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December 28,2020 (Mon)
『染、色』

加藤シゲアキが2015年に上梓した短編集の一編を舞台化し、今年6月に上演を予定していたが新型コロナウイルス感染症の拡大を受けてやむなく中止となった『染、色』の2021年5月の復活上演が発表された。

作家としていくつもの作品を生み出し、先日は第164回直木賞候補としても名が挙がった加藤シゲアキ。2015年に出版した短編小説集「傘をもたない蟻たちは」(KADOKAWA/角川文庫刊)に収録された「染色」は、美大生のリアルな日常と葛藤を描く青春小説だ。これまでも、自著の映画化・ドラマ化がされてきたが、自身によって舞台化&脚本を手掛けるのは初の試み。

本作で主演を務めるのは19年に結成された関西ジャニーズJr.のユニット“Aぇ! group”のメンバーで、ドラマや映画にも出演する演技派の正門良規。『映画 少年たち』やドラマ『恋の病と野郎組』などにも出演し、ドラマ『スカーレット』ではヒロイン喜美子の妹・直子の恋人である鮫島を好演したことで注目を集めた。19年に『僕らAぇ! groupって言いますねん』でグループ単独初主演を果たした正門が、本作で自身の才能に葛藤する等身大の美大生・深馬役を演じる。
ほか、壁にグラフィックアートの落書きをする謎の女性に三浦透子、深馬の大学の友人役に松島庄汰と小日向星一、深馬の恋人役に黒崎レイナ。そして深馬が所属するゼミの教授役を、実力派俳優の岡田義徳が務める。

演出は、『埒もなく汚れなく』、『夜、ナク、鳥』、『わたし、と戦争』等、現代の問題を描き続けてきた瀬戸山美咲。自身が作・演出を担当する劇団「ミナモザ」での公演だけにとどまらず、『アズミ・ハルコは行方不明』、『リバーズ・エッジ』などの映画脚本や、舞台の外部公演では、昨年演出した『THE NETHER』で今年の読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。さらに第70回芸術選奨文部科学大臣新人賞も受賞するなど活躍目覚ましい演出家だ。本作ではクリエイターとなる加藤シゲアキと共に、“才能”という壁に向きあう若きアーティストたちの生々しい葛藤と日常を鮮やかに演出する。

/あらすじ/
深馬(正門良規)は一目置かれる美大生で、恋人や友人、先生から作品を期待されているが、本人は思い通りにならず悶々としていた。気を紛らわすように街の壁にグラフィティアートを落書きする深馬。しかしあくる日、その絵は自身が描いたものとはわずかに異なっていた。違和感の中で、深馬は何者かの気配を感じるようになり、色褪せていた日常は思わぬものへと変化していく。 

加藤シゲアキ
/【原作・脚本】加藤シゲアキコメント/
今年行う予定だった舞台『染、色』を改めて公演させて頂くことになりました。
すでに台本を書き上げていたので、中止の知らせを聞いたときは悔しくてしかたありませんでしたが、
ようやく日の目を見ることができそうなのでほっとしております。
『「染色」であり「染色」ではない。そんな不思議な戯曲をお届けできたら』というのは今年発表したコメントですが、
まさにその通りの台本を書き上げることができ、手応えを感じております。
この戯曲を演出の瀬戸山さん、正門とともに演じてくれる俳優陣、スタッフのみんなが鮮やかに染め上げてくれることを期待しております。

瀬戸山美咲
/【演出】瀬戸山美咲コメント/
『染、色』をみなさんにお届けできることになりました! 春に公演中止が決まったときは、肩を落としました。特に寸前まで戯曲の改稿を重ねていた加藤さんは本当に悔しかったことと思います。あのとき「これでいこう!」と走り出した作品にようやく取り掛かれます。あれから、主演の正門さんはさらに活躍の場を広げてきました。その経験はきっと作品を深めてくれると思います。2020年は多くの人が不安を抱え迷い続けた1年でした。でも、だからこそ、この日々をプラスに変えていくような作品にしたい。『染、色』は悩みながらも前に進む私たちにそっと寄り添ってくれる作品です。ぜひ劇場でお会いしましょう。
/【主演】正門良規(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)コメント/
今年舞台が中止になってしまった時はとにかく悔しくて悲しかったのですが
再びこういう機会を頂けた事、そしてこのお知らせを皆様に出来る事が本当に嬉しくてたまらないです。
初の主演舞台という事もあり不安や緊張もありますが、それを超える楽しみで今からすでにドキドキしております。
しっかりとこの物語を表現して皆様に届けられるよう頑張ります。
楽しみにしていて下さい。

/三浦透子コメント/
自分の心と向き合い、迷い葛藤する人の姿って、ひりひりするけど、とても美しい。そんな瞬間が、本の中にたくさん詰まっていました。きっと自由に、いろんな表現に挑戦できるんじゃないかなと、今からとてもわくわくしています。
密度の高い、素敵な時間をつくれるよう頑張りますので、是非楽しみに待っていてください。

/松島庄汰コメント/
台本を読んでいて、思わず声に出してしまうような生々しい会話の連続。僕は正門さん演じる深馬に嫉妬と憧れを抱く北見をやらせて頂きます。登場人物6人のみの濃厚な群像劇。まだ何にもなれていない大学生の繊細な感情を逃さず、瀬戸山さんの演出に染まって行きたいなと思います。今から楽しみです。

/小日向星一コメント/
加藤シゲアキさんの初戯曲を、瀬戸山美咲さんの演出で、素敵な共演者の皆様とご一緒に上演できることが楽しみで仕方ありません。ここの場面はどうやって作るのだろう、どんな舞台が出来上がるのだろうとワクワクしながら戯曲を読みました。演じる役の持つ悩みや日常を上手く表現できたらなと思っています。よろしくお願いします。

/黒崎レイナコメント/
私にとって念願の初舞台となります。『染、色』に携わらせていただけることを心から嬉しく思います。
一途で繊細だけど少し不器用な杏奈というキャラクターが凄く魅力的に感じました。
真摯に物語と向き合い、杏奈の想いを台詞に乗せて皆様に届けられるよう精一杯演じさせていただきます。
『染、色』の物語が舞台でどう表現されていくのかとても楽しみです。皆様、宜しくお願い致します!

/岡田義徳コメント/
台詞のやりとりの中に、独特の世界観があり、それを皆でどのように作り上げていけるかをとても楽しみにしています。若いパワーと共に良い作品を作りたいと思います。

【原作・脚本】加藤シゲアキ 加藤シゲアキ「染色」(角川文庫『傘をもたない蟻たちは』所収) 
【演出】瀬戸山美咲
【出演】正門良規(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.) 三浦透子 松島庄汰 小日向星一 黒崎レイナ/岡田義徳
【東京】2021年5月下旬~6月中旬  東京グローブ座
【大阪】2021年6月下旬  梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

『染、色』公式サイト

2021年アーカイブ

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December 16,2020 (Wed)
EDGES -エッジズ-

12月に新国立劇場 中劇場にて上演されたミュージカル『EDGES-エッジズ-』のオンデマンド配信が決定した。

本作は、日本でも大変な注目を集めて高い評価を得た、映画「ラ・ラ・ランド」の作詞、「グレイテスト・ショーマン」の楽曲を手掛けた作詞・作曲デュオ、パセック&ポールこと、ベンジ・パセックとジャスティン・ポールが学生時代に生み出したデビュー作。出演者は4人のみで、一つのテーマのもとに1曲1話完結の楽曲をオムニバス形式で綴る、“ソングサイクル”という新しい形のミュージカルだ。

BLUE2
左から:【チームBLUE】増田有華、太田基裕、矢田悠祐、菜々香

RED2
【チームRED】藤岡正明、梅田彩佳、実咲凜音

日本初演となる今回は、クリエイティブスタッフ・出演者を2チームに分けた形で連続上演するという、競作に挑戦している。
物語に登場する若者たちは、日々を精一杯生きながらもふとした瞬間に、抱えた胸のモヤモヤに懊悩する。「自分は誰?何になりたい?」「これは愛だと思うから あなたも私を愛して欲しい」……感情の爆発、周囲の期待からの逃避、人間関係の軋轢。大人になるってどういうこと……? 愛、責任、アイデンティティ、人生の意味を正直に問う作品だ。
【チームBLUE】は若々しく生きる中での悩める情景と舞台全体をふんだんに使った演出、【チームRED】はよりアダルティ―な雰囲気で音楽と調和した演出され、きらきらしく瑞々しくそれぞれのチームに色付けされている。

BLUE
【チームBLUE】
【演出】
元吉庸泰
【音楽監督】
園田 涼 
【出演】
太田基裕 矢田悠祐 増田有華 菜々香
【演奏】
ピアノ:松井トモコ  シンセサイザー:桑原まこ
パーカッション:野崎めぐみ  ギター:大月文太
※チームBLUEオンデマンド配信:12/5(土)13:00/17:00公演回を収録・編集した内容

RED
【チームRED】
【演出】
荻田浩一
【音楽監督】
奥村健介
【出演】
林 翔太 藤岡正明 実咲凜音 梅田彩佳
【演奏】
ピアノ:中原裕章  ギター:YUTAKA
ベース 瀬戸圭介  ドラム:李 令貴
※チームREDオンデマンド配信:12/9(水)14:00/18:30公演回を収録・編集した内容

★オンデマンド配信について =両チーム共通=
【配信期間】2020年12月24日(木)20:00~12月30日(水)23:59まで
【販売期間】2020年12月19日(土)10:00~12月30日(水)22:30まで
【チケット料金】各3,500円(税込) ※視聴されるチームごとにチケットの購入が必要。

【配信プラットフォーム(チケット販売&配信先)】
チケットぴあ 「PIA LIVE STREAM」
 ※詳しくはチケットぴあサイトにて

イープラス「Streaming 」
 ※詳しくはイープラスサイトにて

ミュージカル『EDGES -エッジズ-』公式サイト

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December 14,2020 (Mon)
劇団☆新感線の作品がNetflix、Amazonプライムビデオ
劇団☆新感線の作品がNetflix、Amazonプライムビデオに登場することが発表された。

配信作品第一弾ラインナップはNetflixで2作品、Amazonプライムビデオで7作品が決定。12月25日(金)から新感線の作品が、好きな時に、好きな場所で、好きなデバイスで見ることができる。続々と今後も配信が予定されている。

今年40周年を迎えた劇団☆新感線はVHSテープの時代から、多くの皆様に公演の感動を反芻するアイテム、また公演を画面で体験するアイテムとして、公演の映像化に取り組んできた。その後も映像技術の進化に合わせて、DVDになり、Blu-rayになり、さらにはゲキ×シネという究極の演劇の映像化に取り組み、新しい映像・映画の表現として国内、海外映画祭でも高い評価を得ている。そしてこの配信の時代に、新感線の演劇も手軽に見られるエンターテインメントの一つとして、配信に乗り出す。


■配信開始日 2020年12月25日(金)より
※2021年初頭より北米・ヨーロッパ諸国・アジア諸国(中国本土以外)のNetflixにて配信予定

■Netflix https://www.netflix.com/jp/
配信形態:サブスクリプション(SVOD)※月額固定
価格:Netflixの利用料金に準じる。
配信作品:2作品
『蛮幽鬼』
『髑髏城の七人(2011)』

■Amazonプライムビデオ https://www.amazon.co.jp/gp/video/getstarted
配信形態:都度課金(TVOD)※作品毎都度払い
価格:各タイトル500円
配信作品:7作品
『五右衛門ロック』
『蜉蝣峠』
『薔薇とサムライ』
『髑髏城の七人(2011)』
『シレンとラギ』
『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII』
『蒼の乱』

【配信に向けて】
いよいよ劇団☆新感線も配信に乗り出すことにいたしました。
配信を検討するきっかけは、2019年秋にスペインのシッチェス映画祭で 『髑髏城の七人』Season風 を上映した時のことです。スペイン語とカタルーニャ語の字幕が入った画面を現地の人々や映画祭に訪れた海外の人々が食い入るように見ていて、終わった瞬間に大きな拍手や興奮した会話で「この映画はどこで手に入れられるのか?」「もっと違う作品はないのか?」と聞かれて、「日本でしか買えない、ごめんなさい」としか返事出来なかったことに端を発します。海外でも入手できるルートは何が有るのか模索し、知ってもらえる手段も考え、国内だけではなく海外にむけても作品を発信できる配信というスタイルに、大きな可能性を感じました。
国内外のよりたくさんの人々と楽しさを分かち合いたい!という思いを込めた、生の演劇を映像に閉じ込めたエンターテインメントの始まりです!!
まずはNetflixで2作品、Amazonプライムビデオで7作品。国内配信からスタートして、来年の初頭には、Netflixにて北米・ヨーロッパ諸国・アジア諸国(中国本土以外)での配信を予定しています。
また、配信という多くの作品を楽しめるメディアでお手軽に作品をご覧頂ける機会をお届けする一方で、これまでのようにBlu-rayなどの手に取れるメディアだからこそお届けできるスーベニール感のある映像商品、ゲキ×シネなどの映画館の大スクリーン・高音質な環境だからこそ感じられるエンターテインメント感あふれる映像作品も、引き続き製作していく予定です。
生の舞台はもちろん、映画館で、Blu-rayやDVDで、そして配信で、様々な形で劇団☆新感線の作品を楽しんで頂ければと思いますので、これからもよろしくお願いします!

劇団☆新感線プロデューサー・
株式会社ヴィレッヂ代表取締役社長
柴原智子

劇団☆新感線公式サイト

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