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山田ジャパン2024年3月公演『愛称⇆蔑称』開幕

March 08,2024 (Fri)
山田ジャパン2024年3月公演『愛称⇆蔑称』が3月7日に開幕した。主演は原 嘉孝、台本は山田ジャパン主宰の山田能龍が当て書きし、演出も山田が手掛ける。子供の頃、当たり前に使っていた“あだ名”という文化。“あだ名”は、愛称なのか、蔑称か。山田独自の哲学を作品に投影しつつ、コメディ作品として笑いに昇華させている。

撮影:Wataru Yoshida
撮影:Wataru Yoshida

コメント
山田能龍(脚本・演出)
初日の幕が開きます。最後の通し稽古を見て、作品への自信を深めました。自分史上の最高傑作になるかも知れない、そんな予感です。
ラストシーン終わり、俳優は僕の声がかかるまで演じ続けています。僕が「はい、お疲れ様でした」と声をかけた途端、ぐっと堪えていた感情を静かに解放する俳優たち。黙って、放心しながら、そっと涙を拭っている。その姿を見て「ああ、いい芝居だな」と。この作品の在り方が凝縮された光景だったと思います。
あだ名は、良いものか、悪いものか。勇気を込めて作りました。ぜひ答え合わせにいらして下さい。

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原嘉孝
「愛称⇆蔑称」開幕します!昨今、実際に問題視されている事でもあります、学校における「あだ名禁止」問題について僕たちが舞台上で議論します。個性あふれる登場人物達がそれぞれの主張、価値観、正義をぶつけ合います。是非皆さんも、客席からこの会議にご出席ください!
実際にあだ名禁止の学校に通っていた方、そうでない方、または今現在通っているよ!なんて方。様々だと思います。
あ、安心してくださいね?出席してくださいなんて格好つけて言いましたけどあだ名のあり方について一緒に考えましょうよ!なんて押し付けるような作品ではありません。笑
ただこれは僕がそうだったのですが、僕自身この作品と出会うまで、今までなんとなく無意識に付き合ってきた「あだ名」について考えたこともなかったな~。と思ったので!結局何が言いたいかわかりませんが!気軽に!観に来ていただけたらなと!思います!!劇場でお待ちしております!

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いとうあさこ
いよいよです。幕があがります。この瞬間は何度やっても、めっちゃくちゃ“アツく”なります。緊張、不安、興奮などなど、いろんなものが入り混じって、“アツく”なるのです。そしてそれらを全部ひっくるめて今度はその熱を、観てくださる皆々様にお伝えしていけたら。今回の「愛称⇆蔑称」は“あだ名”の是非を巡り、討論を繰り広げるお芝居。まあよく喋ります(笑)私自身はちっちゃい頃から“あだ名”がそばにあったから、正直“あだ名”のない世界はなかなかピンと来ない。舞台の討論の中で自分自身の考えも日々、グルグルしております。皆様も目の前で行われる『朝まで生テレビ!』さながらの討論会に、一緒に参加している気分でご覧いただければ。とにかく体力がいるのでわたくし、なんとなくずっと豚肉ととろろを多めに食しておりますが・・・合ってますかね?(笑)六行会ホールにて皆さまのお越しをお待ちしております。

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山田ジャパン2024年3月公演『愛称⇆蔑称』
作・演出:山田能龍
出演:原 嘉孝 いとうあさこ 黒田アーサー 松田大輔(東京ダイナマイト) 二葉勇 二葉要 他

2024年3月7日~15日 六行会ホール

山田ジャパン2024年3月公演『愛称⇆蔑称』公式サイト

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