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井上芳雄、伊藤沙莉ら出演、作・演出:蓬莱竜太の大人のファンタジー『首切り王子と愚かな女』開幕!

June 16,2021 (Wed)
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撮影:加藤幸広

6月15日(火)、東京・PARCO劇場で作・演出・蓬莱竜太、主演・井上芳雄、伊藤沙莉、若村麻由美ほか出演の舞台『首切り王子と愚かな女』が幕を開けた。

劇作家・演出家の蓬莱竜太と井上芳雄が、2015年の『正しい教室』以来6年ぶりにタッグを組んだ本作。蓬莱の真骨頂とも言える、ひりひりと心に刺さり、人間の真実に迫る物語を“現代の寓話”に託して描く。傍若無人な“首切り王子”役を井上芳雄、王子に興味を持たれ、召使として仕えることになる“愚かな女”を伊藤沙莉が演じ、ほか出演に高橋努、入山法子、太田緑ロランス、石田佳央、和田琢磨、そして若村麻由美と、実力派の俳優が顔を揃えた。チケット情報ほか詳細は公式サイトへ。

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■井上芳雄
このような時勢のなかで、初日までこぎつけられたことがとても嬉しいです。完全な新作なので、ちょっとまだお客様の反応が想像つかないのですが、早く観てもらいたいと思っています。自分の中でPARCO劇場イコール蓬莱さんというイメージがあって、ちょうど1年前くらいから来年どうしようかという話をしていました。その時は1年後どうなっているかも分からなくて、でもこういう時だからこそ楽しいものがいいよねと。蓬莱さんの作品なのでただ楽しいだけではないですが、でもミュージカルやほかのお芝居では体験できないような世界をいつも見せてくれます。蓬莱さんいわく、僕のフィールドに寄ってくれたそうなんですが、全然そんな気はしていなくて、寄せてくれたとしたら設定が「王子」というところだけかなと。首切りですけど(笑)。ただ、やっていくうちにこれこそ王子なんじゃないかなと思いながらやれているので、僕の王子役の集大成として、それくらいの気持ちでやりたいですし、やれるかなと思います。こうした状況ということを考えなくても、とても刺激的な作品が生まれていると思いますし、演出であったり、セットであったり、いろんなチャレンジングなアイデアもあって、お客様にどう届くか、受け取ってもらえるのか楽しみに思っています。

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■伊藤沙莉
舞台出演が約4年ぶりなので、(緊張で)シンプルに吐きそうなんですが・・・(笑) この作品はとても大切で、大好きなので、たくさんの方に観ていただきたいですし、この時代だからこそ、多くの方に届いてほしいなと思うので精いっぱい頑張ります。井上さんは見た目も中身も王子様で、笑顔も素敵なんですが、切ない表情もすごく似合っていて。麻由美さんは稽古が始まってから、日に日にパワフルな感じになっていく印象で、私たちが迷っているとアドバイスをくださったり、打ち解けることができたので嬉しかったです。
私の演じるヴィリの言っていること、やっていることに違和感がなくて、ヴィリは姉への執着があるんですけど、そういう家族に対しての感覚というか、子供ではないけど、家族の前では素が出ちゃうというのは共感できるなと思います。

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■若村麻由美
ファンタジー作品は初出演ですが、ファンタジーというにはあまりにも深く、今の時代を反映していて、お客様には蓬莱さんワールドを楽しんでいただけると思います。井上さんは、首切りだろうがなんだろうが、王子は王子で、蓬莱さんもおっしゃっていましたが、「いい奴」がにじみ出ていて、普段から品行方正でスーパースターパワーが出ています。伊藤さんは、生きているエネルギーを感じさせてくれる方で、生命体が舞台の上を走り抜けるような。本当にチャーミングで、私は伊藤さんの声が好きなんです。誠実でストレートに生きていくヒロイン像が彼女にぴったりで、いつも見ていてほのぼのしています。設定は王国ですが、家族の話でもあり、親子、姉妹の話なので、いろんな方に刺さると思います。

■蓬莱竜太(作・演出)
初日を迎えられない作品があまりにも多いこの時代で、初日を迎えられるという喜びと、今、演劇をやることが許されている以上、最大限、遊んで、一生懸命一日一日を楽しみたいと思います。こういう時代なので、現代劇というよりは、お客様をフィクションの世界にいざなって、異世界の時間を味わってほしいなという気持ちがありまして、芳雄くんはプライベートでもよく知っているのですが、すっごくいいやつで、それとは逆の芳雄くんを見せたいなと、沙莉ちゃんは小さい体のどこにこんなにエネルギーがあるんだという素晴らしい女優さんですし、この二人が一番格闘しあえるシチュエーションをと思い、作品を書きました。今回はファンタジーを観に来た人にはシンプル過ぎて衝撃的なセットだと思いますが、演劇の想像力の豊かさをそのまま舞台に上げたいと考えたときに、稽古場をそのまま再現するとどうなるかと思いつきました。稽古場からスタートして、このシンプルなセットから、どうお客様をファンタジーの世界に誘えるかという演出をしたいと思いました。基本的にずっとキャストが舞台上にいて、役者のオフの姿、オンになる瞬間なども観ていただけると思うので、そこも見どころかなと思います。


【作・演出】
蓬莱竜太
【出演】
井上芳雄 伊藤沙莉/
高橋努 入山法子 太田緑ロランス 石田佳央 和田琢磨/
小磯聡一朗 柴田美波 林大貴 BOW 益田恭平 吉田萌美/
若村麻由美
【東京】
2021年6月15日(火)~7月4日(日) PARCO劇場
【大阪】
2021年7月10日(土)~11日(日) サンケイホールブリーゼ
【広島】
2021年7月13日(火) JMSアステールプラザ 大ホール
【福岡】
2021年7月16日(金)~17日(土) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール

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