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May 30,2022 (Mon)
林翔太、寺西拓人、原田優一、太田基裕
林翔太、寺西拓人が出演のミュージカル『ダブル・トラブル』~2022夏 Season B~、そして、林翔太、寺西拓人、原田優一、太田基裕が出演のミュージカル『ダブル・トラブル』~2022夏 Season C~の上演が発表された。

浜中文一、相葉裕樹、日野真一郎(LE VELVETS)ら出演でミュージカル『ダブル・トラブル』~2022夏 Season A~が先に発表されている本作。
今年の夏は2022年7~9月に都内3劇場で連続上演となる。

2022夏Season Bのメンバーは、数々のミュージカルや舞台に出演する林翔太、グランドミュージカルだけでなく映像の分野でも活躍する寺西拓人。2022夏Season Cのメンバーは林翔太、寺西拓人に加え、前回の公演で見事にジミー・マーティン兄弟を演じ切り、大盛況だった、伸びやかな歌声と自由自在な表現力が持ち前の原田優一、舞台を中心に多彩なジャンルで活躍する太田基裕のペア。
翻訳・訳詞は今作で第14回小田島雄志・翻訳戯曲賞(2021年)を受賞した高橋亜子、演出は、従来の“演劇”の概念を超え新しい挑戦に挑み続けていることから、「第27回 AMD アワード」を受賞し、ミュージカルやストレートプレイ、ライブ演出など、ジャンルレスな活躍をみせるウォーリー木下が務める。

ミュージカル「ダブル・トラブル」は、ボブ&ジムのウォルトン兄弟によって書かれた抱腹絶倒のミュージカルコメディだ。作詞家のボビー・マーティンと、作曲家のジミー・マーティンの兄弟2人が、ハリウッドのメジャームービーの曲を書くという大チャンスをつかむ!が、与えられた時間はたったの数時間、気に入ってもらえなければ即クビ!恋に仕事に大奮闘!果たして兄弟の運命はいかに……

本作の出演者は2名のみ、演奏はピアノだけ。歌って踊って曲を書くボビー&ジミー兄弟を演じながら、映画会社の社長や秘書、演出家、司会者、スター女優など…次から次へと現れる登場人物、およそ10人もの人物をたった2人で演じる。


♪林翔太コメント
「ダブル・トラブル」2022年夏season B・Cに出演します林翔太です!昨年「ダブル・トラブル」を観させていただきましたが、その時の感想は「大変そうだなぁ。俺には無理だなぁ」でした。まさか自分がこの舞台に出演させていただくことになろうとは。出演者が二人だけ、しかも相方が僕が初めてミュージカルに本格的に挑戦した時に共演した後輩の寺西。今このタイミングでまた共演できるのがとても感慨深いです。複数の役を演じることになるので、一人一人のキャラクターの演じ分けも楽しみです。是非劇場にお越しくださいませ!

♪寺西拓人コメント
この度、ミュージカル「ダブル・トラブル」に出演させていただくことになりました、寺西拓人です。以前、この作品を観させていただいた際に、「めちゃくちゃ面白いけど、めちゃくちゃ大変なんだろうな~」なんて思ってました。完全に他人事だと思って。しかし、どうやら自分事になりそうです。めちゃくちゃ面白くてめちゃくちゃ大変な舞台になるよう精一杯努めたいと思います。劇場でお待ちしております!

♪原田優一
再び夢を叶えにハリウッドに飛ぶことができるかと思うと、早くも楽しみと胸騒ぎで震えております。
舞台上も舞台裏もドタバタと駆け抜け、奮闘する全力兄弟を是非見届けていただきたいと思います。
ミュージカルの舞台に立つのに必要なのは、芝居力・歌唱力・ダンス力の3拍子だけではありませんでした。
体力・気力・破壊力をプラスした6拍子を必要とするのがこの「ダブル・トラブル」です。
今から戦闘態勢に入ります。ご期待下さい。

♪太田基裕
僕自身、初の二人ミュージカルだった『ダブル・トラブル』が早くも再演できるということで、感謝の気持ちでいっぱいです。
そしてお相手は今回も原田優一さん。
とても嬉しいです。
この作品は老若男女誰もが楽しめる最高のエンターテイメントだと感じています。
ステキな戯曲と楽曲、是非味わっていただきたいです。
劇場にてマーティン兄弟が愛情いっぱいでお待ちしております!!

【脚本・作詞・作曲】ボブ・ウォルトン&ジム・ウォルトン
【翻訳・訳詞】高橋亜子
【演出】ウォーリー木下
【音楽監督】落合崇史/大塚茜
【振付】TETSUHARU タップ振付:本間憲一

ミュージカル『ダブル・トラブル』~2022 夏 Season B~
【出演】林翔太 寺西拓人
【日程】8月16日(火)~8月30日(火)有楽町よみうりホール

ミュージカル『ダブル・トラブル』~2022 夏 Season C~
【出演】林翔太 寺西拓人/原田優一 太田基裕
【日程】9月5日(月)~9月13日(火) 自由劇場

【チケット】(B・C共通)2022年7月9日(土)発売

ミュージカル「ダブル・トラブル」

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May 28,2022 (Sat)
家政夫のミタゾノ

TOKIOの松岡昌宏主演による舞台『家政夫のミタゾノ THE STAGE~お寺座の怪人~』が、11月17日(木)~27日(日)まで東京・EXシアター六本木、12月3日(土)・4日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。

女装した大柄な家政夫・三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情を覗き見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“覗き見”ヒューマンドラマシリーズ「家政夫のミタゾノ」。松岡昌宏主演で2016年10月に金曜ナイトドラマとしてスタートし、過去に放映されたシリーズ全てが深夜帯としては異例の高視聴率をマーク。人気ドラマシリーズとして幅広い世代から人気を博し、現在金曜ナイト史上最長の第5シリーズが放映され、“家政婦(夫?)ドラマ界”に確実に新たなページを刻み込み続けている。これを記念して、今年いよいよテレビを飛び出し、ミタゾノが観客の前へ現れる!

脚本はこれまでの「家政夫のミタゾノ」シリーズを手掛け、ミタゾノの魅力を知り尽くす八津弘幸。演出は「私のホストちゃん」「けものフレンズ」シリーズなどを手掛け、既存の原作イメージを崩さない作品作りに定評がある村上大樹が務める。

寡黙で神出鬼没、何を考えているかわからない上に女装しているため不気味な面もあるが、家事のスキルはプロ級の、むすび家政婦紹介所に所属する家政夫・三田園薫を演じるのは、もちろん松岡昌宏。TOKIOとしてのアーティスト活動に加えて、映画・ドラマ・舞台と俳優としても幅広く活躍する松岡が、自身の代表作ともいえる「家政夫のミタゾノ」で一年ぶりに主演舞台に挑む。ひとたび派遣先の家庭が隠している“秘密”に気付いてしまうと、それを暴きたくなってしまう三田園が、誰にも気付かれず、自分の手も汚さず罠を張り巡らせて、依頼人の化けの皮をはがしていく・・・。 

本作のヒロインとなる三田園の新しい相棒・穴井仁奈・通称アニーには、芯の強さと透明感を併せ持ち、高い演技力で注目を集めている若手女優・矢作穂香。物語の舞台となる寺を継ぐのが嫌でミュージカル俳優を目指して家出をしていた跡取り息子には、主演舞台『両国花錦闘士』(20-21)での好演が話題を呼び、数多くの舞台作品に出演する原 嘉孝。寺の僧侶でどこか怪しい雰囲気を持つ小田切尊徳には、独特の存在感で幅広い役を演じ分ける六角精児。舞台版の新キャストが本作に新風を吹き込む。そして、しゅはまはるみ、平田敦子、余 貴美子とドラマでお馴染みのキャストもむすび家政婦紹介所を飛び出し大活躍!

ドラマの世界観をそのままに、お寺一家の秘密をミタゾノが暴き、知って得する家事ワザをお客様の前で“生披露”!ライブでしか体験できない“生のミタゾノワールド”が開幕する。チケットの先行販売情報は6月3日(金)放送のドラマ「家政夫のミタゾノ」の番組終了後に発表される。ほか詳細は公式サイトへ。

◉八津弘幸(作)
初回から脚本を手掛けている『家政夫のミタゾノ』の舞台化が決まって万感の思いが込み上げました。この日のために『家政夫のミタゾノ』を書き続けてきたといっても過言ではありません。僕は大学は演劇学科を出てるんです。やっとホームに帰ってきました……舞台の脚本も演出もしたことないけど。
舞台版と映像で一番違うのは、三田園の象徴でもある『覗く』姿を、映像では顔や目のアップで見せられますが、舞台だとそうはいかないので、どうやって三田園の不気味さを出すかが難しいところかと。あとは馬鹿力を出すところはリアルに馬鹿力を出さなければなりませんから、松岡さんよろしくお願いします。
“お寺座の怪人”については、他のアイディアの当て馬用に、3秒くらいで考えたものに、プロデューサーの方々が喰いつかれまして「さすがですね」みたいな空気になったので「まあこれくらいやらないと」と臨機応変に答えまして。そこから慌てて構想を膨らませて、結果的にかなり面白くなりそうです。さすが皆さん見る目があります。せっかくの舞台ですから、映像では出来ない遊びを出来るだけ盛り込んでいきたいですね。
皆さまのおかげでTHE STAGEという素晴らしい機会を頂き、まことに痛み入ります。
ドラマとはまた一味違う『家政夫のミタゾノ』をご堪能いただけると思いますので、ぜひ劇場に足をお運びください。お寺座の怪人~鑑賞後はきっと皆さん慈悲の心に包まれて、幸福な世界が訪れることでしょう。合掌。

◉村上大樹(演出)
今までアニメや小説が原作の舞台化は経験がありますがドラマの舞台化は初めてです。大人気ドラマの舞台化ということで緊張もしますが、『家政夫のミタゾノ』には決して一筋縄ではいかない色んな方向性の面白さが詰まっていると思うので、思い切った演出がたくさんできたらと思います。公演名称があのミュージカルのタイトルと酷似しているのは偶然なのか!?ともあれ舞台ならではのダイナミックな表現をあの手この手で追求できたらと思っています。
先日撮影現場にお邪魔してご挨拶させていただいたミタゾノさんのインパクトが圧倒的過ぎて、あの方が本当に松岡さんなのか?未だに心の整理がついておりません(笑)。舞台俳優としてもとんでもない経験値をお持ちの松岡さんが、ドラマでずっと育ててきたミタゾノというキャラクターを、生でどう演じるのか?2枚目でもあり3枚目でもある松岡さんが見られるのではと楽しみにしています。
謎だらけの家政夫ミタゾノさんを生で覗き見できるチャンスです!笑いあり涙あり、歌あり踊りありパロディあり?と、何でもありの舞台をどうぞお楽しみに!

◉松岡昌宏
シーズン3のときに、プロデューサーさんに「舞台をやりたいね」という会話をしていたので、それが形になって嬉しいです。
(“お寺座の怪人”というサブタイトルから)いつものミタゾノのようにふざけた感じで入っていますが、映像とはまた違った形の、舞台ならではの「生のミタゾノ」を楽しんでいただけたらと思います。
(公演を楽しみにしているお客様)痛み入ります。

◉矢作穂香
大人気ドラマ『家政夫のミタゾノ』の作品には、以前ゲストで出演させて頂いたことがあるのですが、また!!こうやって携わることができるとは思っていなかったので、嬉しい気持ちでいっぱいです。そして、舞台ということで、ミタゾノさんと一緒にステージ上でどんな物語を展開していくのか、今から楽しみです!
生のお芝居を観ていただける機会があることにとても感謝しております。一つ一つを大切に頑張って演じたいと思います。
皆様と素晴らしい時間を共に過ごせること、お会いできる日を心待ちにしております。

◉原 嘉孝
自分も観ていた人気ドラマの舞台化ということで、出演できることが本当に嬉しいですし、どのような舞台になるのか僕自身もワクワクしています!そして大先輩の松岡くんとの共演が本当に楽しみです。年末のジャニーズカウントダウンコンサートで挨拶するくらいしか接点がなかったのですが、今回はたくさんコミュニケーションを取りながらいい作品作りができたら嬉しいです!
ドラマの世界観を再現しつつ、舞台ならではの良さも出せるように頑張ります。ドラマファンの方にも、初めて観る方にも楽しんでいただける作品だと思います。ぜひ劇場にお越しください!

◉しゅはま はるみ
ああなるほどな、と思いました。『家政夫のミタゾノ』に登場する、個性的でちょっとウザイ(笑)キャラクターたちは元々舞台にピッタリだと思ってたんです。と言うのは嘘です!めちゃくちゃ驚いたし快哉を上げたし企画が無事に進んでいくことを今も祈り続けてます!というか私も出演できるのか不安で夜しか眠れなかったのでキャスティングされてほんとうによかったです!『家政夫のミタゾノ』ってもんのすごく舞台向きだと思うんです!ストップモーションとか、嘘みたいな事件とか。ドラマキャストのみんなでは「歌って踊るミュージカルも合うよね~。あっ、ミタゾノさんフライングとかしちゃう!?紹介所メンバーは相変わらず紹介所から出ないなら稽古が楽でいいねぇ」なんて話してます。どうなることか?ぜひ劇場に確かめに来てくださいね!

◉平田敦子
舞台化が決まってとても嬉しいです。映画化ではなく舞台化というのが本当に嬉しい。以前そんな話を聞いた事があったと思うのですがまさか本当に実現するとは驚きです。第5シリーズまで出演させていただいた感謝を忘れず、大切に楽しみたいと思います。ドラマでは家政婦紹介所の中から出たことない私達もついに舞台では外に出ることになりそうです。ドラマをご覧いただいている方はもちろん、ご覧になったことのない方にも楽しんでいただけたら嬉しいです。劇場でお会いできることを楽しみにしております。

◉六角精児
長く続いているドラマの舞台版に出させて頂くことをとても嬉しく思います。すでに出演なさっている皆さんの中に入り「新しい風」的な役割を担えればと、今から楽しみにしています。舞台での実演はドラマとは違った臨場感があります。役者たちの生の息遣いや劇場の奥深さを味わいに来ていただければ幸いです。

◉余 貴美子
一歩も外に出たことのない、むすび家政婦紹介所のメンバーが、念願の表の世界に出られる。ワクワクして!11月が待ち遠しい。一生忘れられない、パンチのあるトンチの効いた物語をお届けできると思います。浮世の憂さ晴らしに!ご期待下さい。

◉あらすじ
開山200年の祝賀祭が終わるまで由緒あるお寺の家事手伝いをすることになった三田園たちは大忙し。
住職の尊徳はかつて、成し遂げたものは数人しかいないと言われる厳しい修行、千一日行を成し遂げ、大阿闍梨として人々から尊敬を集めていた。
「いっさいの我欲を捨てて御仏に尽くすのです」と説く尊徳。
そんな尊徳も60歳となり、代々のしきたりで住職の座を引退することに。
200年祭において後継者を決めるという。当然一番弟子とも言える雲光がその第一候補であると誰もが思っていたが、仏門に入ることを拒んで、5年前に寺を飛び出した尊徳の実の息子・雀尊が、お腹の大きな嫁・朱里を連れて帰ってきたことで、後継者争いが勃発。そんな中、檀家から集めたお布施がなくなるという事件が起こる。
「もしかして、怪人の仕業では…」
じつはこの寺には、夜な夜な謎の仮面の怪人が現れ、金品を奪ったり、災いをもたらすという噂があった。
やがて明らかになってくる、尊徳、そしてお寺の秘密の数々……
三田園の大掃除が始まる!

【作】 八津弘幸
【演出】村上大樹
【出演】松岡昌宏 矢作穂香 原 嘉孝 しゅはまはるみ 平田敦子 六角精児 余 貴美子 他

【東京】2022年11月17日(木)~27日(日) EXシアター六本木
【大阪】2022年12月3日(土)・4日(日) 森ノ宮ピロティホール

『家政夫のミタゾノ THE STAGE ~お寺座の怪人~』公式サイト

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May 26,2022 (Thu)
歌妖曲1

明治座、東宝、ヴィレッヂ。それぞれ歴史もカラーも異なる三社から、同じ年齢の男性プロデューサー三名が集まり、立ち上げた“三銃士企画”。第一弾公演は、2020年12月より、漫画家・岡野玲子による『両国花錦闘士』を上演。アクシデント、コロナ禍という逆境をカンパニー一丸となってはねのけ、個性とクセが強すぎる登場人物たちを見事に描いたポップでセクシーな裸祭りは演劇界を席巻した。

それからはや2年。今作のテーマは、『リチャード三世』×昭和の歌謡界。昭和、平成、令和の歌謡界の歌い手の殿堂でもある明治座。この由緒ある劇場において、音楽あり、笑いあり、お涙頂戴、勧善懲悪のスペクタクル感とケレン味満載の作品を贈る。作・演出を手掛けるのは、舞台に映像と縦横無尽の活躍を見せる倉持裕。数々の作品を手掛けてきた倉持が、今作で初のシェイクスピア作品に挑む。舞台戯曲、演出、ドラマ執筆、ドラマ企画監修など分野を問わず活動し注目作を生み続けている倉持が、《三銃士》とどのように共鳴し、シェイクスピア屈指の人気作にして演劇史上もっとも有名なダーク・ヒーローを描いた『リチャード三世』をどのように進化させるのか、期待が集まる。

歌妖曲2

主演は、今作が本格的な舞台に初挑戦で初座長を務める中川大志。醜い風貌と不遇な宿命を背負い、大衆芸能・歌謡界で悪逆の限りを尽くす主人公「鳴尾定」が、美貌の歌手「桜木輝彦」となり歌謡界を席巻するも、破滅の道へ突き進む、昭和歌謡版リチャード三世を縦横無尽に演じる。
タイトルに自身の名が入っている通り、中川へ当て書きされた今作。『LIFE!~人生に捧げるコント~』で中川を知り尽くした倉持、そして「“三銃士企画”の趣旨であるスペクタクルやケレン味にハマる俳優として、これまでに見たことのないスーパーキャラクターを演じられると確信している」と語る《三銃士》の期待を背負い、新たなステージに挑む。

共演には、鳴尾家に怨恨を抱くレコード会社の女社長・蘭丸杏役に松井玲奈。鳴尾家の長男で期待の新人歌手・鳴尾利生役に福本雄樹。裏社会でのし上がるために後に定と手を組むこととなるチンピラ・徳田誠二役に浅利陽介。鳴尾家の愛娘でスター街道を邁進中の一条あやめ役に中村 中。『鳴尾プロダクション』を文字通り裏から支える『薮内組』三代目組長・大松盛男役に山内圭哉。元映画スターで『鳴尾プロダクション』社長・鳴尾勲役に池田成志と、数多の舞台で活躍する超実力派たちが勢ぞろい。ほかにも福田転球、玉置孝匡、徳永ゆうき、中屋柚香、長田奈麻、香月彩里、四宮吏桜と手練れが集結。初座長となる中川を時には支え、時には惑わせ、『歌妖曲』の世界を創り上げる。チケットは9月25日(日)より一般発売。上演スケジュールほか詳細は公式サイトへ。

◆倉持 裕(作・演出)
今回、作・演出の依頼をいただき、明治座という歴史ある劇場で、歌と踊りと芝居のエンターテインメントを作る、という機会は、めったにあることではないと思い、快諾しました。
『リチャード三世』がモデルの、復讐を目的とした主人公を、どう魅力的に描くかについては苦労しましたが、悩みつつも能動的で、格好いいキャラクターになったと思います。主人公を演じる中川大志君とはNHK『LIFE!~人生に捧げるコント~』で知り合ったこともあり、彼には、格好良さに加えて、あの喜劇性にも期待しています。それから、歌声にも実に色気がある。美しさと醜さの二役を、どう演じ分けてくれるかも楽しみです。
それぞれ一癖ある登場人物たちによる群像劇と、昭和の歌番組や歌謡映画のムード漂う歌唱シーンを掛け合わせ、盛り上げたいと目論んでいます。中川君はじめ、俳優たちのケレン味、シリアスとユーモアの入り混じったドラマ、昭和歌謡をモチーフにした楽曲の数々を、どうぞご堪能下さい。

◆中川大志
本格的な舞台に立たせていただくのは初めてなので、新たな挑戦の場をいただけて本当に嬉しいです。音楽劇という事で、お芝居をして歌を歌う、というのは、自分にとっては未知の世界なので、わからないことばかりだと思います。いろいろ挑戦して、いろいろ失敗して、恰好つけずに立ち向かってたくさんのことを体感していきたいです。この作品を通して、鳴尾定、桜木輝彦という男に負けないように、今までに経験したことのないゾーンまで飛び込んでいきたいと思います!
今回の出演は《三銃士》の皆さんとコミュニケーションを取りながら導いていただけたことで実現しました。不安もありますが、それがどのように爆発させられるか自分にも期待したいです。
今まで見たことのない僕をみせられるように、一生懸命がんばりますので、どうかみなさま楽しみにしていてください!

◆あらすじ
昭和30年代の歌謡界に彗星のごとく登場し、瞬く間にスターダムに駆け上がった桜木輝彦。
そのベールに包まれた経歴の裏側には、戦後の芸能界に君臨する「鳴尾一族」の存在があった。

元映画スターの鳴尾勲が手掛ける、愛娘の一条あやめと愛息の鳴尾利生は、スター街道を邁進中。
フィクサー・大松盛男が控え、今や世間からは、大手芸能プロダクションと謳われていた。

だが、そんな鳴尾一族にあって、存在を闇に葬られた末っ子がいた。
ねじ曲がった四肢と醜く引きつった顔を持つ、鳴尾定。

一族の汚れとして影の中で生き長らえてきた定は、闇医者の施術により絶世の美男子・桜木輝彦に変身を遂げ、 裏社会でのし上がろうとするチンピラ・徳田誠二と手を組み、同じく鳴尾家に怨恨を抱くレコード会社の女社長・蘭丸杏と政略結婚し、自身の一族に対する愛の報復を始める。

その血に……運命に……復讐を遂げるべく、
桜木輝彦による唄と殺しの華麗なるショーが幕を開ける───。

【作・演出】
倉持 裕
【出演】
中川大志/
松井玲奈 福本雄樹 / 浅利陽介 中村 中 /
福田転球 玉置孝匡 徳永ゆうき 中屋柚香 長田奈麻 香月彩里 四宮吏桜 /
山内圭哉 / 池田成志
岩﨑巧馬 遠藤令 金子大介 熊澤沙穂 鈴木サアヤ 鈴木智久 高澤礁太 藤森蓮華 村田実紗 南誉士広
【東京】
2022年11月6日(日)~30日(水) 明治座
【福岡】
2022年12月8日(木)~12日(月) キャナルシティ劇場
【大阪】
2022年12月17日(土)~25日(日) 新歌舞伎座

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