ロンドン・ソーホーを舞台に繰り広げる現代版“シンデレラボーイストーリー”『ソーホー・シンダーズ』。日本初演となる本作は、主人公・ロビーと、彼の恋人で市長選の候補者・ジェイムズを中心に展開する“本当の幸せ”を見つける真実の愛の物語。恋人同士の役を演じる林翔太(ジャニーズJr.)と松岡充の仲睦まじい姿を収めたビジュアルが完成、発表となった。
翻訳・訳詞は、「ビリー・エリオット」「メリー・ポピンズ」など数多くのミュージカルの訳詞を手掛けてきた高橋亜子。演出には、劇団エムキチビートを主宰し、演出家・脚本家、また演出助手として活躍し急伸を続ける元吉庸泰。近年では「錆色のアーマ」「妖怪アパートの幽雅な日常」の演出を手掛けるなど注目を集めている。
主人公・ロビーを演じるのは林翔太(ジャニーズJr.)。近年、「喜劇 有頂天一座」や「滝沢歌舞伎2018」への出演で存在感を示し、ブロードウェイ・ミュージカル「Rodgers/Hart(ロジャース/ハート)」では初主演を務めた林が、現代ロンドンの“シンデレラ”に扮する。ロビーの恋人で、ロンドン市長選に立候補するジェイムズ・プリンスには松岡充。ロックバンド・MICHAELのヴォーカリストとして、また俳優として、多彩なフィールドで輝き続ける松岡が、またひとつ新しい顔を魅せる。
また、「Honey L Days」のヴォーカリストとして、映像・ミュージカルでも活躍中の東山光明、元劇団四季のヒロインとして脚光を浴びた谷口あかり、若手実力派俳優の西川大貴、2008年の「アニー」で主役に抜擢され、以後舞台を中心に活躍している豊原江理佳、ダンスボーカルグループのメンバーとしてデビューし、2016年よりダンスエンターテインメントショー「THE CIRCUS!」シリーズにも出演する菜々香、2017年にミュージカル「RENT」でヒロイン役に抜擢され、好評を博した歌手の青野紗穂ら、ミュージカルを中心に活躍する個性派も名を連ねる。さらに圧倒的な歌唱力と表現力、チャーミングさを兼ね備えるマルシア。そして「FOSSE」「CICAGO」の来日公演で唯一の日本人ダンサーとして出演、俳優・振付家と幅広く活躍する大澄賢也と、確かな実力と華のあるキャストが顔を揃えた。チケットは1月26日(土)発売。ほか詳細は
公式サイトへ。
■元吉庸泰(演出)
この物語は、シンプルでありながら、とっても生きる力に溢れた物語です。躍動的なロンドンのソーホーは枝打ちされずというか、伸びやかに進んでいく街。そこに彩溢れる希望と絶望に溢れる音楽。素晴らしいキャスト陣。
とてもキュートな、それでいてある意味人間賛歌であるこの物語を上演できることを幸せに思います。なんて、楽しみ!きっと、心動き、温かいものを抱きしめられる作品になります。ご期待くださいませ。
■林翔太(ロビー役)
まずこの作品に携われること、そして豪華な共演者の皆さんと共に主演という立場で舞台に立たせていただける事。驚きと感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございます!
ビジュアル撮影の時にロビーの恋人役である松岡充さんと初めてお会いしました。凄く優しくてお会いしてすぐに「絶対に良い人だ!!!!」と安心したと共に確信しました。(笑)
楽曲も台本も素晴らしくて、曲を聴いてはワクワクし、台本を読んではワクワクして、ワクワクしっぱなしです!
今回の作品で演出家である元吉さんをはじめ、豪華な共演者の皆さんからたくさん勉強させていただき色々な事を吸収出来ることが楽しみです!
日本初上演なのでみんなで力を合わせて、大成功させたいと思います!
■松岡充(ジェイムズ・プリンス役)
人と人は、固まった価値観を壊して惹かれ合うことができる。
男女という性別や世代を超越してでも…
「そんな世界ではもっとたくさんの笑顔が生まれるんじゃないか?」
「ふたりを見ているとそんな人間としての可能性を感じられる」
観劇された方が、そんな風に思える作品になればと願います。
■ストーリー
ロンドンの街、ソーホーで洗濯屋を経営するロビーは、店のオーナーである義姉妹にしばしばいじめられ、家賃を上げられて追い出されてしまう。
お金に困ったロビーは、経済界の大物・ベリンガム卿からお金の援助と求愛を受けるが、実はロビーには密かに本命の恋人がいた。お相手はロンドン市長選立候補者、ジェイムズ・プリンスである。
ある日、ベリンガム卿は市長選資金集めのためのパーティーを企てる。そうとは知らず、高価な衣装やお金を贈られパーティーに招待されたロビー。気乗りしないまま、親友のヴェルクロやリキシャ屋のサイドサドルの応援で、夜中の12時に会場を抜け出す作戦を立て、パーティーへ出向くことに。しかしこのパーティーでロビーはジェイムズと鉢合わせてしまう! 二人の仲がばれ、ひとたび大スキャンダルとなり……!?