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May 01,2024 (Wed)
今年7月から上演される『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』のパフォーマンス・トークショーが行われた。

Hibiya Festival 2024イベントレポート
文:五月女菜穂

日比谷の野外ステージで、4人のビリーによる特別パフォーマンス!

「劇場の熱気を、街に解き放ちたい!」「空と緑と共にエンターテインメントが楽しめる街にしたい!」。そんな想いで始まった日比谷フェスティバルが今年も5月6日(月・祝)まで東京ミッドタウン日比谷(千代田区)で開催され、開催2日目となる4月27日(土)、ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』の主人公ビリーによるパフォーマンスと出演者らによるトークが披露された。

撮影:山本春花

本作は、1980年代のイギリス北部の炭鉱の町を舞台に、諦めずに夢を叶えようとするひとりの少年と彼を取り巻く大人たちの姿を描き、世界中を虜にした映画『BILLY ELLIOT』(邦題『リトル・ダンサー)』を2005年にミュージカル化した作品。2006年には英国ローレンス・オリヴィエ賞4部門、09年にはトニー賞で10部門を獲得し、日本では2017年に日本初演が開幕。2020年の再演に続き、この夏3度目の上演を迎える。

この日披露されたのは、浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一の4人の3代目ビリーによる劇中歌「エレクトリシティ」の特別パフォーマンス。実は2月に行われた製作発表のときにも上演したパフォーマンスなのだが、この約2ヶ月の間にもレッスンを重ねてきたビリーたち。さらに伸びやかかつキレのあるダンスと、堂々とした歌唱を観客の前で見せ、成長を感じさせた。なお、リハーサル前は雨が心配されたが、本番中は雨に降られることなく、のびのびとパフォーマンスを披露することができた。これもビリーたちの日頃の行いがいいからかもしれない…!

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彼らのパフォーマンスを観た、ビリーのおばあちゃん役を演じる阿知波悟美(※根岸季衣とWキャスト)は「(製作発表のときよりも)身長も高くなって、振りものびのびしているような気がして…もう涙を堪えていました」と話し、ビリーの兄・トニー役を演じる西川大貴(※吉田広大とWキャスト)も「当たり前ですが、4人の個性が全然違うじゃないですか。4人でやっているからこそのパワーもあると思うけれど、これから1人になったときに『自分のステージだ』という個がどんどん出ていくと思うから、これからが本当に楽しみ」とコメントした。

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本作の魅力や見どころを“熱語り”した出演者たち。観客へのメッセージとして、浅田は「自分の舞台を観て感動してもらえるように練習しているので、ぜひ僕のビリーを観に来てください」、石黒は「自分自身の限界を打ち破る最高のビリーになります」、井上は「皆さんに元気を与えられるように、エネルギーを出し切って盛り上げていこうと思います」、春山は「お客様に希望を与えられるようなビリーになりたいです」とフレッシュなコメントを話した。

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また、阿知波は「子どもたちの素晴らしいパフォーマンスもそうですが、周りにいるアンサンブルの方々、それからスタッフの方々…みんなが素晴らしい作品にしようと邁進しておりますので、ぜひぜひご期待いただいて劇場に足を運んでいただきたいと思っております」といい、「バスタオルぐらいは必要かもしれません(笑)。ハンカチ1枚2枚お持ちになって劇場にいらしてください」と語った。

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西川は「ミュージカルって、歌とダンスとお芝居があると思うんですけど、こんなにいい音楽、いい振付、いい演出・脚本が揃ったミュージカルは本当にないですから!もう絶対観て後悔しないと思いますので、ぜひ観にいらしてください。一緒に稽古を始められるのがとても楽しみです」と期待を寄せていた。

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Daiwa House presentsミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』
脚本・歌詞:リー・ホール
演出:スティーヴン・ダルドリー
音楽:エルトン・ジョン

出演:
浅田良舞 石黒瑛土 井上宇一郎 春山嘉夢一 益岡徹 鶴見辰吾 安蘭けい 濱田めぐみ 根岸季衣 阿知波悟美 西川大貴 吉田広大 芋洗坂係長 永野亮比己 厚地康雄 山科諒馬 ほか

【東京】2024年7月27日(土)~10月26日(土) 東京建物Brillia HALL
【大阪】2024年11月9日(土)~24日(日) SkyシアターMBS

ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』公式サイト

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April 26,2024 (Fri)
秦建日子が原作・脚本、松岡充が主演を務める社会派ミステリ『Change the World』のメインビジュアルが発表された。

©️秦建日子 ©️2024舞台Change the World製作委員会
©️秦建日子 ©️2024舞台Change the World製作委員会

「HERO」「アンフェア」などの大ヒット作を次々と生みだした、小説家・劇作家・演出家・シナリオライターの秦建日子が23年に発表した小説『Change the World』(河出書房新社刊)を自ら戯曲化、いち早く舞台化される形だ。

また本作は、『サイレント・トーキョー』というタイトルで映画化もされた『And so this is Xmas』の続編で、3部作構成の2作目。続編にあたる『Across the Universe』はすでに執筆中で、本公演開幕と同時刊行が決定している。チケットの一般販売は5月4日より。

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あらすじ
日本史上最悪と云われた渋谷ハチ公前広場の爆弾テロ事件から二年。
錦糸町にあるとある公園で、小学校の女性教師が殺害された。
かつて、渋谷テロ事件解決の立役者となった刑事の世田志乃夫は、元警視庁サイバー班の奇抜すぎる女性刑事・天羽史(あもうふみ)とともに、その女性教師殺害事件を追ううちに、AR爆破シミュレーション「アイコ」というスマホ用アプリケーションの存在を知る。
二年前のテロ事件の真犯人と同じ名前なのは偶然なのか?
やがて、被害者と関わりのあるらしいレストラン経営者の自宅が目の前で爆破され、その家で家庭教師をしていた世田のかつての相棒・泉の恋人が重傷を負う。
連鎖する事件。難航する捜査。
事件のキーワードは、どうやら世界的な人気を誇る漫画『ツリー・ブランチ』。その『ツリー・ブランチ』の大規模イベントが、近々、東京ドームで行われるという。
新たなる爆弾テロを予感した世田は、必死に真犯人を探すのだが……

『Change the World』
原作・脚本:秦建日子「Change the World」(河出書房新社刊)
演出:橋本昭博

出演:松岡充 辰巳雄大 剛力彩芽 日向野祥 福圓美里 田中尚輝 塚本凌生 渡辺みり愛 槙尾ユウスケ 大林素子 金子昇 ほか

2024年6月8日(土)~16日(日) サンシャイン劇場

『Change the World』公式サイト

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April 25,2024 (Thu)
橋爪功、三浦涼介、岡本圭人の出演するリーディングシアター『GOTT 神』の上演が発表された。

(上段左から) 橋爪功、三浦涼介、岡本圭人、山路和弘 (下段左から) 浅野雅博、石井一彰、玉置孝匡、瑞木健太郎
(上段左から) 橋爪功、三浦涼介、岡本圭人、山路和弘 (下段左から) 浅野雅博、石井一彰、玉置孝匡、瑞木健太郎

刑事事件を専門とする弁護士でもあるフェルディナント・フォン・シーラッハの作で、倫理委員会主催の討論会を舞台に、医師による自死の幇助の是非など、命をめぐる深遠なテーマの討論が繰り広げられる。

14年に上演された同じくシーラッハ作の『テロ』同様、幕間には、演じられた討論を見聞きした観客による投票が行われる。“生きなければならないとの法的義務はない“、”医師には命を守る原則がある“、”国民には自ら死を望む権利がある“、など様々な視点からの意見が飛び交う中、観客自身も最終判断に加わることのできる注目作だ。

演出家コメント
舞台は、独倫理委員会主催の会議の場。公開の討論会が行われます。
議題は、ゲルトナー氏の訴えに端を発します。妻を喪い、死を選びたい彼に、医師は致死量の薬品を処方できるか否か、処方すべきか否か。
討論しあうのは、医師、法学者、医師会役員、カトリック教会の司教、そして、ゲルトナーの弁護士、ビーグラー。
日本では「安楽死」と呼んで一様に語られることが多いのですが、この討論では、自殺幇助、嘱託殺人、延命措置の中止による消極的臨死介助、死に至る薬を処方する積極的臨死介助、と、高齢者の命の価値、と、様々な観点から語られていきます。
……いかめしい漢字ばかり並んでしまいますが、どれもとても身近だと思えます。
スイスの臨死介助組織に、自らを託す方々のニュースを御覧になって皆様、どう感じられたでしょう?
自らの人生の幕引きを決定する自由意志、命の選択権は、誰にあるのでしょう?
ここから、討論は、タイトルになる「神」の意志についてに移行していきます。

死について語ることは、どう生きるかについて語ること。
そして、他者の人生にどう向き合うかを語ること。
劇場では、この公開討論を聞いた上で、実際にお客さまに意見の投票をしていただきます。

橋爪功さんを中心に、今を生きる様々な年代の素晴らしい俳優陣と、この作品を読み解いていけることを、僥倖と感じています。
石丸さち子

STORY
78歳の元建築家ゲルトナーは心身共に健康であるが、愛妻を亡くし今後は生きる意味はないと考え、医師に 薬剤を用いた自死の幇助を求めている。
ドイツの倫理委員会主催の討論会が、ベルリンのブランデンブルク科学アカデミーで開かれ、法学、医学、神学の各分野の参考人、ゲルトナーの主治医や弁護士が意見を述べ合い、活発な議論が展開される。
死を望むゲルトナーの意志を尊重し、致死薬を与えるべきか否か・・・
個が尊重される西洋社会でこそ生まれる「死ぬ権利」をシーラッハは非科学的な世界と科学的な世界で対比させる。ティール司教は「生きるか死ぬかを決められるのは神だけだ」と主張するが、ビーグラー弁護士は「どう生きて死ぬかの決定を委ねられているのは人間自身」と断言する。
医師による自死幇助の是非について観客が投票する緊迫感と親近感が交差する注目作。

リーディングシアター 『GOTT 神』
作:フェルディナント・フォン・シーラッハ
翻訳:酒寄進一(2023年 東京創元社「神」)
演出:石丸さち子
出演:橋爪功 三浦涼介 岡本圭人 浅野雅博 石井一彰 玉置孝匡 瑞木健太郎 山路和弘

2024年10月11日(金)~14日(月祝) パルテノン多摩 大ホール

リーディングシアター 『GOTT 神』公式サイト

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