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『138億年未満』作間龍斗 初主演、ヒロイン役は桜井日奈子 上演決定

July 16,2024 (Tue)
福原充則が作・演出を務める『138億年未満』が今年11月より上演される。

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福原充則の作・演出で2019年に上演され、夢と現実の間で生々しくもがきながらも前へと踏み出そうとする人々の姿をいた短編『東京キャラバンin岡山』を福原自らが書き直し、今作が誕生した。

岡山のとある海の見える町を起点に、若者でバカ者だった4人の青春、そして、“決して生やさしくはない、酸っぱくて苦くも続いていく人生”を描く。

コメント
福原充則(作・演出)
「才能は人に留まらない。才能のある人も大抵5年でそれを失う」というようなことを言ったのは宮沢賢治だったと思います。なんともまぁ…な言葉です。残酷とも言えますし、だからこそ諦められるとも言えます。これは甘酸っぱくもない、ほろ苦くもない青春物語で、〝じゃあどんな青春なんだ〟と言われれば、酸っぱくて苦いやつです。現在進行形で青春している方にはもちろん、最近ようやく冷静にあの頃を振り返れるようになってきた中年の方にも見て頂きたいです。

作間龍斗
小渕勲役を演じる、作間龍斗です。
以前、福原充則さんの舞台を拝見したことがあり、今回ご一緒させていただけると聞いた時はとても驚きました。
舞台の経験が少ないのでわからないことだらけだとは思いますが、皆さまに楽しんでいただけるようキャスト・スタッフさんと共に、準備して参ります。是非劇場まで足を運んでいただけたら嬉しいです!

桜井日奈子
学生時代、誰でも根拠のない自信に夢を見させられた経験があると思います。
その夢が叶えられる人は一握りであると知っても、その一握りにもしかしたら自分は入るかもしれないという期待。
この作品は、その期待をことごとく裏切っていきます。こんなにも酸っぱい青春群像劇は初めてです。
私が演じる韮沢は、ダンスの道を志す学校の人気者。韮沢も、いつしか夢と現実のギャップに折り合いをつけていくことになるのでしょうか。観てくださる方にとって、〝今〟に光を感じられる作品になったらいいなと思います。

若林時英
自分のドラマのデビュー作の脚本を演出の福原さんが当時担当されており、いつかご一緒させていただきたいと思っていた所、今回このようなご縁をいただき本当に光栄です。共演者も初めましての方々が多いので、今からどのような化学反応おこるのか、稽古するのが楽しみでなりません。素敵な舞台になると思います。ぜひ劇場に足をお運びください。

中野周平
長編の舞台は初挑戦、気合十分!舞台となる岡山は僕が青春を謳歌した街です。学校、部活、ゲームセンタースターダスト、バイト先のラーメン哲、旭川の河川敷でのたそがれ。たくさんの思い出がある岡山で、また新しい青春を味わえます。岡山の景色を思い浮かべながら楽しみたいと思います。
僕が演じるのは、主人公といつも一緒にいる矢田建生という友達です。でえれぇええやつじゃけ、頼まぁ!

あらすじ
1996年岡山。高校生の小渕(作間龍斗)は、友人の福武(若林時英)や矢田(中野周平)と共に映画同好会に所属し、バカ騒ぎをしながら映画を撮っていた。一方、同じ学校の韮沢(桜井日奈子)はダンス部に所属し、校内のスターとして大人気だった。文化祭の準備期間、当日と充実した日々を過ごす2人。友人達はもちろん、当の本人らも、卒業後に輝かしい未来が待っていることを確信していた。そして4年後、小渕と韮沢はそれぞれ東京と大阪で、生活していた。生活しながら、静かにすり減っていた……。

ニッポン放送開局70周年記念公演『138億年未満』
作・演出:福原充則
出演:作間龍斗 桜井日奈子 若林時英 中野周平 ほか

【東京】2024年11月23日~12月8日 本多劇場
【大阪】2024年12月12日~16日 サンケイホールブリーゼ

ニッポン放送開局70周年記念公演『138億年未満』公式サイト

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