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April 05,2024 (Fri)
フロリアン・ゼレール作、ラディスラス・ショラーが演出を務める『La Mère 母』が4月5日に開幕した。

撮影:藤井光永
撮影:藤井光永

コメント
若村麻由美
『La Mère 母』は、母としてのアイデンティティをすべて奪われ、喪失していく、そのパニックの中にいるアンヌの激動の精神状態を一緒に体感していただくことができれば、ものすごくスリリングで面白くなると思います。劇場入りして、美術セットを見て、色使い、照明、音楽も含めてとても素敵で、なによりもシアターイーストという劇場の大きさがこのお話にはぴったりなので、この『La Mère 母』の世界に入り込める感じがしました。ラッド(ラディスラス・ショラー)の演出が素晴らしく、ゼレール(フロリアン・ゼレール)の“家族三部作”の最後を飾るにふさわしい作品に出演できることを幸せに思います。劇場にお越しくださる皆様にも濃密なドラマのラストシーンに光を感じていただける事を願って、家族のために惜しみない愛を注いでいる世界中の母たちへ感謝を込めて『La Mère 母』捧げます。

3

岡本圭人
舞台「La Mère 母」本日開幕です。 初めて台本を読んだ時、感情が追いつきませんでした。ストーリーが進むにつれて、登場人物の間に何が起きているのか、なぜそうなるのか、全く分かりませんでした。しかし稽古を重ねるにつれて、理解が追いつくようになりました。何がキーとなったかというと「愛」です。愛が深ければ深いほど、人は思いもよらない言葉を口にしたり、行動を取ってしまいます。誰かを愛すれば愛するほど、人は失うことを極端に恐れます。一見、不可思議な舞台ではありますが、若村麻由美さん演じるアンヌの繊細かつ大胆な感情の渦に惹き込まれるほど、物語を理解し得るようになります。是非、劇場で身を任せ、アンヌの感情の波に包み込まれてください。きっと、今まで観たことのない愛の物語を感じることが出来ると思います!

2

岡本健一
いよいよ初日を迎えます。私たちの生活の中で「母」なるものが家族のために、どれだけ大きな愛を注いでいるか、どれだけ寂しく孤独を感じているかを知ることが出来る、とても重要な作品です。四人の登場人物の、時には滑稽で笑える行動、母のために懸命に思いやる姿に、共感と反発、喜びと哀しみ、そして希望を感じて下さい。この物語は「母」に関わる全ての方々に劇場で体感して頂きたいと思います。お待ちしております!

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ラディスラス・ショラー(演出)
初日を迎えるにあたり、今緊張せずにリラックスしている自分に少し恐れを感じています。今回日本で、そして日本の俳優さんたちと日本語でゼロからクリエーションするのは私にとって初めての経験なので本来なら緊張するはずなのですが、カンパニーの皆さんたちの事を絶対的に信頼しているからこそ緊張していないのだと思います。若村麻由美さんとは今回でご一緒するのは3回目になりますが、若村さんに母アンヌ役をオファーすることが出来て私もすごく嬉しく幸せに思います。アンヌはこの戯曲の中心となるタイトル・ロールですし、多彩な演技力を持つ彼女に相応しい役だと思います。そして健一さん、圭人さん親子、そして伊勢佳世さんとも再びお仕事できたのでとても嬉しいです。圭人さんは前回ご一緒した際には初舞台の新人俳優でしたが、いまは立派な役者に育ち、彼の成長ぶりには随分驚かされました。このカンパニーの皆さんと家族のような良い関係を築いて一緒にお芝居を創れたことはお客様にも感じていただけるはずです。(作の)フロリアン・ゼレール氏も来日して観劇してくれることになり、有難いことにチケットも完売間近と聞いています。どうぞお早めに劇場に観にいらしてください!

ストーリー
アンヌはこれまで自分のすべてを捧げて愛する子どもたちのため、夫のためにと家庭を第一に考えて生きてきた。それはアンヌにとってかけがえのない悦びで至福の時間であった。そして年月が過ぎ、子どもたちは成長して彼女のもとから 巣立っていってしまった。息子も娘も、そして今度は夫までも去ろうとしている。家庭という小さな世界の中で、四方八方から逃げ惑う彼女はそこには自分ひとりしかいないことに気づく。母は悪夢の中で幸せだった日々を思い出して心の万華鏡を回し続ける――。


同じくフロリアン・ゼレール作、ラディスラス・ショラー演出の『Le Fils 息子』が同時上演される。

『La Mère(ラ・メール) 母』 『Le Fils(ル・フィス) 息子』
作:フロリアン・ゼレール
翻訳:齋藤敦子
演出:ラディスラス・ショラー

『La Mère 母』
出演:若村麻由美 岡本圭人 伊勢佳世 岡本健一
2024年4月5日(金)~4月29日(月・祝) 東京芸術劇場 シアターイースト

『Le Fils 息子』
出演:岡本圭人 若村麻由美 伊勢佳世 浜田信也 木山廉彬 岡本健一
2024年4月9日(火)~4月30日(火) 東京芸術劇場 シアターウエスト

鳥取・兵庫・富山・山口・高知・熊本・松本・豊橋 公演あり

『La Mère 母』 『Le Fils 息子』公式サイト

2024年アーカイブ

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April 05,2024 (Fri)
2022年に全国5箇所で上演した『裸足で散歩』が今秋、再演される。ニール・サイモンの作で、1967年には映画化された。

MAIN

駆け出しの弁護士で慎重派の夫と、社交的で自由奔放の妻の新婚夫婦が引っ越してくる新居を舞台に繰り広げられる、キュートでハートフルなコメディ。演出は元吉庸泰が務める。出演は加藤和樹、高田夏帆、福本伸一、松尾貴史、戸田恵子。

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あらすじ
寒い2月のニューヨーク。古いアパートの最上階に新婚のポール・ブラッター(加藤和樹)とコリー・ブラッター(高田夏帆)が引っ越してきた。工事に来た電話会社の男(福本伸一)も息切れして話せないほどの階段。エレベーターはなく、天窓には穴があき、暖房も壊れ、家具も届いていない。夜には雪が降るらしい。
アパートには不思議な住人がたくさん住んでいる。その中のひとり、屋根裏部屋に住むヴィクター・ヴェラスコ(松尾貴史)はブラッター家の窓を通って自分の部屋に行く。コリーはここでの生活をすごく気に入り楽しんでいるが、真面目な弁護士のポールはこのアパートに馴染めずにいた。
ある日コリーは、母であるバンクス夫人(戸田恵子)との食事にヴェラスコを誘い、食事を楽しんだ。だが、みんなが帰った後、2人きりになったポールとコリーはケンカをし始めてしまう。
ポールとコリーの新婚生活はどうなってしまうのか?

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コメント
福田響志(翻訳)
初演が終わってから、大学の課題でこの戯曲のワンシーンを演出する機会がありました。同世代のアメリカ人の役者さんと、英語でニール・サイモンと向き合う。何度も読んだはずの戯曲が、新しい顔を見せてくれました。ある種原点回帰したことで、日本で演る意義をより強く感じています。古き良きコメディを今、そして新しい時代に伝えるために、翻訳もアップデートしていきたい。皆様のご来場を心よりお待ちしております!

元吉庸泰(演出)
今一度この戯曲とこの時代に挑戦できる機会を頂きました。
1960年代のニューヨーク、新しく歩き出す二人の夫婦が出会うこれまでの自分と、たくさんの新しい価値観のお話。2年の時を経てアフターコロナになった僕たちにはより深く刺さってしまうのではないでしょうか。
改めて新鮮に。次の世代に、とこの素晴らしく楽しい演劇を届けられるよう一所懸命に頑張ります。何より!ポールとコリーのふたりに、そして二人を囲むあの大先輩たちに会えることを僕自身が楽しみにしています。ぜひ!劇場へ!よろしくお願い申し上げます。

裸足で散歩
作:ニール・サイモン
翻訳:福田響志
演出:元吉庸泰
音楽:栗山 梢

出演:加藤和樹 高田夏帆 福本伸一 松尾貴史 戸田恵子

2024年9月下旬~11月
東京・大阪・茨城・神奈川・静岡・北海道・愛知・香川 他

『裸足で散歩』公式サイト

2024年アーカイブ

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April 01,2024 (Mon)
今年6月に上演されるミュージカル『鉄鼠の檻』の配役とキャストビジュアルが発表された。日本のオリジナルミュージカルにこだわり続けるイッツフォリーズが手掛ける百鬼夜行の世界。グランドミュージカルから2.5次元まで、ミュージカル界を牽引してきた多彩なクリエイターやキャストが揃う。

コメント

板垣恭一(上演台本・作詞・演出)
三年ほど前、京極夏彦さんによる「レンガ」と称される分厚い小説『魍魎の匣[もうりょうのはこ]』をミュージカル化しました。おかげさまで好評をいただき今回は同じシリーズの中から「読む隕石」とも称される『鉄鼠の檻[てっそのおり]』をミュージカルにさせていただきます。物語の舞台は禅寺。禅とは何か、悟りとは何かを歌うミュージカルは前代未聞だろうと思っての挑戦です。劇場にてお待ちしております。

和田俊輔(作曲・音楽監督)
25年も前だろうか。
学生時代、親友とどっちが面白いミステリー小説を読んだか競っていたときに(何してたんだ笑)知った本が京極夏彦先生の「百鬼夜行シリーズ」だった。
衝撃だった。
戦後のリアルな情景、登場人物たちの愛しい造形、そして膨大な情報量。
この魅力しかない作品を、ミュージカルにするのだ。
一体何がどうなるのか。
そんな一抹の不安を抱えた皆様はどうかご安心を。
ミュージカルと妄想はすこぶる相性が良いのだ。
もちろん妄想と括るのはいささか乱暴だけど、脳や心が織りなす物語と捉えてもらえたら、ほら、なんだか京極堂に纏わる事件がどんどんミュージカルになりそうでしょ?
楽しみです、きっとぼくが一番に!

1

中禅寺秋彦役/小西遼生
「魍魎の匣ミュージカル化」の憑き物を落としてから、はや幾年か。京極作品ミュージカル化、第二弾。しかも舞台化も映像化も未だ成されていない『鉄鼠の檻』。戦う前から負けているものに挑むのは些か気が引けるものの、1376ページもの小説をたった数時間でお客様の心に届くものに纏め上げるという難題に少しワクワクしているのは、この生業に潜む憑き物でしょうか。世の中の面白さをまた一つお届け出来るように、一同全力を尽くします。

2

榎木津礼二郎役/北村諒(Wキャスト)
ミュージカル『鉄鼠の檻』で、再び榎木津礼二郎を演じます、北村諒です。またこの世界に飛び込めることが楽しみでもあり、恐ろしくもあり…しかし、脚本・演出の板垣さん、主演の遼生さんたちの心強さで、僕はのびのびとお芝居が出来そうです。楽しんでいただけるよう、誠心誠意務めます。

2-2

榎木津礼二郎役/横田龍儀(Wキャスト)
今回Wキャストで榎木津礼二郎役を演じさせて頂きます、横田龍儀です。本作品からの合流でましてや、北村諒くんのWキャストということでとても緊張しますが、自分の出来ることをしたいと思います。今回の台本を読ませて頂き、率直に感じたのは言葉の難しさ。親しみのない言葉が沢山あるので、理解するのに苦しみましたが、とても奥が深い作品だなと感じました。そして僕も「禅」にとても興味が湧きました。お客様も、この世界に触れて、楽しみつつ色んなことを感じて頂ければ幸いと思います。

3

関口巽役/神澤直也
ミュージカル『魍魎の匣』に引き続き、関口巽を演じます。関口は、僕の中で俳優としての転機になった役でもあるので、この役をまた演じられることがとても幸せです。前作に引き続きの方もいますが、初めましての方々が多いのでどのような化学反応が起こるのかとても楽しみです。再演や百鬼夜行シリーズのミュージカル化を楽しみにしてくださっていた方も多かったので、満足していただけるような作品をお届けします。

4

和田慈行役/上田堪大
和田慈行役を演じさせていただくことになりました上田堪大です。原作を読み、難解だけど面白い作品だと思いました。同時にこの作品がミュージカルとしてどう創られていくのか、とても楽しみになりました。作品の世界観や雰囲気など、板の上で表現できるよう、ご観劇いただくお客様に楽しんでいただけるよう、そして何より初めての京極夏彦さんの作品に出演できる喜びを感じ、臨みたいと思っております。

5

山下徳一郎役/高本学
この度はミュージカル『鉄鼠の檻』に出演出来る事を光栄に思います。
ミュージカルの出演はあまり多くないので自分自身にとって挑戦の作品です。歌を通して感情を伝え、お客様も一緒に推理して頂き作品に没入して頂ければ嬉しいです。京極夏彦先生の世界観を思う存分舞台上で表現していこうと思います。

6

杉山哲童役/小波津亜廉
「杉山哲童」は私にとって新たな挑戦となる役柄です。哲童の根底にあるものをしっかり体現できるよう、『鉄鼠の檻』の世界観を自分に落とし込み丁寧に役作りをしたいと思います。ご観劇いただく皆様の心に響くパフォーマンスができるよう尽力いたします。劇場でお会いしましょう!

7

鳥口里美役/大川永
前作『魍魎の匣』に引き続き、鳥口里美役を演じます、大川永です。京極夏彦さんの世界観が再びミュージカルとして生み出される瞬間に、再び鳥ちゃんとして居合わせられることを本当に嬉しく思います。舞台に溢れるであろうお坊さんたちと音楽が融合すると、一体どんな化学反応が起こるのか…。随分前から私も興味津々ですが、必ず面白い作品になることでしょう。精一杯務めます!どうぞご期待ください!

8

中禅寺敦子役/宮田佳奈
前作に引き続き、中禅寺敦子役に挑戦します!修行、禅のことは今まで踏み入れたことのない世界でしたが、所々心に忍び込んでくるような言葉があり、興味深いです。人間の心理、人間関係の絡み方にも注目してほしいです。心地よい疲労感になること間違いなし。劇場でお待ちしております!

9

松宮仁如役/伊﨑右典
この度、松宮仁如役を演じさせていただきます、伊﨑右典です。僧侶という役柄は未経験ですので、これから稽古でどう生きていくのか楽しみです。物語に大きく関わる役どころ。しっかり枝となり舞台上に花を咲かせられればと思います。板の上に立つのは久しぶりなので、皆様のお力添えをいただき、また力になれるよう稽古に励めればと思います。劇場でお会い出来ることを楽しみにしております。

10

仁秀役/畠中洋
『鉄鼠の檻』バリバリの新作オリジナル作品です!やるからには爪痕を残せるような作品にしたい!僕自身も楽しみです!乞うご期待です!


東京・大阪公演ともに、チケットの一般販売は4月19日(金)11:00より開始される。

ASPイッツフォーリーズ公演 ミュージカル『鉄鼠の檻』
原作: 京極夏彦「鉄鼠の檻」(講談社文庫)
上演台本・作詞・演出:板垣恭一
作曲・音楽監督:和田俊輔

出演:小西遼生 北村諒/横田龍儀(Wキャスト) 神澤直也 上田堪大 高本学 小波津亜廉 畠中洋 ほか

【東京】 2024年6月14日(金)~24日(月) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
【大阪】 2024年6月28日(金)~29日(土) サンケイホールブリーゼ

ASPイッツフォーリーズ公演 ミュージカル『鉄鼠の檻』公式サイト

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