ビジュアル公開！桐山照史、柄本時生ほか豪華キャストで贈る鄭義信流シェイクスピア『泣くロミオと怒るジュリエット』！

2020年2月8日(土)から3月4日(水)まで、Bunkamuraシアターコクーンにて上演する『泣くロミオと怒(いか)るジュリエット』。昭和の懐かしい雰囲気や、争いを繰り返している人々など、多種多様なキャラクターたちが力強く生きる様子がうかがえるキービジュアルが完成、発表された。

作・演出を手掛けるのは、鄭 義信。演劇はもとより、映画の脚本などでも高い評価を得る鄭が本作でBunkamuraシアターコクーンに初進出。シェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」を題材に、初めての恋に突っ走る若い2人と、それを取り巻く不器用に生きる人々を全編関西弁、全員男性のキャストで創り上げる。

タイトルロールであるロミオとジュリエットを務めるのは、ジャニーズWESTの桐山照史と柄本時生。ドラマ・映画・舞台とジャンルを問わず様々な作品に出演し、硬軟演じ分け高い評価を得ている桐山が、かつては愚連隊に所属しながらも更生して屋台で働く真面目な青年ロミオを、個性的な風貌と異彩を放つ存在感で幅広い役を演じ、どの作品にも強烈なインパクトを残す柄本が、田舎から都会に出てきた心根が真っ直ぐで優しいジュリエットを演じる。共演に、高橋努、元木聖也、橋本淳、岡田義徳、みのすけ、朴勝哲、福田転球、そして八嶋智人、段田安則と、個性と実力を兼ね備えた布陣が集結。誰も観たことのない新たな「ロミオとジュリエット」を体現する。チケットは12月15日(日)より一般発売。ほか詳細は公式サイトへ。

♥ ストーリー
戦争が終わって5年。港を擁する工場街ヴェローナ。
工場から出る黒い煙と煤に覆われた鉛色の街。その街の空気をさらに不穏にしてぃるのは、顔を合わせる度に揉め事を起こす2つの愚連隊“モンタギュー”と“キャピレット”だった。
“モンタギュー”の元メンバーで、今は更正してカストリ屋台で働く奥手でまじめな青年ロミオ。ロミオの親友で、喧嘩っ早くいつも問題を起こす張本人のマキューシオと、正反対に聡明で理知的なべンヴォーリオ。
3人はそれぞれに、今の時代や自分の境遇に悩みや閉塞感を感じていた。そんな日々の憂さ晴らしに3人が出かけたダンスホールで、田舎から出てきたばかりのジュリエットに出会い、ロミオは人生で初めての恋に落ちる。しかしジュリエットはなんと、敵対する“キャピレット”のリーダー・ティボルトの妹だったのだ……！
そんなことはお構いなしに燃え上がる2人の恋。ロミオは白頭山東洋治療所の店主で父親のような存在のローレンスに相談するが……。2人を取り巻く様々な人物と共に、街は大乱闘に巻き込まれていく……。

【作・演出】

鄭 義信

【出演】

桐山照史　柄本時生　橋本 淳　元木聖也　高橋 努
岡田義徳　朴 勝哲　みのすけ　福田転球　八嶋智人　段田安則
岩男海史　白石惇也　鈴木幸二　砂原一輝　西村 聡　
平岡 亮　ふじおあつや　水谷 悟　宗綱 弟　ワタナベケイスケ

【東京】

2020年2月8日(土)～3月4日(水) Bunkamuraシアターコクーン

【大阪】

2020年3月8日(日)～15日(日) 森ノ宮ピロティホール

『泣くロミオと怒るジュリエット』公演情報