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April 05,2024 (Fri)
ドラマ「HERO」「アンフェア」などを生み出し、小説家・劇作家・演出家・シナリオライターと幅広く活動する秦建日子が23年に発表した小説『Change the World』を舞台化、今年6月に上演される。演出は、演劇プロデュースユニットMoratorium Pantsの主宰、橋本昭博が手掛ける。

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主人公を演じるのは松岡充、共演は辰巳雄大、剛力彩芽、日向野祥、福圓美里、田中尚輝、塚本凌生、渡辺みり愛、槙尾ユウスケ、大林素子、金子昇。

コメント
秦建日子(原作・脚本)
「いつ現実化してもおかしくない社会の危機」をテーマにした秦建日子のミステリ・シリーズ。
第一作は、東京のど真ん中で爆弾テロが起きるというストーリーが衝撃的だった『And so this is Xmas』。
こちらは『サイレント・トーキョー』というタイトルで、佐藤浩市、西島秀俊、石田ゆり子ら豪華キャストで映画化されました。
そのシリーズ続編であり、より深刻な「社会に潜む危機」をテーマにした第二作が、この『Change the World』です。
AIの進化がテロと結びついた時に起きるであろう、人類が不可避の悲劇を描いたこの作品は、ChatGPTなどの登場が連日ニュースになる現在、もっともリアリティのある社会派ミステリと言えるでしょう。
既に、第三作、『Across the Universe』も執筆に入り、シリーズ全体での多様な展開を目指す中、いち早くアスクさんの主催で舞台化が実現すること、心より嬉しく思っております。
この作品が素晴らしいキャストと出会い、極上のミステリー・ステージとなることを心より願っております。

松岡充
SOPHIA結成30周年アニバーサリーイヤーの真っ只中でのオファーとなったので、最初は今作を含め他の舞台作品には参加しない方針でいました。ただ、原作があるという事を聞いて拝読し、今僕たちが音楽でメッセージしたいこととすごくテーマが似ているなと思いました。その後、プロデューサーや秦先生、演出家の橋本さんともお会いしていろんな話をしていくうちに、SOPHIAの30周年であり松岡充の舞台俳優としての20年目に相応しい作品になるんじゃないかと、出演を快諾させていただきました。
<人間が人間らしくいられなくなってしまった時代において、どうやって人間としての尊厳を守っていくのか>ということを考えさせる、それが秦先生の作品の共通メッセージだと思っています。人間の温かさ、ぬくもり、そんなものが最終的に伝わる作品になっているんじゃないかなと。これは僕が音楽で今まさに表現したいこと、リスナーに伝えたいことと同じで。そういう人間らしさを出せば出すほど生きにくい世の中にはなっているけれども、そこを諦めたくないというようなことを僕も歌いたいと思っています。
この作品は、役者1人1人が意義を持って取り組むべきテーマの作品だと思います。出演する全員に、単純に一つの演劇作品に参加するのではなく、この作品で表現者として革命を起こすんだという気持ちをもって参加して欲しいですし、僕自身そのつもりで挑みます。

辰巳雄大
芝居をしたいが全く芝居の仕事を出来なかった時代に秦さんの『Pain』という作品を下北で観劇しました。貪欲さの塊だった僕はその日、いつか秦さんの作品に出なければいけないと勝手な使命感を抱きます。それが15年近い時を経て今回叶います。人生全て繋がっているとこの出来事からも今回の脚本からも感じています。
初めてご一緒する方も多いので松岡さんはじめ個性豊かなキャストの皆さんから沢山の刺激をもらい、稽古期間、本番を過ごすのが楽しみです。初めて共演する後輩の岩崎くんと宮岡くんが、舞台が終わる頃には『憧れの先輩は辰巳くん』と言ってくれていますように。
台本を読み、映画の様なスケールと場面展開のテンポ感、登場人物の数にこれが舞台上で橋本さんの演出のもと、どのように描かれるのか心が高鳴りました。そして、今この時に起こりうる事件の真相に触れた時、自分が平和ボケしていないか考えました。僕が演じる泉大輝は本作の2年前渋谷テロ事件、現場にいた刑事です。泉の沢山の想いを台本から感じました。
この壮大なミステリー作品がどの様な形で舞台『Change the World』として劇場で生を味わう空間になるのか今から楽しみです。それぞれの正義、痛みが交錯してストーリーが進んでいきます。タイトル『Change the World』の意味とはなんなのか?是非劇場で共に事件の真相を追いましょう。お待ちしています。

剛力彩芽
大好きな秦さんの作品にまた参加させていただけて幸せの極みです!今回は舞台…スピード感や緊張感をどんな風に表現しようか今からドキドキ、ワクワクです!
先日ビジュアル撮影をしましたが、まず見た目がえぇぇ!という感じでビックリしました!(笑) 原作を読まれていらっしゃる方はご存じだと思いますが…もうそれだけで役作りとか警察という概念とか色々なことが豊かになるなぁと感じました。
秦さんの作品は伏線の使い方とかストーリーの流れとか、何気なく読んでいると、あれっ!となる瞬間があり、ずっとドキドキさせられっぱなしです。ただ、お芝居する上では理解していなければいけないことがたくさんあるので、しっかり読み込んで、観に来てくださる皆様をどう秦ワールドに引き込もうか考え中です!
1日の中の大切な時間を有意義に過ごしていただけるよう、原作者、演出家、スタッフ・キャスト一同、心を込めて作品を作りお届けします!観に来てくださるあなたとたくさんの想いや愛を共有できたら嬉しいです。ぜひ楽しみに待っていてください!

福圓美里
今まで出演したどの舞台とも毛色が違く、こんな面白い作品にお声がけいただいたこと、とても嬉しかったです。ミステリー作品への出演がほぼなかったので、まず前作にあたる「And so this is Xmas」原作の映画「サイレント・トーキョー」を観ました。開始すぐ引き込まれて誰がどんな思惑で動いているのかを探っているうちに夢中になりました。秦さんの作品は無駄がなく、テンポが良く、普通の道を一歩曲がったら狂気、というイメージです。気が付いたらもう世界の中にいます。舞台という場所でどのように立体化するのか楽しみです。
ビジュアル撮影では、想像していなかった衣装、想像していなかったポーズ。そして面白い小道具や、撮った写真のびっくりな使い方。わくわくしました。細部に拘りのある座組は素敵な作品になる!と思っております。
まだお稽古前なのでどう演じよう…と頭の中であれやこれやとイメージを膨らませております。役者さんスタッフさん共に新しい方々にも出会えることも楽しみです。脚本の面白さを損なわないよう、さらに肉厚なものになるようみなさんと良き作品を作りたいと思っております!

あらすじ
日本史上最悪と云われた渋谷ハチ公前広場の爆弾テロ事件から二年。
錦糸町にあるとある公園で、小学校の女性教師が殺害された。
かつて、渋谷テロ事件解決の立役者となった刑事の世田志乃夫は、元警視庁サイバー班の奇抜すぎる女性刑事・天羽史(あもうふみ)とともに、その女性教師殺害事件を追ううちに、AR爆破シミュレーション「アイコ」というスマホ用アプリケーションの存在を知る。
二年前のテロ事件の真犯人と同じ名前なのは偶然なのか?
やがて、被害者と関わりのあるらしいレストラン経営者の自宅が目の前で爆破され、その家で家庭教師をしていた世田のかつての相棒・泉の恋人が重傷を負う。
連鎖する事件。難航する捜査。
事件のキーワードは、どうやら世界的な人気を誇る漫画『ツリー・ブランチ』。その『ツリー・ブランチ』の大規模イベントが、近々、東京ドームで行われるという。
新たなる爆弾テロを予感した世田は、必死に真犯人を探すのだが……
『Change the World』
原作・脚本:秦建日子「Change the World」(河出書房新社刊)
演出:橋本昭博

出演:松岡充 辰巳雄大 剛力彩芽 日向野祥 福圓美里 田中尚輝 塚本凌生 渡辺みり愛 槙尾ユウスケ 大林素子 金子昇 ほか

2024年6月8日(土)~16日(日) サンシャイン劇場

『Change the World』公式サイト

2024年アーカイブ

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April 05,2024 (Fri)
フロリアン・ゼレール作、ラディスラス・ショラーが演出を務める『La Mère 母』が4月5日に開幕した。

撮影:藤井光永
撮影:藤井光永

コメント
若村麻由美
『La Mère 母』は、母としてのアイデンティティをすべて奪われ、喪失していく、そのパニックの中にいるアンヌの激動の精神状態を一緒に体感していただくことができれば、ものすごくスリリングで面白くなると思います。劇場入りして、美術セットを見て、色使い、照明、音楽も含めてとても素敵で、なによりもシアターイーストという劇場の大きさがこのお話にはぴったりなので、この『La Mère 母』の世界に入り込める感じがしました。ラッド(ラディスラス・ショラー)の演出が素晴らしく、ゼレール(フロリアン・ゼレール)の“家族三部作”の最後を飾るにふさわしい作品に出演できることを幸せに思います。劇場にお越しくださる皆様にも濃密なドラマのラストシーンに光を感じていただける事を願って、家族のために惜しみない愛を注いでいる世界中の母たちへ感謝を込めて『La Mère 母』捧げます。

3

岡本圭人
舞台「La Mère 母」本日開幕です。 初めて台本を読んだ時、感情が追いつきませんでした。ストーリーが進むにつれて、登場人物の間に何が起きているのか、なぜそうなるのか、全く分かりませんでした。しかし稽古を重ねるにつれて、理解が追いつくようになりました。何がキーとなったかというと「愛」です。愛が深ければ深いほど、人は思いもよらない言葉を口にしたり、行動を取ってしまいます。誰かを愛すれば愛するほど、人は失うことを極端に恐れます。一見、不可思議な舞台ではありますが、若村麻由美さん演じるアンヌの繊細かつ大胆な感情の渦に惹き込まれるほど、物語を理解し得るようになります。是非、劇場で身を任せ、アンヌの感情の波に包み込まれてください。きっと、今まで観たことのない愛の物語を感じることが出来ると思います!

2

岡本健一
いよいよ初日を迎えます。私たちの生活の中で「母」なるものが家族のために、どれだけ大きな愛を注いでいるか、どれだけ寂しく孤独を感じているかを知ることが出来る、とても重要な作品です。四人の登場人物の、時には滑稽で笑える行動、母のために懸命に思いやる姿に、共感と反発、喜びと哀しみ、そして希望を感じて下さい。この物語は「母」に関わる全ての方々に劇場で体感して頂きたいと思います。お待ちしております!

4

ラディスラス・ショラー(演出)
初日を迎えるにあたり、今緊張せずにリラックスしている自分に少し恐れを感じています。今回日本で、そして日本の俳優さんたちと日本語でゼロからクリエーションするのは私にとって初めての経験なので本来なら緊張するはずなのですが、カンパニーの皆さんたちの事を絶対的に信頼しているからこそ緊張していないのだと思います。若村麻由美さんとは今回でご一緒するのは3回目になりますが、若村さんに母アンヌ役をオファーすることが出来て私もすごく嬉しく幸せに思います。アンヌはこの戯曲の中心となるタイトル・ロールですし、多彩な演技力を持つ彼女に相応しい役だと思います。そして健一さん、圭人さん親子、そして伊勢佳世さんとも再びお仕事できたのでとても嬉しいです。圭人さんは前回ご一緒した際には初舞台の新人俳優でしたが、いまは立派な役者に育ち、彼の成長ぶりには随分驚かされました。このカンパニーの皆さんと家族のような良い関係を築いて一緒にお芝居を創れたことはお客様にも感じていただけるはずです。(作の)フロリアン・ゼレール氏も来日して観劇してくれることになり、有難いことにチケットも完売間近と聞いています。どうぞお早めに劇場に観にいらしてください!

ストーリー
アンヌはこれまで自分のすべてを捧げて愛する子どもたちのため、夫のためにと家庭を第一に考えて生きてきた。それはアンヌにとってかけがえのない悦びで至福の時間であった。そして年月が過ぎ、子どもたちは成長して彼女のもとから 巣立っていってしまった。息子も娘も、そして今度は夫までも去ろうとしている。家庭という小さな世界の中で、四方八方から逃げ惑う彼女はそこには自分ひとりしかいないことに気づく。母は悪夢の中で幸せだった日々を思い出して心の万華鏡を回し続ける――。


同じくフロリアン・ゼレール作、ラディスラス・ショラー演出の『Le Fils 息子』が同時上演される。

『La Mère(ラ・メール) 母』 『Le Fils(ル・フィス) 息子』
作:フロリアン・ゼレール
翻訳:齋藤敦子
演出:ラディスラス・ショラー

『La Mère 母』
出演:若村麻由美 岡本圭人 伊勢佳世 岡本健一
2024年4月5日(金)~4月29日(月・祝) 東京芸術劇場 シアターイースト

『Le Fils 息子』
出演:岡本圭人 若村麻由美 伊勢佳世 浜田信也 木山廉彬 岡本健一
2024年4月9日(火)~4月30日(火) 東京芸術劇場 シアターウエスト

鳥取・兵庫・富山・山口・高知・熊本・松本・豊橋 公演あり

『La Mère 母』 『Le Fils 息子』公式サイト

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April 05,2024 (Fri)
2022年に全国5箇所で上演した『裸足で散歩』が今秋、再演される。ニール・サイモンの作で、1967年には映画化された。

MAIN

駆け出しの弁護士で慎重派の夫と、社交的で自由奔放の妻の新婚夫婦が引っ越してくる新居を舞台に繰り広げられる、キュートでハートフルなコメディ。演出は元吉庸泰が務める。出演は加藤和樹、高田夏帆、福本伸一、松尾貴史、戸田恵子。

3

あらすじ
寒い2月のニューヨーク。古いアパートの最上階に新婚のポール・ブラッター(加藤和樹)とコリー・ブラッター(高田夏帆)が引っ越してきた。工事に来た電話会社の男(福本伸一)も息切れして話せないほどの階段。エレベーターはなく、天窓には穴があき、暖房も壊れ、家具も届いていない。夜には雪が降るらしい。
アパートには不思議な住人がたくさん住んでいる。その中のひとり、屋根裏部屋に住むヴィクター・ヴェラスコ(松尾貴史)はブラッター家の窓を通って自分の部屋に行く。コリーはここでの生活をすごく気に入り楽しんでいるが、真面目な弁護士のポールはこのアパートに馴染めずにいた。
ある日コリーは、母であるバンクス夫人(戸田恵子)との食事にヴェラスコを誘い、食事を楽しんだ。だが、みんなが帰った後、2人きりになったポールとコリーはケンカをし始めてしまう。
ポールとコリーの新婚生活はどうなってしまうのか?

2

コメント
福田響志(翻訳)
初演が終わってから、大学の課題でこの戯曲のワンシーンを演出する機会がありました。同世代のアメリカ人の役者さんと、英語でニール・サイモンと向き合う。何度も読んだはずの戯曲が、新しい顔を見せてくれました。ある種原点回帰したことで、日本で演る意義をより強く感じています。古き良きコメディを今、そして新しい時代に伝えるために、翻訳もアップデートしていきたい。皆様のご来場を心よりお待ちしております!

元吉庸泰(演出)
今一度この戯曲とこの時代に挑戦できる機会を頂きました。
1960年代のニューヨーク、新しく歩き出す二人の夫婦が出会うこれまでの自分と、たくさんの新しい価値観のお話。2年の時を経てアフターコロナになった僕たちにはより深く刺さってしまうのではないでしょうか。
改めて新鮮に。次の世代に、とこの素晴らしく楽しい演劇を届けられるよう一所懸命に頑張ります。何より!ポールとコリーのふたりに、そして二人を囲むあの大先輩たちに会えることを僕自身が楽しみにしています。ぜひ!劇場へ!よろしくお願い申し上げます。

裸足で散歩
作:ニール・サイモン
翻訳:福田響志
演出:元吉庸泰
音楽:栗山 梢

出演:加藤和樹 高田夏帆 福本伸一 松尾貴史 戸田恵子

2024年9月下旬~11月
東京・大阪・茨城・神奈川・静岡・北海道・愛知・香川 他

『裸足で散歩』公式サイト

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