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高峰秀子生誕100年スペシャルイベント『夜7時の「高峰秀子を観て語る女の生き方」講座 ~女だらけの夜~』

May 29,2024 (Wed)
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昭和の映画史、日本映画史に輝かしい足跡を残した女優・高峰秀子。生誕100年の節目となる今年から来年初頭にかけて上映会や講演会、展覧会などが企画され、その一環として女性に向けた女性だけの全6回無料の上演&ゲストトークイベント、『夜7時の「高峰秀子を観て語る女の生き方」講座 ~女だらけの夜~』を開催。第1回目が先日5月27日(月)に東京・渋谷区のユーロライブで行われた。

毎回上映作品やテーマを変えて、養女で文筆家の斎藤明美氏がゲストと痛快なトークを繰り広げる本イベント。第1回目の上演作品は『春の戯れ』。フランスの作家マルセル・パニョルの戯曲『マリウス』を、山本嘉次郎監督が明治初期の日本に舞台を置き換えて1949年に映画化した、高峰秀子25歳当時の作品。

会場のユーロライブは約170席の観客席がさまざまな年齢層の女性だけで埋まり、上映会後に行われたトークのゲストには、生誕100年プロジェクトの製作発表会でMCを務めたフリーアナウンサーでタレントの中井美穂氏が登場した。

“男の身勝手に翻弄された女”がこの日のトークテーマ。「“幸せとはなんぞや”そんなことを考えさせられる作品」という中井氏の一言から始まり、斎藤氏は、かつて本日上映された『春の戯れ』を高峰と観た時のことを「高峰は自分の作品を見返すことはなかったし、観て口を出すこともなかった。けれどこれを観てあるシーンで”勝手な男だねえ”と一言つぶやいた」と振り返る。

その後写真集「高峰秀子」(キネマ旬報社刊)を作成するために高峰の出演作を『母』から順に、高峰と(時には松山も)一緒に観た時のことや、松山・高峰夫妻との日々を二人の言葉を交えながら語られ、高峰が「喧嘩になってエスカレートしていったとき、最終的に一緒に居たいか居たくないかと思うと、喧嘩は終わります」と語るほど、2人は仲睦まじい夫婦だったそう。

今回のテーマから派生して、中井夫妻の馴れ初めや、中井氏、斎藤氏の2人が今気になっている俳優の話まで話は広がり、時折斎藤氏の歯に衣着せないトークに中井氏もたじたじとなりながらも「日本映画の素晴らしさを痛感しています。これから日本映画をたくさん観たい」と、テーマにこだわらず約70分、軽快で楽しいトークを繰り広げた。

本イベントは、豪華ゲストを迎えて全6回の開催を予定しており、第2回には女優の名取裕子、第3回には美容家のIKKOの登場が決定している。参加申し込みや詳細は「高峰秀子生誕100年プロジェクト」へ。


【第2回】6月27日(木) ユーロライブ
ゲスト:名取裕子 (女優)
トークテーマ:“貧しさに泣いた女”
上映映画:『雁』

【第3回】7月25日(木) ユーロライブ
ゲスト:IKKO (美容家)
トークテーマ:“男に騙された女”
上映映画:『女が階段を上る時』

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