広告代理・宣伝制作・PR (株)ディップス・プラネット

NEWS
COMPANY
INFORMATION
SERVICE
WORKS
CONTACT
HOME


NEWS

June 14,2024 (Fri)
2

6月14日(金)、紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて、ミュージカル『鉄鼠の檻』が開幕した。初日公演直前に行われたマスコミ向け公開ゲネプロで、京極夏彦(原作)、板垣恭一(演出)、小西遼生、北村諒、横田龍儀、神澤直也が作品への思いを語った。
また、6月22日(土)、23日(日)公演のライブ配信が発表された。

コメント
▼京極夏彦(原作)
ゲネプロを大変楽しく拝見させていただきました。上演時間が長くてごめんなさい・・・台詞が多くてごめんなさい・・・漢字が多くてごめんなさい。わかりにくい言葉ばかりで謝る事ばかりですが、ちゃんと伝わりました。基本的にお経というものは全て意味がありますが、聞いている私たちには全く分かりません。漢字を見てもわかりません。でも、ありがたいという事はわかりますよね?ですから、伝わらない言葉を伝えようとするのではなく、これは伝わるんだ!と思って演じていただくのが一番かと思います。自信をもって、間違えたって誰もわかりません(笑)。禅は言葉では伝わらないのです。言葉を捨てたところに真理があるという事を、言葉をたくさん言う事で表していただいてありがとうございました。前回も歌はありましたが、今回の方が歌多くないですか?わけのわからない言葉は、しゃべるより歌う方がわかりやすいかもと思いました。
みどころはたっぷりあるので、初めて観る人はびっくりするでしょうが、喜んでいただけると思いますし、二度目の方にもしっかり楽しんでもらえると思います。自信を持って気楽にやっていただければと思います。

▼板垣恭一(演出)
前代未聞のお坊さんミュージカル!というところが見どころで、自分で脚本も組ませていただいたのに、あまりの情報量の多さに稽古をしていてクラクラしてくるという…。でも、僕が思う“原作の大切な部分”は落としたくなかったんです。悟りとは何か?禅とはなんなのか?を舞台上にのせてみたい、伝わってもわからないという「禅」の世界を舞台上に出現させたかったので、なんとか圧縮しながら時間を拡大して内容を伝えられないかと、映像を入れたり、関口(神澤直也演じる関口巽)を語り部に起用することで話が進む速度を早くさせるなど、演劇の使える技を使った次第です。
京極先生にもお話しいただきましたが、難しい言葉は歌ったほうが意外といける。(舞台上に)字も出させていただいておりますので、決して難しい話ではありません。禅の話だと考えると難しく感じますが、素敵なエンタメですので犯人探しなど楽しんでいただければと思います。

▼中禅寺秋彦 役 小西遼生
“禅には言葉が通じない“そういった作品をミュージカル化するというのは本当に覚悟がいることでした。お客様にどう楽しんでいただこうかと稽古を通じて試行錯誤してきましたし、新しい作品が出来上がったと思います。今回の『鉄鼠の檻』を舞台化すると聞いたときにはゾッとしました(笑)。前作の『魍魎の匣』はレンガ、『鉄鼠の檻』は隕石と呼ばれるくらい原作が分厚くて重量感があるんです。その隕石(原作)を読みまくり、言葉を吐いたときに説得力が出るようにするために原作と台本を照らし合わせながら、そこには書かれていない情報を勉強するなど準備をたくさんしてきました。京極先生の言葉はすごくかっこいいな、と思うことがたくさんありますが、言葉そのものの意味というだけではなく、言葉の響きなどがメロディに乗ったときに二乗でかっこよく、作品が大きくなるという手ごたえがあります。きっとこの作品は、ミュージカルや役者が好きな人、京極先生の作品のファンの方など色々なお客様が来てくださると思いますが、それぞれが違う一面で楽しんでいただけるような“多重の結界”が張られている作品です。難しいものを簡単にするのではなく、難しいままお届けしますが、その難しいものが面白くなるような工夫をしていますので、身体と感覚で受け止めて楽しんでいただければと思います。そして、お坊さんがたくさん並んで舞台上にひしめき合っているミュージカルは初だと思います。ツルツルしています(笑)。ぜひご期待いただきたいです。

▼榎木津礼二郎 役 北村諒(Wキャスト)
前作『魍魎の匣』でも榎木津を演じさせていただいたのですが、今回の稽古に臨むにあたって、特に理由はないんですけど、前回の稽古の動画を見返してどんな感じで稽古をしていたか、歌の雰囲気など、なんとなく前回の記憶を呼び覚ましていました。(小西)遼生さんのこの歌声に惹かれたな、と思い出すこともあって楽しかったです。
情報量の多い作品ですが、榎木津という軽快な男が一人、紛れておりますので皆さんがパンクする前の癒しになればいいなと思って挑んでおります。
ぜひ楽しんでください。

▼榎木津礼二郎 役 横田龍儀(Wキャスト)
この作品を初めて読ませてもらったときに人間の欲について描かれていて、すごく面白いなと思いましたし、禅にも興味が湧きました。今回初参加となり、稽古に入る前は“怖い人がいたらどうしよう・・・”と思っていたのですが、優しい方ばかりでしたし、大先輩の北村諒くんとWキャストで演じさせてもらうということで緊張感もあります。
前作をご覧になられたお客様からしたら諒くんの榎木津礼二郎のイメージがついていると思うのですが、諒くんと同じように演じていても面白くないなと思い、僕が率直に読んでイメージした榎木津礼二郎を演じようと思って稽古に臨んでいました。
僕は明日が初日なので、舞台の上に立った時のお客様の反応が楽しみですし、榎木津礼二郎は一般の方からしたら変人に見られがちなので、変人だと思われれたら正解なのかな、とも思ってます。
ご覧いただくお客様には言葉の難しさはあるかもしれませんがその奥深くにある部分を楽しんでもらえたらなと思います。

▼関口巽 役 神澤直也
僕は今回ありがたいことに出ている場面が多くて…演出の板垣さんと同じくクラクラしています(笑)。
(小西さんの「彼は今回劇団の委員長なんです。皆の世話をしています。」の言葉を受けて)そうなんです、今回の公演委員長を務めています。3年経って少し上の立場になりました(笑)。僕はあえて前回の『魍魎の匣』を振り返らず、もう一度新しく関口巽というキャラクターを作り直そうと思いました。今回はストーリーテラーとして物語を語る部分が多いですし、やはり新シリーズという期待もあったので前回を超えていかなければいけないということで、今回は新しい関口巽として、それを愛していただけるような作り方をしてきました。情報量も伝えなければいけないので、お客さんもですが、まずは僕自身がパンクしないように頑張りたいと思います。

あらすじ
舞台は昭和28年初春。古物商を営む今川雅澄は、明慧寺の僧侶、小坂了稔から〈世に出ることはあるまじき神品〉を買い取って欲しい、との依頼を受け、箱根山中の「仙石楼」に投宿する。食客として逗留していた老医師、久遠寺嘉親と碁を打つ日々を送りつつ、了稔からの続報を待つ今川。
しかし、そんな彼の前に突如現れたのは、座禅を組んだような姿勢のまま死んでいる、小坂了稔の遺体であった。周りに足跡はなく、不可解な現場に旅館は騒然となる。
一方、時を同じくして箱根を訪れていた憑物落としの古本屋、「京極堂」こと中禅寺秋彦と、その友人で陰気な作家、関口巽も事件に巻き込まれてしまう。更に、神奈川県警の横暴な捜査に業を煮やした久遠寺が、探偵の榎木津礼二郎を呼んでしまったことにより、榎木津も事件に関わることに。やがて一行は、仏弟子たちが次々と無惨に殺される謎の巨刹・明慧寺を舞台にした「箱根山連続僧侶殺害事件」の只中に飛び込んでいくこととなるのだった。

3

MAIN
前列左から:板垣恭一、横田龍儀、北村諒、小西遼生、神澤直也、京極夏彦
後列左から:宮田佳奈、小波津亜廉、上田堪大、高本学、大川永
撮影:岩田えり

ライブ配信概要
【対象公演】
6月22日(土)13:00公演(全景映像)/18:00公演(スイッチング映像)
6月23日(日)13:00公演(全景映像)/18:00公演(スイッチング映像)

【料金】4,400円

【販売期間】
6月14日(金)18:00~7月15日(月)20:00

【アーカイブ】
各公演終了後~7月15日(月)23:59

【チケット購入】
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/tesso-no-ori/


イッツフォーリーズ公演 ミュージカル『鉄鼠の檻』
原作: 京極夏彦「文庫版 鉄鼠の檻」(講談社文庫)
上演台本・作詞・演出:板垣恭一
作曲・音楽監督:和田俊輔

出演:小西遼生 北村諒(Wキャスト) 横田龍儀(Wキャスト) 神澤直也 上田堪大
高本学 小波津亜廉 大川永 宮田佳奈 伊﨑右典  
森隆二 吉田雄 近藤萌音 小原悠輝 藍実成 岡田翔大郎 山下真人
身内ソラ 光由 志賀遼馬 宮村大輔
岩城風羽 吉田美緒 塩嶋一希
松原剛志 福本伸一 内田紳一郎/畠中洋


【東京】 2024年6月14日(金)~24日(月) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
【大阪】 2024年6月28日(金)~29日(土) サンケイホールブリーゼ

イッツフォーリーズ公演 ミュージカル『鉄鼠の檻』公式サイト

2024年アーカイブ

PAGE TOP
June 12,2024 (Wed)
長年愛され続ける大人気コメディ映画『天使にラブ・ソングを…』、そして『天使にラブ・ソングを2』がBS日テレにて二夜連続で放送されることが決定、発表された。

監督:エミール・アルドリーノ×主演:ウーピー・ゴールドバーグのタッグで1992年に公開され、日本でも『天使にラブ・ソングを…』の邦題で愛され続けるミュージカルコメディ映画『Sister Act』。ゴールドバーグ演じる破天荒なクラブ歌手がひょんなことから修道院に身を隠し聖歌隊を変えていく……。生き方が異なる女性たちが、歌と音楽を通じて友情を育む感動のストーリーは観客の心を鷲づかみにし、大ヒットとなった。翌年には続編『天使にラブ・ソングを2』も公開となり、30年余り経った現在に至るまで高い評価を受け続けている。

そんな大人気作が、BS日テレで二夜連続放送されることが決定。観れば誰もがハッピーになれる名作をお見逃しなく!


1
©1992 Touchstone Pictures. All rights reserved.

『天使にラブ・ソングを…』(1992年/アメリカ)
 BS日テレ 6月15日(土)19:00~21:00放送


ウーピー・ゴールドバーグの人気を不動のものにしたミュージック・コメディ!
とある殺人現場を目撃してしまったがゆえに、ギャングに命を狙われるようになったしがないクラブ歌手が修道院に身を隠すことに。ミスマッチの彼女だったが、聖歌隊のリーダーに任命されてからは実力発揮。それまでのヘタクソなコーラスに代わって教会から流れてくるのはソウルやロックの“讃美歌”!?

【出演者】
ウーピー・ゴールドバーグ、マギー・スミス、ハーヴェイ・カイテル、キャシー・ナジミー ほか

【スタッフ】
監督:エミール・アルドリーノ ほか


2
©1993 Touchstone Pictures. All rights reserved.

『天使にラブ・ソングを2』(1993年/アメリカ)
BS日テレ 6月16日(日)19:00~21:00


お助けシスター再び登場! ウーピー・ゴールドバーグがこれまで以上に笑いを巻き起こす!
セント・キャスリン修道院のシスターたちは、社会奉仕先の高校でワルガキ相手にお手上げ状態。
そこで、今やラスベガスの二流スターとして忙しいデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)に懇願。そこは彼女の母校でもあり修道院長の頼みとあれば断われず、お助けシスターの再登場となった。音楽担当として着任してみると、予想以上の悪童たち。何とか学校を楽しくしようとデロリスは聖歌隊を提案。反抗的な生徒たちも心を開きはじめ、ヒップホップ聖歌隊が誕生する。だがその頃理事会は閉校の計画を進めていた…。

【出演者】
ウーピー・ゴールドバーグ、キャシー・ナジミー、マギー・スミス、メアリー・ウィックス、ウェンディ・マッケナ ほか

【スタッフ】
監督:ビル・デューク ほか


さらにこの夏、この映画を原作としたブロードウェイ・ミュージカルが7年ぶり3度目となる来日を果たす!過去2回の来日公演とは異なる新演出と、豪華にグレードアップした新しい舞台美術に注目が集まる。

ブロードウェイ・ミュージカル『天使にラブ・ソングを…(シスター・アクト )』公式サイト

2024年アーカイブ

PAGE TOP
June 11,2024 (Tue)
ビリー・エリオット
撮影:田中亜紀

7月27日~10月26日まで東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)、11月には大阪・SkyシアターMBSで上演されるミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』の魅力に迫る、綾瀬はるかがナビゲートする特別番組(6月30日午後4時~TBSにて放送)が決定した。

本作は、1980年代イギリス・炭鉱の町のひとりの少年と彼を取り巻く大人たちの姿を描き、世界中を虜にした映画「BILLY ELLIOT」(邦題「リトル・ダンサー」)を監督したスティーヴン・ダルドリー自らが演出を手掛け、世界最高峰のクリエイターと共に2005年にミュージカル化し、世界中で大成功を収めている。

日本初演は2017年。日本人キャストによって上演、約16万人の観客を熱狂させ、菊田一夫演劇賞大賞や読売演劇大賞選考委員特別賞など数多くの演劇賞を受賞した。
そして再び観客を熱狂させた2020年公演から4年。
2024年公演で新たなビリーを演じるのは、厳しいオーディションを勝ち抜き1375人の中から選ばれた、浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一の4人。
主人公ビリーの父役に、益岡徹と鶴見辰吾。ビリーのバレエ教師ウィルキンソンに、安蘭けいと濱田めぐみ。さらに、根岸季衣、阿知波悟美、西川大貴、吉田広大、芋洗坂係長、永野亮比己、厚地康雄、山科諒馬と豪華実力派キャストが結集した。

特別番組では、初演から特別番組のナビゲーターを務めてきた俳優・綾瀬はるかが、稽古場を訪れキャストの魅力と作品の本質に迫る。

特別番組「綾瀬はるかが目撃!ビリー・エリオット 情熱と挑戦の舞台」
放送日時:6月30日(日)午後4時~ TBS(関東ローカル)
放送内容:『ビリー・エリオット』の大ファンで、歴代の特番ナビゲーターを務めてきた綾瀬はるかが、今回も番組のナビゲーターを務め、開幕まであと50日に迫った稽古場に潜入した。
滅多に見ることのできない稽古場の貴重な様子に密着で、一丸となって稽古に臨む出演者たちの迫力のシーンを目の当たりした綾瀬は何を思うのか。稽古に真摯に向き合うビリーたちの熱量に、自然と綾瀬の目からも涙がこぼれる。
白熱した稽古に汗を流す『ビリー・エリオット』のキャストとスタッフを労うべく、手作りのカレーを差し入れる一面も。
さらに、海外クリエイターからの提案で、物語の重要な場面である「エレクトリシティ」へと繋がるキッカケの台詞を綾瀬が読むという形で稽古に参加する!?
ビリーたちからの質問にひとつひとつ丁寧に答え、心を通わせ想いを託す綾瀬。彼女のエールを受けてより開幕に向けての決意を新たにするビリーたち。
どこまでも真っ直ぐで、誰よりもひたむきな少年の姿に、誰しも心を震わせずにはいられない。

ビリー

Daiwa House presentsミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』
脚本・歌詞:リー・ホール
演出:スティーヴン・ダルドリー
音楽:エルトン・ジョン

出演:
浅田良舞 石黒瑛土 井上宇一郎 春山嘉夢一 益岡徹 鶴見辰吾 安蘭けい 濱田めぐみ 根岸季衣 阿知波悟美 西川大貴 吉田広大 芋洗坂係長 永野亮比己 厚地康雄 山科諒馬 ほか

【東京】2024年7月27日(土)~10月26日(土) 東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
【大阪】2024年11月9日(土)~24日(日) SkyシアターMBS

ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』公式サイト


2024年アーカイブ

PAGE TOP