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堤真一、安蘭けい、谷原章介、段田安則ほか出演!“近代演劇の父”ヘンリック・イプセンの問題作『民衆の敵』上演決定!

May 29,2018 (Tue)
民衆の敵
上段左から堤真一、安蘭けい、谷原章介、大西礼芳
下段左から段田安則、外山誠二、大鷹明良、木場勝己

シアターコクーンが海外の才能と出会い、新たな視点で挑む演劇シリーズ「DISCOVER WORLD THEATRE」の第4弾作品として、“近代演劇の父”とも称されるノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンの代表作の一つ『民衆の敵』の上演が決定。11月29日(木)~12月23日(日・祝)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンで、12月下旬には大阪・森ノ宮ピロティホールでそれぞれ上演される。

「ペール・ギュント」「人形の家」「ヘッダ・ガーブレル」など、日本でもなじみの多い代表作を持つイプセンの作品の中で唯一社会問題を扱った『民衆の敵』。当時の社会に一石を投じたこの問題作はブロードウェイでの上演も高く評価されており、1978年にはスティーブ・マックイーン製作・主演によって映画化、2005年にはノルウェーで設定を現代に置き換え映画化されるなど、根強い支持を得た。

演出を手掛けるのは、シアターコクーンには2016年「るつぼ」以来の登場となるジョナサン・マンビィ。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)の出身で古典から現代劇まで幅広く精通し、2009年には「The Dog in the Manger」にてヘレン・レイズ賞最優秀演出賞候補にノミネートされるなど、世界を舞台に作品を発表し続けている。

そしてジョナサンとの2度目のタッグで主演を務めるのは堤真一。「真実の告白」という正義を志すばかりに、次第に「民衆の敵」となってしまい、やがては家族との幸せも危ぶまれていく孤高の男トマス・ストックマンを演じる。そんなトマスの味方となり支え続ける妻カトリーネに安蘭けい、新聞「民報」の編集者でご都合主義のホヴスタに谷原章介、トマスとカトリーネの娘で教師のペトラに大西礼芳、カトリーネの養父で、水質汚染の原因である製革工場の主モルテン・ヒールに外山誠二、住宅所有組合の会長で印刷屋のアスラクセンに大鷹明良、トマスの唯一の理解者ホルステル船長に木場勝己、そしてトマスの実兄で、市長にして警察署長、温泉管理会会長も務める町の権力者ペテル・ストックマンに段田安則といった、魅力あふれる実力派が集結した。チケットは9月に発売予定。

◆ストーリー
温泉の発見に盛り上がるノルウェー南部の海岸町。
その発見の功労者となった医師トマス・ストックマン(堤真一)は、その水質が工場の廃液によって汚染されている事実を突き止める。汚染の原因である廃液は妻カトリーネ(安蘭けい)の養父モルテン・ヒール(外山誠二)が経営する製革工場からくるものだった。トマスは、廃液が温泉に混ざらないように水道管ルートを引き直すよう、実兄かつ市長であるペテル・ストックマン(段田安則)に提案するが、ペテルは工事にかかる莫大な費用を理由に、汚染を隠ぺいするようトマスに持ち掛ける。一刻も早く世間に事実を知らせるべく邁進していた、新聞「民報」の編集者ホヴスタ(谷原章介)と若き記者ビリング、市長を快く思っておらず家主組合を率いる印刷屋アスラクセン(大鷹明良)は、当初トマスを支持していたが、補修費用が市民の税金から賄われると知り、手のひらを返す。兄弟の意見は完全に決裂し、徐々にトマスの孤立は深まっていく。カトリーネは夫を支えつつも周囲との関係を取り持とうと努め、長女ペトラ(大西礼芳)は父の意志を擁護する。そしてトマス家を出入りするホルステル船長(木場勝己)もトマスを親身に援助するのだが……。
トマスは市民に真実を伝えるべく民衆集会を開く。しかし、そこで彼は「民衆の敵」であると烙印を押される……。


【作】
ヘンリック・イプセン
【翻訳】
広田敦郎
【演出】
ジョナサン・マンビィ
【出演】
堤真一、安蘭けい、谷原章介、大西礼芳、
外山誠二、大鷹明良、木場勝己、段田安則
【東京】
2018年11月29日(木)~12月23日(日・祝) Bunkamuraシアターコクーン
【大阪】
2018年12月下旬 森ノ宮ピロティホール

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