(後列)山木透 佐藤智広 栗原大河 樋口裕太 大谷誠 三井淳平 高畑岬
(前列)湯本健一 渡辺和貴 新井雄也 木村優良 秋沢健太朗 反橋宗一郎
©尼子騒兵衛/NHK・NEP ©ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会
10月11日に東京ドームシティ シアターGロッソにてミュージカル「忍たま乱太郎」第10弾再演の公開ゲネプロが行われ、キャストが意気込みを語った。
ミュージカル「忍たま乱太郎」は、尼子騒兵衛著作の漫画「落第忍者乱太郎」(朝日新聞出版刊)、およびそれを原作として1993年から放送されているアニメ「忍たま乱太郎」(Eテレ)をミュージカル化した作品で、“忍ミュ”の愛称で親しまれている。
舞台化10年目の節目となる第10弾では、委員会対抗の忍術学園大運動会を舞台に、忍術学園六年生をはじめ、一年生、四年生、五年生、暫く舞台に登場していなかった“くの一”も登場。敵役のドクタケももちろん乱入し、さらに新たな敵も加わり、過去最多の豪華キャラクターが集結する。
また、第10弾のために原作者 尼子騒兵衛が書き下ろした「忍術学園学園歌」を披露するほか、委員会対抗ということで学年を跨いだキャラクターの先輩、後輩の関係性が浮き彫りになるところも見どころだ。
ほか詳細は
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六年生キャストコメント
立花仙蔵 役 湯本健一
再演の稽古場では初演以来でみんなが集まって、ちょっと懐かしさもあり、毎日楽しい稽古場でした。僕自身は再演の稽古が苦労した意識はありませんが、甘酒売りとのシーン、喜八郎とのシーンなど、シーンごとのやり取りや気持ちの解釈を初演より詰めて、再演の稽古場では創りあげてきました。初演をご覧いただいた方々にもより面白い作品として10弾再演をお届けできると思います。
潮江文次郎 役 渡辺和貴
稽古場では、それぞれのキャラクター、人が信念を貫いてみんなで頑張って創り上げてきました。10弾の初演とまったく同じキャストなので、これまで過ごした時間もとても長く、関係性が出来てきました。その関係性が舞台上にも反映されていると思います。学年ごと、運動会のチームメンバー、それぞれの関係性を、キャストごとに寄って感じて欲しいです。
中在家長次 役 新井雄也
再演では、細かくお芝居など変えている部分があるので、注視してみてください。初演よりパワーアップしています!長次としては、初演では居なかったシーンに登場していたり、伊作との関係、キリ丸との接点など、再演で一番変化している役かもしれません。どうやってお客さまに、より楽しんでいただけるか稽古場でお互いに意見を出しあって創り上げました。シーンの変化によって起こる長次の心の変化を、観て欲しいです。
七松小平太 役 木村優良
初演を観てくださった方は、殺陣も細かく変わっているので、変化を楽しんでほしいです。もちろん初めて観てくださる方にも楽しんでいただけます。運動会でのチームワークがとてもよくなっていたり、滝夜叉丸とアイコンタクトを取っていたり、細かいけれど関係性の変化が観られると思います。アナザーストーリーも前回は運動会のチームメンバーでしたが、今回は学年ごとになっています。それぞれが本当に面白いです!
食満留三郎 役 秋沢健太朗
再演の稽古場には反橋さんが戻ってきてくれて、ここから改めて始めるのだなと感じました。また役同士、キャスト同士の関係性も初演に比べて深くなりましたし、稽古場ではディスカッションしながら創り上げてきました。再演でよりキャラクターの深堀りができ、それが舞台上に表れていると思います。
そして今回は3年ぶりに忍たまの聖地・尼崎公演があります。聖地だけあって、劇場でもお客さんの空気感が違って伝わってきましたし、前回尼崎に行っているメンバーは僕と反橋くんだけなので、3年前に感じたあの雰囲気と感覚を新たにこのメンバーでも共有したいです。
善法寺伊作 役 反橋宗一郎
再演の稽古場が始まって、シーンを振り返った時に、初演では出来ていたようでもっと詰められるなと気が付いたところがあり、たくさん考え直しながら、再演の稽古をしてきました。乱太郎とのシーンでは曲が増えたり、長次とのシーンにも変化があったりします。稽古ではキャラクターを初演以上に掘り下げられたので、初演より深くなった芝居をお見せできると思います。(自身2回目の忍たまの聖地尼崎での公演について)前回の尼崎公演では、聖地で忍ミュを観られるということで客席の空気感が違いました。聖地だけに、僕は衣装を着たまま外に出たいくらいでした。今回は試してみようかなと(笑)