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本日開幕!ミュージカル『刀剣乱舞』トライアル公演!

October 30,2015 (Fri)
刀剣乱舞
(C)2015 ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会

本日AiiA 2.5 Theater Tokyoにて、ミュージカル『刀剣乱舞』トライアル公演が開幕。ユーザー数が100万人を超えると言われる大人気PCブラウザゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」(DMMゲームズ/Nitroplus)の初ミュージカル化作品。

名だたる刀剣が戦士の姿になった“刀剣男士”を育成するシミュレーションゲームの初実写化とあって、どの刀剣男士が登場するのか、誰が演じるのか、ミュージカルファンのみならず多くのネットユーザー、ゲームユーザーを巻き込んで注目を集めていた本作が、ついにそのベールを脱ぐ!

◆茅野イサム(演出)
この作品は、空前の日本刀ブームを巻き起こし、社会現象にもなったほどの人気ゲームです。これまで僕は何作もの漫画やアニメ作品の舞台化を手がけていますが、この「刀剣乱舞-ONLINE-」は、従来のやり方では通用しない、大変に手強い題材でした。なにしろ、原作となるゲーム自体が、どこまでやっても終わりがない。むしろ、やり込めばやり込むほどに、知れば知るほどに、その世界は収集のつかないほどに広がっていくのです。まさに、当初の僕は五里霧中に迷い込んだ思いでした。

そもそもの問題として、敵である時間遡行軍とは何者か。歴史修正主義者とは何者か。そして審神者の扱いをどうするか。ゲームのなかでわかった気になっていても、実際に舞台の上に引っ張り出してくるには、僕なりの解釈を持たなければいけない。何より一番考えさせられたのは、彼らは人間の姿をしてはいても、あくまでも「モノ」であるということです。僕が作りたいのは演劇です。戦う姿をどんなにかっこよく見せても、演劇はそれだけでは成立しない。そこにちゃんと感情の動くドラマがなくてはいけないのです。僕は舞台の上に「モノ」と人間のドラマを描きたいと思いました。今回、舞台として選んだのは、日本人であれば誰もが良く知る、義経・弁慶の物語です。どんなに時代が変われど、人が人に焦がれ、慕う気持ちというものは変わらない。そういう人間同士の営みを傍で目にする刀剣男士たちが何を思うのか。そこに人とモノの違いが現れ、彼らの存在する意味であったり、モノであることの儚さや哀しさが見えてきたらいいなと思っています。

今回の公演は、トライアルと銘打ってはおりますがトライしたものをお見せする気持ちはなく、僕なりに完成した ミュージカル『刀剣乱舞』の世界を作り上げたつもりです。俳優たちも、役作りの手がかりになる素材が限られているなかで、苦しみながらも必死にそれぞれの持つ個性を掴み、形にしてくれました。また、楽曲に関しては、ユークリッド・エージェンシーさんのご協力で、僕らの想像力をさらに広げてくださる音楽を数多く提供いただいています。この場を借りて、この作品にご尽力いただきました皆様にお礼を申し上げます。「刀剣乱舞-ONLINE-」は、様々な環境の中で戦っている人に「また明日も頑張ろう」と思える何かを届けたい。そんな願いの込められた作品だと思います。過酷な状況の中で懸命に戦う刀剣男士たちの姿に、私自身、何度も勇気づけられました。

このミュージカルもまた、日々を懸命に生きる皆様の癒しとなり、明日がよりハッピーに感じられるものになればと思っております。

【演出】
茅野イサム
【脚本】
御笠ノ忠次
【振付】
本山新之助
【出演】
黒羽麻璃央 北園 涼 崎山つばさ 佐伯大地 大平峻也 佐藤流司 ほか
【日程】
ミュージカル『刀剣乱舞』トライアル公演
2015年10月30日(金)~11月8日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo

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