上演台本・訳詞・演出を手掛ける河原雅彦は、マルチな才能で演劇界のみならずエンターテインメント界から熱いラブコールを受け注目を集めている。河原は1992年にマルチパフォーマンス集団「HIGHLEG JESUS」を結成、総代としてその活躍の中心を担った。「ネオ演芸」と称された彼らのパフォーマンスは、「エロ・バカ・ショック」が信条であり、アングラとも前衛芸術とも異なるエンターテインメントを打ち上げ、ハイレグマニアなるグルーピーをも生み出した。エロを笑いに昇華させ、劇中劇でパロディとして描く本作は、まさしく「クレイジーな下ネタには造詣の深い」河原の真骨頂だ。
主演は、ミュージカル「ザ・オダサク 愛と青春のデカダンス」や、舞台「ガラスの仮面」「もとの黙阿弥」、さらにはバラエティ番組やラジオの MC など幅広く活躍する関西ジャニーズ Jr.の浜中文一。
共演は、ブロードウェイミュージカル「Kinky boots」での好演も記憶に新しい玉置成実、確かな演技力でそうそうたる演出家の舞台にひっぱりだこの明星真由美、独特の存在感と見るものを笑顔にする愛嬌の安田カナ、映画やテレビだけでなくバラエティ番組でも活躍している佐藤仁美、そしてテレビや舞台での活躍に加え近年ではショーの演出も手掛ける大澄賢也といった、個性豊かな布陣だ。
チケットは、好評発売中!
上演台本・訳詞・演出 河原雅彦
オフブロードウェイ作品のグレイは太った三枚目のおじさんという設定だったので、ジャニーズの方と聞いて大丈夫かな?と思いましたが、とても変態でした(笑)今では浜中くん以外の人にできるのか?と思う程です。下品な作品だからこそ、演じる人に品がないとダメなんです。上品な方々が集まって、とてもいいキャスティングになりました。
エロは普遍的なテーマで、いやらしいこと…皆しているでしょう?(笑)エロは全世界で共通するコミュニケーションツールだと思っています。広い心で見守っていてください!
グレイ役 浜中文一
演じていてとても楽しいです。稽古をしている内に、だんだん感覚が麻痺してくるんですよね(笑)
観に来てくださった人が、どんな反応をしてくれるか、とても楽しみです。どの場面も見どころで、全部観て欲しいです…が、僕の脱いだところとか、注目して欲しいです(笑)本来の、真の浜中文一が出せる作品だと思っています!!皆一丸となって稽古してきました。観ている人も一緒になって楽しめる会場と作品になっていますので、是非会場に足を運んで体感して欲しいです。
ストーリー
週に一度、「本を読む会」を開催している主婦三人組パム、ベブ、キャロル。マンネリ化した性生活を送る彼女たちが選んだ本は、女子大生のアナが若き企業家のグレイに惹かれていく恋愛小説、いやその実、官能小説。 小説で描かれるのは、これまで平凡に生きてきた純真無垢な女子大生・アナ(処女)と、リッチで色男、だけどとんでもない性癖を持った青年実業家・グレイの、どこまでも歪んだ愛のカタチ…。
果たしてアナの心のビッグ・ホールは、グレイのビッグ・ラブよって埋められるのか?
それとも拡張されちゃうのか?惹かれ合う二人の行方やいかに?!