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ウォーリー木下の演出で穏やかに、リアルに描き出される“誰もが迎える”人生の最期。舞台「僕はまだ死んでない」上演決定!!

October 22,2021 (Fri)
舞台「僕はまだ死んでない」

舞台「僕はまだ死んでない」3

ウォーリー木下の演出で穏やかに、リアルに描き出される“誰もが迎える”人生の最期――。“VR演劇”として製作された舞台「僕はまだ死んでない」が、有観客の演劇版として2022年2月17日(木)から28日(月)まで、東京 銀座・博品館劇場にて上演される。

ウォーリー木下のプロデュースするノンバーバルパフォーマンス集団「THE ORIGINAL TEMPO」は、エジンバラ演劇祭にて最高峰の5つ星を獲得するなど海外で高く評価され、10ヶ国以上の国際フェスティバルに招聘。また、演出家として韓国およびスロヴェニアでの国際共同製作も行うなど、国際的に評価され、活躍している。
手掛ける作品はジャンルレスで、ノンバーバル、ストレートプレイ、ミュージカル、2.5次元舞台と、多岐にわたります。どの作品にも通じるのは、豊かで緻密な人物描写が、表現の技巧を骨太に支えている。
今回、ウォーリー木下が挑むのは、彼の鋭い洞察力から生まれる、優れた人物描写、そこから生まれる濃密な人間ドラマを存分に味わえる、渾身の意欲作だ。

舞台「僕はまだ死んでない」2

主人公・直人役とその幼馴染・碧役を、矢田悠祐と上口耕平が回替わりで交互に演じる。
直人の妻・朱音役に中村静香、そして父・慎一郎役に松澤一之、さらに担当医・青山役に、宝塚歌劇団で男役スターとして活躍、退団後はミュージカルのみならずストレートプレイや朗読劇などでも繊細な表現力で魅せる彩吹真央が出演。
直人の置かれた状態は、病に倒れ、身体が動かせず意思疎通がとれない……というシリアスな状況ながら、交わされる会話の端々には、親しい間柄、身近な存在ならではのユーモアや可笑ししみが入り混じり、ときにはコメディな筆致で描かれる。

STORY

僕は病室にいた。
父と、僕の友人が何やら話をしている。が、体がぴくりとも動かない。一体僕に何が起こった?
医師らしき声も聞こえる。「現状、一命を取り留めていることがすでに大きな幸運なんです」
……なるほど。そういうことなのか。

僕――白井直人(矢田悠祐/上口耕平)は、デザイナーとしての会社務めを半年前に辞め、油絵に打ち込んで夢だった画家への道を歩み始めた矢先だった。脳卒中で倒れ、自分の意志で動かせるのは眼球と瞼だけ。

そして病室には、
飄々と振る舞い軽口も叩く父、慎一郎(松澤一之)。
兄貴分の幼馴染で、親身になって回復を願っている碧(上口耕平/矢田悠祐)。
離婚の話し合いが進み、新たな生活に踏み出し始めていた妻、朱音(中村静香)。
そして、担当医である青山(彩吹真央)、
それぞれの想いとともに向き合い、進んでいく未来とは……

【原案・演出】ウォーリー木下
【脚本】広田淳一
【出演】矢田悠祐 上口耕平 中村静香/松澤一之・彩吹真央
【日程】2022年2月17日(木)~28日(月) 銀座・博品館劇場
【チケット】2021年11月27日(土)発売

https://www.stagegate.jp/stagegate/performance/2022/bokumada2022/

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