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八乙女光(Hey! Say! JUMP)が単独主演で挑む傑作舞台『こどもの一生』。G2演出で10年振りの上演決定!

December 21,2021 (Tue)
こどもの一生

1990年の初演から32年、2012年に旧PARCO劇場で上演して以来10年振りとなる中島らも作×G2演出の『こどもの一生』。2022年版として脚本を現代にアップデート、Hey! Say! JUMPの八乙女光を主演に迎え、装いも新たに4月からの上演が決定した。

八乙女光は髙木雄也とダブル主演で臨んだ舞台『薔薇と白鳥』から4年ぶりとなる舞台出演。同作の作・演出を手掛けたG2と再びタッグを組み、G2演出の代表作とも言える中島らもの戯曲舞台『こどもの一生』に単独主演する。

2022年は中島らもの生誕70周年にあたる。1990年、92年、98年、2012年と本作の演出で高い評価を得続け、15年の『ベイビーさん ~あるいは笑う曲馬団について~』以来7年ぶりの中島らも戯曲演出となるG2と共に、新たな中島らもワールドの創出に挑む。

好評を博した2012年の『こどもの一生』から10年が経ち、今や生活に欠かすことのできないスマホやPCなどのITインフラ、SNSに代表されるネットメディアの存在。さらには精神医学の技術革新と、それにより浮き彫りになってきた現代人の心の闇など、当時と比べても大きな変化を見せる現在。90年に「“今”を切り取った作品を」と中島らもに依頼したG2が自ら、その初演時には無かった様々な技術やアイテム、精神環境を取り込み、今回の2022年版にリライトして設定をアップデート。2022年の「今」を浮き彫りにする、新たな『こどもの一生』が来春4月に誕生する。上演スケジュール、チケット情報ほか詳細はパルコステージHPへ。

G2(上演台本・演出)
これほど人生の折々でメモリアルだった作品はありません。アルコール依存症で入院中の中島らも氏に直談判して台本を書いて頂き、初めて東京(シアター・トップス)に進出。PARCO劇場での改定版はプロ演出家としてのスタートを切った作品。今回、通算5度目の再演。主演にお迎えするのは「薔薇と白鳥」でご一緒の八乙女くん。とことん稽古に向き合ってくれる熱血漢でもあります。笑いと恐怖だけでなく人間の何か深いところをつく不思議な魅力の「こどもの一生」超最新バージョン・アップ版でお届けします。

八乙女光
この度、G2さんとの舞台が再び決まり、率直に「嬉しい」という気持ちになりました。今から3年前にG2さんが演出する『薔薇と白鳥』に出演させて頂き、その後何度もG2さんが演出される舞台を観劇させて頂きました。
観劇後いつも僕が「とても面白い作品で嫉妬しました!」と伝えると、G2さんは「それは最高の褒め言葉。僕は常に面白い、良い作品を更新したいから。」とおっしゃられていました。今回もG2さんの心が動く作品のレベルの更新、そして僕自身もレベルを上げて、楽しく、そして新しい一面を見せたいと思っています。
八乙女光という人間に磨きをかけます。

ストーリー
——横暴な会社社長の三友と、その秘書の柿沼(八乙女光)、デジタル庁勤務のエリート藤堂、コールセンター勤務の淳子、現役地下アイドルの亜美。この5人の患者は治療のため「こども」に返り、共同生活を始める。
「こども返り」してもなお、その横暴さが止まらぬ三友に閉口した他の3人は、「山田のおじさんごっこ」という遊びを考案した。

三友が知らない“山田のおじさん”の話題で盛り上がってみせ、三友を仲間外れにする藤堂、淳子、亜美の3人。
この作戦はまんまと成功し、社長は次第に孤立。秘書の柿沼も距離を置くようになる。

しかしある日、三友はひょんなことから「山田のおじさん」が架空の人物であり、実際には存在しないことを知る。
4人はクリニック内のSNSを使い、山田のおじさんの特徴データをシェアすることで口裏を合わせていたのだ。

怒る三友が仕返しを仕掛けたが……。


【作】中島らも
【上演台本・演出】G2
【主演】八乙女光(Hey! Say! JUMP)
【東京】2022年4月3日(日)~28日(木) 東京芸術劇場 プレイハウス
【大阪】2022年5月6日(金)・7日(土) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
【宮城】2022年5月18日(水) 東京エレクトロンホール宮城

パルコステージHP

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