本日7月3日開幕のストレートプレイ・ミュージカル『うたかふぇ』の公開ゲネプロがサンシャイン劇場で行われた。
心温まる作風が高く評価されている福島三郎作・演出の本作は、ストレートプレイの中に歌を盛り込んだ“ストレートプレイ・ミュージカル”。音楽を手掛けるのは、GO-BANG’Sのヴォーカルとして活躍し、作詞家・小説家としても才能を発揮する森若香織。さらに、自身も俳優として舞台やミュージカルで活躍する曾我泰久が音楽監督を務める。この実力派スタッフによって、登場人物たちの心情やセリフが自然に歌に乗せて表現され、日常の中にある「音楽」の力が象徴される作品だ。
主演を務めるのはお笑いコントなどで見せる緩急自在な演技力からドラマ・舞台等でも活躍している河本準一。演劇の舞台では本作が初舞台・初主演となる。共演は、牧野由依、陽月 華、大山真志、菊地美香、なだぎ武らジャンルを超えて活躍する個性豊かなキャストたちが、幸せなハーモニーを奏でるべく集結。
ドリーム商店街にある、オープンカフェ「マリア」は、いつも歌声にあふれていて、「うたかふぇ」と呼ばれている。みんなが集まるオアシスだったこのカフェの近くに、大型ショッピングモールが建設された。街の住人達は、オープンに向け大変な盛り上がりを見せているが、おかげで商店街の面々は苦境に立たされ、存亡の危機を迎えていた。ドリーム商店街は、唄が消えてしまった「マリア」は、立ち上げる事ができるのか……?
公演は同劇場で7月12日(日)まで。
♪作・演出 福島三郎コメント
顔合わせから一か月が経ちました。河本さんがこんなに役者さんだったとは…なだぎさんがこんなにダンサーだったとは…
毎日が驚きの連続でした。いよいよ初日を迎え、一番わくわくしているのは僕かもしれません。『うたかふぇ』がこんな芝居だったとは…
お客様と一緒に楽しみたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。
♪河本準一コメント
初めての芝居で座長をやらせていただくので、色々プレッシャーもあるかなと思っていたのですが、本当にすばらしいメンバーに恵まれて楽しんで稽古ができました。
演出の福島三郎さんはとても自由にやらせてくれる方でしたので、自分たちで考えられるところもたくさんあり良い経験になっています。
“ナマ”は何か起きてこその“ナマ”だと思うので、ハプニングが起きてもそれを含めて楽しんでいこうと思っています。ナマの楽しさをぜひ味わいに劇場にいらしてください。