に」の出演のお話を謝先生からいただいたとき、また一緒に作品を作れることがとても嬉しかったです。謝先生は役者一人一人に愛情を注いでくださる方で、先生ご自身が舞台を作ることを楽しんでいらっしゃるので、稽古場はいつも明るくカラっとした雰囲気が漂っていて、“人間パワースポット”だと思っています(笑)。
私が演じる三条英は、野田秀樹さんの戯曲がもとになっているということもあり演劇的要素が強くてセリフの量も膨大なので、そのセリフの量と歌のバランスを調整するのに苦戦しました。でも、一緒に作品を作っているみなさんが素晴らしいボールを投げてくださるので、自然と心が動いていくような感覚が得られて、そんな皆さんと作品を作れるのは嬉しいですし、大変だけどやりがいを感じています。
今はまだコロナやインフルエンザも流行っていますので、体調管理をしっかりしてみんなで一丸となって舞台を務めていきたいと思いますし、何度も再演されている作品ではありますが、自分たちにとっては初演なので、今回初めてご覧になられるお客様も、ご覧になられたことがある方も楽しみにしていただきたいですし、「罪と罰」が原作の作品ではありますが、ちょっとコミカルなシーンもありますので、そういうところはぜひ笑ってください。皆様、気負わずに劇場に足をお運びいただければと思います。お待ちしております。

屋良朝幸
約一か月の間、内容の濃い稽古をしてきました。早い段階でおおまかな形ができて、通し稽古も重ねられたので、今は早く観ていただきたいと思っています。
僕が演じる才谷梅太郎は、以前の動画を見たときに、そんなに踊らない役だけど僕が出るから踊るだろうなと期待していたのですが実際にそんな踊るシーンはなくて…。それをいろいろなところで言っていたら、謝先生が踊るシーンを作ってくれることになりました!本編と関係ないところですが、ヨシ(東山義久)さんと一緒に踊るシーンを作ってもらえたので、自分としてはやりがいを感じています。
謝先生はその場でどんどん振り付けを作られるので、事前に練ってフォーメーションとかも紙に書いて現場で調整する僕とは真逆だなと思いました。ものすごいスピーディーなのですが、数日経つと自分で付けた振り付けを忘れている時があったのが面白かったです(笑)。
志士たちのダンスは僕も嫉妬するぐらいかっこいい振り付けを謝先生が付けてくれているのでぜひ注目してほしいです。

剣幸
皆さん息止まりますよ、深呼吸してください!と伝えておきたいくらい、(珠城)りょうちゃん、屋良君はじめ、志士の皆さんの迫力がとんでもないので、みなさんぜひ楽しみにしていてほしいですし、いまは、早く皆さんに観ていただきたい!という気持ちと、きちんと私の役割を果たせるかというドキドキ感があります。
退団してからも謝先生のオリジナル作品などにも出演させていただいてますが、謝先生がオリジナルのものを作ろうとなさっているそのパワーにはどこまででもついていきたいと思っていますし、先生のパワーがあるこそ座組を引っ張っていけているんだと思います。先生のみんなを引っ張る力はいまだに健在だし、私も先生の背中を見ながら頑張っていきたいと思っています。
月組トップスターの後輩であるりょうちゃんは、宝塚時代の舞台も拝見させていただいたのですがすごくノーマルな宝塚らしい男役さんで、お芝居他とても自然だなと思いました。トップスターっていろいろ気負ったり背負ったり頑張ったりという感覚を覚えるんですけど、それがなくてみんながりょうちゃんの背中を見てついて行っているな、と。
今回ご一緒して、やっぱり緻密に計算してお芝居を表現している役者さんなんだなと思いました。

謝珠栄(演出・振付)
珠城さんは、ご覧の通り日本物の姿が美しい人で、宝塚時代は2回しか一緒にできなかったのですが、今回改めて宝塚を離れたところで一緒に挑みたいなと思ったので、とてもうれしく楽しみに思っています。
屋良さんは、初めての出会いですが何でもできる方なので頼もしく、皆さん憧れの坂本龍馬をりりしく演じてくれています。
ウタコ(剣幸)さんは宝塚のときから知っていますし、ずっと演劇界で頑張ってくれている姿をみてきたので信頼しています。ワーッと勢いで進んでいく私に戸惑いながらもついてきてくれて、頑張ってくれるのでとても嬉しいです。
あとは、キャストの皆さんを信頼していい舞台に仕上げてくれることを祈っています。

あらすじ
空高く昇ろうとする理想が地の現実に頭を垂れている。
誰か何かをしなくては。誰かこの世を救わなくては…。
三条英は、理想を夢みる江戸開成所に通う塾生。彼女以外は全て男という社会で孤軍奮闘している。
英は、生活が苦しい人々から法外な利息を取る高利貸しの老婆の殺害を計画するが、偶然そこに居合わせた 老婆の妹までも殺してしまう。この予定外の殺人が英の心を大きくかき乱す。英と同じ志を持つ、才谷梅太郎は、動揺する英の様子に気づき、彼女を陰ながら心配するが、才谷も大きな時代の流れの中心にいるのだった。

ミュージカル『天翔ける風に』
演出・振付:謝珠栄
原作:ドストエフスキー
脚色:野田秀樹『贋作・罪と罰』より

【東京】2023年9月29日(金)~10月9日(月・祝) 東京芸術劇場 プレイハウス
【兵庫】2023年10月13日(金)~15日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
【豊橋】2023年10月19日(木)~22日(日)穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール

ミュージカル『天翔ける風に』公式サイト


2023年アーカイブ

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September 29,2023 (Fri)
『ミュージカル「忍たま乱太郎」第13弾再演 ~ようこそ! 忍たま文化祭!~』が9月29日に開幕、初日公演に先駆けて公開ゲネプロと取材会が開催され、意気込みを語った。

開演前のアナウンスは今作限定、放送30周年を迎えたアニメ「忍たま乱太郎」の声優、小松田秀作役山崎たくみと山田利吉役岡野浩介の2人が担当する。

撮影:丸山 尚
撮影:丸山 尚

Ⓒ尼子騒兵衛/NHK・NEP Ⓒミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会
撮影:丸山 尚

コメント
忍術学園 六年生
立花仙蔵役 湯本健一
脚本・作詞・演出の竹本さんを筆頭に再演はよりパワーアップを!という事で準備をしてきました。
演出や台詞があちこちで変わっておりますがパワーアップ(主にドタバタ感やぶっ飛び感が)と感じてもらえたら幸いです(笑)。 僕自身お客様にどう感じて貰えるのかとても気になるところでありますので、早く本番を迎えお客様との空気感を肌で感じたいです。
第11弾とも第12弾とも違った文化祭ならではのワクワクする作品をもう一度一緒に楽しみたいです!!

潮江文次郎役 渡辺和貴
さあ!再演でございます!! 今回も竹本さんが書いてくれた台本の文次郎は初演以上にやらかしております!笑 全体でも各シーン、いろんな意味でパワーアップしており、 更に今回もサプライズもいろいろあったり、、、 楽しみがいっぱいでございます! とにかく全て来てくださった方々が笑顔で元気もらって帰ってもらえるよう日々全員で鍛練してきました!! 劇場で皆さまにお会い出来るのを楽しみにしております!! そしてこの作品がこれからもずっと続くよう一公演一公演大事に頑張ります! さあ!来い!本番!!

中在家長次役 新井雄也
「忍たま文化祭」が再演で大パワーアップして帰ってきました!! より面白く、よりわちゃわちゃで、見どころ満載の13弾再演になりました! 忍たまたちが全力で、文化祭を成功させようと大奮闘します!! でもトラブルや間違いでまたまたピンチに!!
再演ではよりカッコよく解決するかも!?そしてピンチに新たな〇〇も!! 新たな楽曲も盛り沢山になり、本当にあるもっと楽しい文化祭をお届けできると思います! ドタバタの忍たま文化祭をどうぞお楽しみください!!

七松小平太役 坂垣怜次
いつも応援ありがとうございます!!七松小平太役の坂垣怜次です。
第13弾再演は、初演よりもパワーアップしたシーンが多々あります!沢山笑えるギャグ&コメディシーン、カッコいいシーンが満載です。見応えのある作品です。目がいくつも欲しくなる程、細かいところまでこだわっています。観れば観るほど楽しい事間違いなしです!是非とも劇場で楽しんで頂ければと思います。
劇場でカンパニー一同お待ちしております!!

食満留三郎役 鈴木祐大
ミュージカル「忍たま乱太郎」第13弾再演いよいよ開幕です! 第13弾は「ドタバタコメディ」ですが、再演は更に多方面で「ドタバタ」がパワーアップしております!ステージ上にたくさんのキャラクターが出てきますが、その数と同じ数のドタバタが起きていますので一つも見逃すことなく観て頂きたいです。忍ミュならではの演出やシアターGロッソならではの演出も盛りだくさんです!是非劇場でご覧いただきたいです。それでは劇場でお待ちしております。

善法寺伊作役 反橋宗一郎
ミュージカル「忍たま乱太郎」第13弾再演いよいよ開幕でございます!
大盛り上がりだった初演から再演どうするのかな?と思ってましたが、
演出の竹さんの作り出す笑いが特盛になってました!!
初演を観た人も、再演から観る人も、忍ミュ初めての人も、楽しめる内容だと思いますよ!是非お楽しみに!!

忍術学園 五年生
久々知兵助役 山木透
第13弾再演!初演よりもパワーアップした文化祭をお届けします。初演との違いも結構あったりしているので初演を観て頂いたお客様も、初めてのお客様も楽しめる作品になっていると思います。
忍たま乱太郎、文化祭、舞台の裏側、、面白いに決まってます!このワードだけでワクワクしますよね。
カンパニー一同、ギリギリまでブラッシュアップしてきました。『ミュージカル「忍たま乱太郎」第13弾再演』是非その目で観て頂きたい作品です。忍術学園にてお待ちしていますね。
豆腐委員会委員長 久々知兵助

尾浜勘右衛門役 佐藤智広
尾浜勘右衛門役の佐藤智広です。 さて、いよいよ"ミュージカル「忍たま乱太郎」第13弾再演"がやってまいりました!
初演は物凄く楽しかった記憶しかないので、再演も同じように・・・いや、それ以上に楽しくなるようにステージに立ちます!
初演は、初めての台本ということで、春の桜のように鮮やかで初々しく出来上がりました。
再演は、秋に紅葉で赤く染まる山々のように熱い気持ちでお届けいたします。
皆様にお会いできる日を楽しみにしております!

忍術学園 四年生
平滝夜叉丸役 龍人
いよいよ忍ミュ第13弾再演が始まります。初演の雰囲気はそのままに、随所にパワーアップしたポイントが散りばめられているのでより明るく楽しい作品になったのではないかと思います。
滝夜叉丸としてもよりスーパースター感を出せるようにマイナーチェンジを加えてもらえましたのでそこも注目していただけたら嬉しいです。そして何より再演を行えるのはお客様の応援のおかげだと思っています。自分の役割を全うして皆様に満足していただけるよう全公演全力でやり切ります。

綾部喜八郎役 大谷誠
綾部喜八郎役の大谷誠です。
皆さん!遂に第13弾再演が始まります!新たに加わった演出にウキウキワクワクが止まりません!
今回はアナザーストーリーもあるので、第13弾再演に沿った新しい展開にも注目して欲しいです。
初演との違いを楽しみながら、新たな展開に酔いしれてください!
文化祭に招待されたお客様皆様も、文化祭の成功には欠かせないピースとなっていますので、是非僕たちと一緒に文化祭を大成功させましょう!

浜守一郎役 飯塚大夢
忍ミュ第13弾再演、いよいよ始まります!!
初演からこのファミリーに加わり、再演でもまた浜守一郎として参加できることをとても嬉しく思います。
初演ですらとても面白かったものが、再演になってさらに!さらにさらに!パワーアップして帰ってまいりました!
皆さんと共に楽しく、幸せな時間が過ごせたらなと思います。

忍術学園 事務員
小松田秀作役 輝山立
再演をこの期間で上演するという経験が今までなかったので、今回の稽古期間でとても貴重な経験をさせて頂きました。初演がとても楽しい作品だった分、再演はどうやってパワーしていくのだろうと始動前は思っていましたが、しっかり演劇としてパワーアップしたものをお届け出来ると思います。
役の深まりはもちろんの事、第13弾の作風ならではのパワーアップした要素もしっかり盛り込まれているので、
楽しみにしていただけたらと思います!
初演よりもより伸び伸びと小松田さんを演じさせて頂きます!

竹本敏彰(脚本・作詞・演出)
「もっと笑って!もっと楽しく!」

初演で好評だった作品をどう進化させるか!?みなさんとても興味があったと思います。初演終了後に周囲からは、『再演どうするの?』『これ以上どこを面白く出来るの?』『もう変えようが無い!』『初演は越えられない!』などの初演出尽くしコメントを多数頂きました。ですが僕の中での再演ネタは、とにかくやりたいことが多過ぎて、逆に限られた上演時間の中に収めることの方が大変でした。(笑)
もっと笑えないか‼もっと楽しめないか‼執筆中は劇中歌の♪まだまだまだまだ♪のフレーズが頭の中で無限ループでした。
『まだ新キャラ登場するの!?』『まだ曲増えるの!?』そうです!ラストの殺陣だってまだまだ面白くなるんですよ! だってそれはもう、再演ですから!

『ミュージカル「忍たま乱太郎」第13弾再演 ~ようこそ! 忍たま文化祭!~』

【東京】2023年9月29日(金)~10月15日(日) 東京ドームシティ シアターGロッソ
【大阪】2023年10月20日(金)~10月22日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

『ミュージカル「忍たま乱太郎」第13弾再演 ~ようこそ! 忍たま文化祭!~』


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September 25,2023 (Mon)
1951年にブロードウェイにて初演され、第6回トニー賞作品賞に輝いたミュージカル『王様と私』の上演が発表された。王様役はミュージカル初主演の北村一輝が、アンナ役は元宝塚歌劇団花組トップスターの明日海りおが務める。演出は多数の海外ミュージカルの演出経験がある小林香。作品の持つ伝統と品格を受け継ぎつつ、多様な価値観に溢れる現代にふさわしい、新演出版を上演する。

KUMI

コメント
北村一輝
ミュージカルの舞台は初めてとなり、出演を決めるギリギリまで悩み自問自答していました。
未だに大丈夫なのか?と正直、心配な気持ちもありますが、「挑戦して良かった!」と実感できるように精一杯務めたいと思います。
現時点ではトレーニングジムの回数をいつもより増やし、舞台に立つための体力づくりと、ボイストレーニングをコンスタントに続けている最中です。あとは禁煙ですね。
本作は時を超えて愛されている王道のミュージカルで、名ナンバーの「Shall We Dance?」のフレーズが記憶に残る名作です。
日本でのミュージカルの印象は、「歌中心」というイメージですが、本来は、お芝居の延長線上に歌唱があり、歌詞もセリフだと思っています。歴代、名優の方々に演じられてきた王様役ですが、自分なりのチャーミングで人間らしい王様を表現したいと思っています。
お客様には作品の素晴らしさを体感し楽しんで頂ければと思います。

明日海りお
ロジャース&ハマースタインの名作、クラシックミュージカルのど真ん中をゆく「王様と私」に出演させていただく事になり、身の引き締まる思いです。
ひとたび「Shall We Dance?」が流れてくれば、誰もが甘く華やかな気分になれる。あの名場面を、今回初共演の北村一輝さんとご一緒させていただけるのがとても楽しみです。
アンナは、ひょっとすると王様よりもたくましく、勇敢で、繊細に人を思い遣ることのできる愛の人。かつ、チャーミング!!そんな印象を持っています。
それが小林香さんの2024年版の演出、北村さんとのコンビネーション、カンパニーの呼吸でどのように変わっていくのか…。私自身も、壮大な冒険に出航するかのような恐れと、それを超えるときめきに包まれています。
2024年春、シャムの王国で皆様のお越しをお待ちしております!!

小林香(演出)
クラシカル・ミュージカルのマスターピース、「王様と私」。東宝が半世紀以上にわたり大事に守って来られた名作の演出をさせていただくことになり、とても光栄に感じております。
「王様と私」は「マイ・フェア・レディ」や「ラ・マンチャの男」「屋根の上のヴァイオリン弾き」等と共に、東宝ミュージカルス黎明期から日本のミュージカル界を支えてきた作品だと思います。今作は近年、ブロードウェイでもリバイバル上演がなされ、新しい血脈を得て蘇りました。2024年に日本でも上演するにあたり、今の時代と世界の様子にアンテナを張りながら、今を生きるお客様に響く、まったく新しいプロダクションにしたいと考えております。
ロジャース&ハマースタインの錦糸の如く美しい音楽にのせて繰り広がる、1860年代のシャムでの出来事。欧米列強の圧力を受けながら、国の近代化に苦悩するシャム国王と、一介のイギリス人教師アンナ。この二人が、洋の東西、宗教、身分、性別を超えて、ついに辿り着く地平は素朴で美しく、今もって世界が見つけることのできない第三の道すじを示してくれる気がします。
王様役の北村一輝さんは眼光鋭く、チャーミングでカリスマ性に溢れ、猛々しい身体には力強さと心優しさの両方を蓄えておられます。アンナ役の明日海りおさんは思慮深く、勤勉さと朗らかさを併せ持ち、静かなる勇敢さと愛情深さを秘めておられます。つまり、”王様”と”私”にもっともふさわしいお二人なのです。
そんな北村さんと明日海さん、そしてカンパニーと共に、濃厚な人間ドラマが浮かび上がる「王様と私」を作っていきたいと思います。どうぞご期待ください。

tate

あらすじ
1860年代のシャム(現タイ)。イギリス人将校の未亡人アンナ・レオノーウェンズ(明日海りお)が、はるばる王都バンコクまでやってくる。植民地化を図る欧米列強を憂い、国の近代化を図る王(北村一輝)は、国の将来を背負う子供たちに、西洋式の教育を受けさせるために、アンナを家庭教師として雇ったのだった。
シャムの専制君主とイギリス人家庭教師。人一倍頑固で誇り高い二人は、最初はことあるごとに対立をしていたが、お互いに先見の明を持ち、誠実な心を持っていることを知り、国籍や身分を超えて、人間としての信頼を深めてゆくのだった。
そんなある日、イギリスの特使がバンコクにやってくるとの急報がもたらされた。対応を誤れば、隣国のように植民地にされてしまうことを恐れる王様に対して、アンナは西洋式の晩さん会を開き、特使を歓待するように提案する。アンナの提案を受け入れた王の号令の下、国を挙げての準備が始まった。趣向を凝らしたもてなしは大成功に終わる。その夜、アンナは王にダンスのステップを教える。「シャル・ウィ・ダンス?」と、口ずさむアンナは王にダンスの手ほどきをするが、王は瞬く間にステップを習得し、二人は手を組み踊りだす。華麗なステップと音楽に乗せて、シャムの王様とイギリス人家庭教師が、心を通わせるひと時が流れる中…。

ミュージカル『王様と私』
音楽:リチャード・ロジャース
脚本・歌詞:オスカー・ハマースタイン二世
演出:小林香

【東京】2024年4月 日生劇場
【大阪】2024年5月 梅田芸術劇場メインホール

ミュージカル『王様と私』公式サイト

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