広告代理・宣伝制作・PR (株)ディップス・プラネット

NEWS
COMPANY
INFORMATION
SERVICE
WORKS
RECRUIT
CONTACT
HOME


NEWS

松尾スズキ作『ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-』12年ぶり上演

February 08,2024 (Thu)
1991年に悪人会議プロデュースとして初演、98年には松尾が悲劇をテーマに作品を創り上げる「日本総合悲劇協会」公演で再演、そして2012年にBunkamuraシアターコクーンで再々演された松尾スズキ作・演出『ふくすけ』が12年ぶりに上演される。

薬剤被害によって障がいを持った少年“フクスケ”をはじめ様々な境遇の登場人物たちが、必死にもがき生きる姿を描く。今公演はサブタイトルに“歌舞伎町黙示録”と題し、台本をリニューアル。毒と哀切にまみれた人間ドラマを怒涛のダークエンタテインメントとして展開する。

MAIN

『ふくすけ』に3度目の出演となる阿部サダヲ、松尾の舞台作品に初参加となる黒木華、岸井ゆきの、松本穂香、内田慈、大人計画からは阿部に加えて、荒川良々、皆川猿時、伊勢志摩、猫背椿、宍戸美和公、町田水城、河井克夫、菅原永二、オクイシュージ、秋山菜津子、松尾スズキが出演する。

コメント
松尾スズキ
『ふくすけ』は、20代の終わり、初めてギャグ中心ではなく、ストーリーとキャラクターを煮詰めて考えた作品です。当時、初進出のスズナリでお客さんが列をなしていた光景が忘れられません。新しくできた劇場の場所が歌舞伎町であると聞き、迷いなく歌舞伎町が舞台のこの芝居の再演を思いつきました。今回、新たな設定として、やはり自分が演じていたコオロギという役に思い入れがあって、コオロギが主役の話も見てみたいなと。
ここまで毒毒しい芝居は最近見ないと思います。歌舞伎町の毒と芝居の毒、それが相乗効果となって逆に美しい、みたいな芝居を目指します。お楽しみに!

あらすじ
とある病院の怪しい警備員コオロギは盲目の妻サカエに歪んだ愛情を抱き、サカエはコオロギを献身的に愛していた。そんなある日、コオロギの勤める病院に、薬剤被害で身体障がい児として生まれ、長い間監禁されていたフクスケが保護される。彼を監禁していた大富豪のミスミミツヒコは逃走し行方不明。冴えない中年男エスダヒデイチと、精神のバランスを崩し告訴魔となってしまった妻マス。ある日行方不明になったマスを、ヒデイチは14年も探し続けている。ヒデイチの協力者であるホテトル嬢のフタバの伝手で自称ルポライターのタムラタモツから、マスは歌舞伎町にいるらしい、と情報を得たヒデイチは上京を決意する。テロリストであるコズマ三姉妹は、食うや食わずの境遇から歌舞伎町の風俗産業で一発当てて、飛ぶ鳥を落とす勢い。ひょんなきっかけでマスと出会い、生み出した<一度死んで生まれなおすゲーム>輪廻転生プレイが大ヒット。裏社会に影響力を持ち、政界にまで進出しようと企んでいる。彼らの渦巻く情念は、やがて多くの人々と歌舞伎町自体を巻き込み、とんでもない方向に動き出す・・・

COCOON PRODUCTION 2024『ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-』
作・演出:松尾スズキ
出演:阿部サダヲ 黒木華 荒川良々 岸井ゆきの 皆川猿時 松本穂香伊勢志摩 猫背椿 宍戸美和公 内田慈 町田水城 河井克夫 菅原永二 オクイシュージ 松尾スズキ 秋山菜津子 ほか

【東京】2024年7月9日(火)~8月4日(日) THEATER MILANO-Za
【京都】2024年8月9日(金)~15日(木) ロームシアター京都メインホール
【福岡】2024年8月23日(金)~26日(月) キャナルシティ劇場

2023年アーカイブ

PAGE TOP