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男騒ぎの痛快舞台『High Life -ハイ・ライフ-』けいこ公開!演出・谷賢一×古河耕史×細田善彦×伊藤祐輝×ROLLY

March 27,2018 (Tue)
ハイ・ライフ1
(左から)【演出・上演台本】谷賢一、伊藤祐輝、古河耕史、細田善彦、ROLLY
撮影:田中亜紀

男4人の舞台『High Life -ハイ・ライフ-』のけいこが公開され、演出の谷賢一、古河耕史、細田善彦、伊藤祐輝、ROLLYが意気込みを語った。

本作は、カナダの劇作家リー・マクドゥーガルの戯曲処女作で、1996年にカナダ・トロントで初演。その後、欧米で数多く上演されている人気作で、日本でも多くの劇団やプロデュース公演が行われている。

過激かつ反社会的な四人― ディック、ビリー、バグ、そしてドニー。彼らが会すると、いつでも違法薬物と犯罪の臭気が立ち上る。生活も人生も行き詰まって根無し草のような彼らは、ある計略を強行して大金を得ようと手を組む。それぞれがそれぞれの思惑を胸に、仲間内で繰り広げる懐柔・牽制・挑発・脅迫...。社会と常識から完全に逸脱した過激なジャンキーの生き様をフリークショウのように見せながら、絆や敬意、対立や憎しみを描いて、人間の、生の本質の一面を浮かび上がらせるドラマ。止められない、でも、脱け出したい。渇き飢えた本能は、四人を何処へと奔らせるのか……?

ハイ・ライフ2

ポップでロックで文学的な創作スタイルで、脚本・演出ともに幅広く評価を受けている谷賢一が本作で演出・上演台本を担う。音楽にはOpen Reel Ensembleから吉田悠・吉田匡、そしてドラムに山口元基(moltbeats)が参加。映像をDRAWING AND MANUAL 清水貴栄が担当し、谷賢一と4名のみのキャストと共にかつてない不協和音をステージで奏でる。

自由勝手な、どん詰まりでドラッグまみれのおバカな中年男たちが、ドラッグほしさに企む一攫千金。いくら失敗しようと、それでも懲りずに安易な明日を夢見てしまうオトナたちが、破滅的でありながらどこか豊かで自由にも見え、哀れでありながらも真っ当な人たちからもうらやましく見えてしまう……そんな男騒ぎの痛快作品『High Life -ハイ・ライフ-』に注目だ。
チケットは好評発売中! ほか詳細は公式サイトへ。

ハイ・ライフ3

●演出・上演台本:谷賢一
音楽や映像を使って世界観、またはトリップの様子などを立体的に表現できないかという事を模索しております。今回オープンリール・アンサンブルのメンバーが音楽チームに入っていますし、トリップで歪んでいく映像なども駆使し、現実感を遠ざからせる表現ができるのではないかと思っています。実際のドラッグを使ってしまうと捕まってしまいますが、舞台でトリップしてもらう分には捕まりませんので、どうぞ“あうるすぽっと”でトリップするつもりでお越し頂ければと思います。

●古河耕史
僕の演じるディックは、いかようにも捉えられる余白のある人物だと感じています。人の集団の中に必ずいるというポジションの役です。この作品は僕らにとっても初めての試みがいくつもあり、創造芸術というか、そんな空気感で進行しています。何が起きるんだろうという気持ちでお越し頂ければ、そんな皆さんの期待を受けて、恐ろしい荒海にお連れしたいと思います(笑)

●細田善彦
空っぽでつかみどころのないところがビリーの魅力だと思いますが、実際役としてもなかなかつかみどころがなく、皆さんと話しているうちに、サディスティックな人間かも、人をおちょくって楽しんでいるんじゃないかなと思い始めています。まだ、ビリーを捉えきれていませんが、稽古場では先輩たちに引っ張ってもらっています。

●伊藤祐輝
僕が演じるバグはキレやすい役なのですが、この怒りの裏には深い寂しさを秘めている人物だと思っています。他人がいるからキレられるわけで、むしろ人に依存しているタイプかなと。この作品は、稽古場で初日から皆さんで話し合って作っていくというのが、安心できるし素敵だなと思っています。

●ROLLY
ドニーは、泥棒するけど多くは望まないという人物です。生粋のいじめられっ子だったもので、気の弱いドニーを演じるにあたっては同級生の不良にからまれた経験が大変役に立っています。何事も無駄は無いですね(笑) 。ミュージカルや音楽が絡んだ作品での出演経験はありますが、ストレートプレイは初めてで、ギターが弾ければいいのになと神様にお願いしながらも、音楽はなしの本作品で頑張っております。でも、これは音楽が結構主体になっていると思います。割とアート寄りですよね。


ハイ・ライフ4

●ストーリー
集まった男4人は孰れもジャンキー。保護観察中のディック(古河耕史)、出所したばかりのバグ(伊藤祐輝)、女性関係で追い込まれているビリー(細田善彦)、そして腎臓が一つしかないドニー(ROLLY)…… 人生に行き詰まった彼らは、一発逆転を狙って大金を手に入れようとディックが思いついた「ある計略」に乗って、銀行のATMを襲うために渋々手を組む。
ディックの期待、バグの苛立ち、ドニーの緊張、ビリーの高揚……盗難車の中で息を潜める四人のテンションが極限まで張り詰めて、一触即発の事態が。

※この物語は、違法薬物の使用等についての反社会的な思想や行為を容認するものでは決してありません。



【作】
リー・マクドゥーガル
【翻訳】
吉原豊司
【演出・上演台本】
谷賢一
【出演】
古河耕史、細田善彦、伊藤祐輝、ROLLY
【東京】
2018年4月14日(土)~28日(土) あうるすぽっと

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