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4/14開幕!男騒ぎの痛快舞台『High Life -ハイ・ライフ-』演出・谷賢一×古河耕史×細田善彦×伊藤祐輝×ROLLY

April 16,2018 (Mon)
ハイ・ライフ1
(左から)細田善彦、ROLLY、古河耕史、伊藤祐輝
撮影:宮川舞子

いよいよ4月14日(土)にあうるすぽっとにて開幕した、男騒ぎの痛快舞台『High Life -ハイ・ライフ-』。

本作は、カナダの劇作家リー・マクドゥーガルの戯曲処女作で、1996年にカナダ・トロントで初演。その後、欧米で数多く上演されている人気作で、日本でも多くの劇団やプロデュース公演が行われている。

ハイ・ライフ2

過激かつ反社会的な四人― ディック、ビリー、バグ、そしてドニー。彼らが会すると、いつでも違法薬物と犯罪の臭気が立ち上る。生活も人生も行き詰まって根無し草のような彼らは、ある計略を強行して大金を得ようと手を組む。それぞれがそれぞれの思惑を胸に、仲間内で繰り広げる懐柔・牽制・挑発・脅迫...。社会と常識から完全に逸脱した過激なジャンキーの生き様をフリークショウのように見せながら、絆や敬意、対立や憎しみを描いて、人間の、生の本質の一面を浮かび上がらせるドラマ。止められない、でも、脱け出したい。渇き飢えた本能は、四人を何処へと奔らせるのか……?

ハイ・ライフ3

ポップでロックで文学的な創作スタイルで、脚本・演出ともに幅広く評価を受けている谷賢一が本作で演出・上演台本を担う。音楽にはOpen Reel Ensembleから吉田悠・吉田匡、そしてドラムに山口元基(moltbeats)が参加。映像をDRAWING AND MANUAL 清水貴栄が担当し、谷賢一と4名のみのキャストと共にかつてない不協和音をステージで奏でる。

出演には、保護観察中で4人のリーダー的存在であるディック役に古河耕史、女性関係で追い込まれているビリー役に細田善彦、1週間前に出所したばかりのバグ役に伊藤祐輝、そして気弱で腎臓が一つしかないものの、コソ泥の才覚に長けるドニー役に、今回が初のストレートプレイ参加となるROLLYと、個性豊かなキャストが集まった。

ハイ・ライフ4

自由勝手な、どん詰まりでドラッグまみれのおバカな中年男たちが、ドラッグほしさに企む一攫千金。いくら失敗しようと、それでも懲りずに安易な明日を夢見てしまうオトナたちが、破滅的でありながらどこか豊かで自由にも見え、哀れでありながらも、真っ当な人たちからもうらやましく見えてしまう……そんな男騒ぎの痛快作品『High Life -ハイ・ライフ-』に注目だ。
チケットは好評発売中! ほか詳細は公式サイトへ。公演は4月28日(土)まで同劇場にて。

ハイ・ライフ5


●古河耕史(ディック役)コメント
なにかしら、どこかしら、なぜだか、気になって下さるのなら、どうかご自身の目と耳で、確かめに来て頂きたい。
数ある舞台、数ある演劇、数あるエンターテイメントの中で、私はこの芝居と歩む四月を、愛しています。
身を粉にしています。楽しんでいます。評判・評価もございましょうが、ひととき、「クダラネェ」と共に呟いて頂けたなら、実はそれこそ恐悦至極な作品なのであります。

●細田善彦(ビリー役)コメント
注)これは、青春モノです!
が、汗水流して追い求めるモノは青空のもと追う白球ではなく、暗闇を掻き分けて掴む白い粉!そんな、我々ジャンキーたちが一世一代の大仕事、銀行強盗をする。そんな、夢の扉を開ける瞬間!この謎の疾走感を劇場で体感して欲しい。

●伊藤祐輝(バグ役)コメント
稽古では、谷さん、キャストの皆さんと、役や作品についてじっくり話し合う機会を多くとっていただき、とても幸せな時間でした。
今は初日を迎える嬉しさと緊張で、落ち着きません。
全身全霊でぶつかり合う4人の姿を見て頂けたらと思います。

●ROLLY(ドニー役)コメント
男子四人だけのお芝居、歌も歌わない(ほんとはちょっとだけ歌うかも)ギターも弾かない、50歳をとうに過ぎての大きなチャレンジですが、必ずやROLLYの歴史に残る作品になるはずなので、皆様!見逃すと後悔致しますよ!是非マヌケなニューキャラ、ドニーを応援して下さいね!!!


●ストーリー
集まった男4人は孰れもジャンキー。保護観察中のディック(古河耕史)、出所したばかりのバグ(伊藤祐輝)、女性関係で追い込まれているビリー(細田善彦)、そして腎臓が一つしかないドニー(ROLLY)…… 人生に行き詰まった彼らは、一発逆転を狙って大金を手に入れようとディックが思いついた「ある計略」に乗って、銀行のATMを襲うために渋々手を組む。
ディックの期待、バグの苛立ち、ドニーの緊張、ビリーの高揚……盗難車の中で息を潜める四人のテンションが極限まで張り詰めて、一触即発の事態が。

※この物語は、違法薬物の使用等についての反社会的な思想や行為を容認するものでは決してありません。


【作】
リー・マクドゥーガル
【翻訳】
吉原豊司
【演出・上演台本】
谷賢一
【出演】
古河耕史、細田善彦、伊藤祐輝、ROLLY
【東京】
2018年4月14日(土)~28日(土) あうるすぽっと

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