広告代理・宣伝制作・PR (株)ディップス・プラネット

NEWS
COMPANY
INFORMATION
SERVICE
WORKS
RECRUIT
CONTACT
HOME


NEWS

本日開幕!成河、千葉哲也、章平出演の舞台『BLUE/ORANGE』!

March 29,2019 (Fri)
囲み
(左から)章平、成河、千葉哲也

ロンドンの精神病院での、ある24時間、1人の精神病患者と2人の医師によって織り成される舞台『BLUE/ORANGE』が本日開幕。初日公演を目前に控えた劇場では囲み取材が行われ、キャストの成河、千葉哲也、章平が取材に応じた。

2000年にイギリスで上演されるや大きな反響を呼び、2001年にはウェストエンド、2005年にはBBCでドラマ版が放映されるなど注目を集めた舞台『BLUE/ORANGE』。日本では2010年に初演され、当時も出演した成河は第18回読売演劇大賞優秀男優賞を受賞。権力、エゴ、人種の偏見をめぐる現代の人間の戦いを、手に汗にぎる会話劇で抉り出される。

1

翻訳を手掛けるのは、米国アクターズスクールに演出を学び、数々の演劇賞を受賞している小川絵梨子。そして、初演時に演出と研修医・ブルース役を務めた千葉哲也が、今回も演出を手掛けるとともにロバート医師を演じる。

研修医・ブルース役には初演で境界性人格障害患者の青年・クリス役を演じた成河。ストレートプレイからミュージカルまで幅広い作品で観客を魅了し続ける成河の新たな挑戦に期待が高まる。そして目覚ましい躍進を続ける若手実力派・章平が、青年・クリス役を演じる。チケット情報ほか詳細は公式サイトへ。

2

■成河(ブルース・フラハーティ役)
この作品は飾りに飾ったショーアップさせた作品ではなく、3人芝居の会話劇なので、ずっと舞台上でも稽古をしているような感覚です。実際の稽古場でも、千葉さんが舵を取ってくれ、ディベートができていました。
目には見えないけれど、三つ巴の合戦のような関係性があって、公演によって今日はこの人、別の日にはこの人に共感、なんてこともあるかもしれません。客席のつくりが、はさみ舞台になっていて、すごく密な空間なので、お客さんが一番楽しめるんじゃないかな。

3

■千葉哲也(ロバート・スミス役)
演出家は、あれこれ指示をするものではなく、俳優が持ち出したものを整理する役目だと思っています。稽古場でみんなで持ち寄って試行錯誤してきました。また、英語から日本語への翻訳ってすごく難しいんです。でも小川絵梨子さんの新訳は読んでいて分かりやすく、作品の根としてもある権力や人種差別は、日本でも通じるものがあります。用語や難しい言葉も多いですが、お客さんにはそこだけに気を取られないように、その時の彼らの表情をしっかり感じてもらいたいです。

4

■章平(クリストファー役)
成河さんも仰ったように、舞台上でずっと稽古しているようで、初めての感覚です。クリストファーは淋しがりやで自分の置かれている環境をいろんな人に認めてもらいたいと思っています。成河さんと千葉さんは、僕が稽古の中でいろんなことを試したり、何をやっても成立させてくれるんです。お二人にはそんな絶大な信頼と安心感があります。また、はさみ舞台に実際に立ってみて、そこに“存在する力“を貰えたような、エネルギーを感じています。セリフの中でのお気に入りは「ブルーオレンジ」です!

5

■ストーリー
ロンドンの精神病院。境界性人格障害のために入院していたアフリカ系の青年クリスは、研修医ブルースによる治療を終えて退院を迎えようとしている。しかしブルースには気がかりなことがあり、退院させるのは危険だと主張していた。上司のロバート医師はそれに強く反対し、高圧的な態度で彼をなじる。納得のいかないブルースはクリスへの査定を続け、器に盛られたオレンジの色を問う。彼はそのオレンジを「青い」と答えた――。


【作】Joe Penhall
【翻訳】小川絵梨子
【演出】千葉哲也
【出演】成河 千葉哲也 章平
【日程・会場】2019年3月29日(金)~4月28日(日) DDD青山クロスシアター

舞台『BLUE/ORANGE』公演情報

2019年アーカイブ

PAGE TOP