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February 23,2018 (Fri)
ニンゲン御破算
(キャスト左から) 松尾スズキ、多部未華子、阿部サダヲ、岡田将生、荒川良々

2003年に、大人計画の松尾スズキが、十八代目中村勘三郎(当時・勘九郎)にあてて書いた、松尾唯一の時代劇であり、かなり実験的な作品としても大きな話題となった『ニンゲン御破算』(当時・御破産)。先般、15年ぶりの上演と、豪華キャストの出演が発表となり、多くの期待が集まるなか、公演日程と宣伝ビジュアル、更に、出演者からのコメントが到着した。

【作・演出】松尾スズキ
『ニンゲン御破算』はそもそも15年前に中村勘三郎(当時は勘九郎)さんにあてて、歌舞伎に対して真っ向勝負みたいな気持ちで書いたものだったのですが、今回は思いっきり考え方を変えて阿部の主役でやらせていただきます。それに伴い、それぞれのキャストに合わせて書いた部分や細かいギャグなどはどんどん書き換えますし、タイトルも一文字(産→算)変え、クラッシュするイメージの“御破産”からリセットするという意味で“御破算”にしました。全体的にちょっと実験的で複雑な構成でしたが、再演ではよりテーマをくっきりさせ老若男女が素直に楽しめる、リアリティのある時代劇にするつもりです。江戸の文化を僕流にアレンジし、怒涛のエンターテインメントに仕上げます。

阿部サダヲ
とにかく初演は芝居の内容よりも、勘三郎さんと一緒に芝居をしたということ自体がものすごく強烈に記憶に残っています。その勘三郎さんがやっていた実之介という役を今回は僕がやらせていただくわけですが。勘三郎さんにしかできないような歌舞伎っぽいセリフ回しが結構あったイメージがあるので、そういうところは松尾さんが書き換えてくれるのではないでしょうか。というか、ぜひ書き換えてほしいです(笑)。おそらく前回とはかなり違ったものになるでしょうから、僕としては一度やった作品ではありますけど改めてまっさらな気持ちで取り組めそうな気がしています。

岡田将生
『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』で松尾さんの作品に初めて出させていただきました。まさかまた呼んでいただけるとは思っていなかったのですごく意外だったのと同時にプレッシャーも感じますが、とてもうれしかったです。稽古を積み重ねていくという作業が好きなせいか、舞台は自分の性格に合っている気もしています。僕は初演で阿部さんが演じられていた灰次役なのですが、阿部さんとは違うところを目指しつつ、前回の舞台を観ている方々にも認めていただけるよう、新たなチャレンジとしてがんばりたいです。そして荒川さんと兄弟の役でもあるので、すごくシゴかれそうですが、きっと精神的にタフになれるんじゃないかとも思っています。

多部未華子
舞台のお仕事は常に挑戦したいと思っているジャンルでもありますし、大好きな松尾さんの作品でもあるので、今回のお話をいただいた時は素直にうれしかったです。着物を着て舞台に立つことは初めてなので楽しみなんですが、動きや所作はどうすればいいのか、まだ全然想像ができません。以前、出演させていただいた『ふくすけ』の時も『キレイ』の時も人数の多い稽古場で、皆さんのシーンを見ているのがすごく面白かったです。特に和気藹々としているイメージはあまりないのですが(笑)、ふだんは静かな方々の集まりなので私としてはとても居心地のいい稽古場なんです。今回も共演するみなさんの稽古を見ることが、一番の楽しみになりそうです。

荒川良々
初演ではみんなが何度も水に濡れては着替えていたことや、勘三郎さんが意外と稽古中にとても悩んでいた姿を覚えています。そして僕としては今回、松尾さんの作品の再演で初めて違う役に挑戦することになったので、どうなるか今はまだ全然予想できないんですよ。それに僕、松尾さんの作品に出ること自体が結構久しぶりで、実はとても緊張しています。たとえ大人計画の劇団員たちが多くても、稽古初日や本読みの時はものすごく緊張するんです。既にお互いの手の内をわかっていて、まったく手が抜けないということもありますしね。とにかく、観たことのないような舞台になりそうな予感があります。ぜひみなさん楽しみに観にいらしてください。

あらすじ (初演に基づいているため、変更になる場合あり)
頃は幕末。加瀬実之介(阿部サダヲ)は、人気狂言作者・鶴屋南北(松尾スズキ)、河竹黙阿弥(ノゾエ征爾)のもとへ、弟子入りを志願していた。大の芝居好きで、成り行きとはいえ、家も侍分も捨て、狂言作者を志している実之介。「あなた自身の話のほうが面白そうだ」と南北に言い放たれた彼は、自分、そして自分の人生に関わってくるニンゲンたちの物語を語りだした―。もともとは元松ヶ枝藩勘定方の実之介は奉行から直々の密命を受けていた。それは偽金造りの職人たちを斬ること。幼馴染みのお福(平岩紙)との祝言を済ませた実之介は、偽金造りの隠れ家へ向かい、職人たちを次々に殺めたのだった。その様子を目撃していた、マタギの黒太郎(荒川良々)と 灰次(岡田将生)の兄弟は殺しのことは黙っている代わりに自分たちを侍にしてくれるよう、実之介に取り引きを持ちかけた。そこへ駆け込んできた娘が一人。黒太郎たちの幼馴染みで、吉原へ売られていく途中のお吉(多部未華子)だった。ちょうどその頃、実之介は、同志の瀬谷(菅原永二)や豊田(小松和重)から、悪事の責任をすべて負わされて切腹を迫られていた……。

【作・演出】松尾スズキ
【出演】
阿部サダヲ 岡田将生 多部未華子
荒川良々 皆川猿時 小松和重 村杉蝉之介 平岩紙 顔田顔彦 少路勇介 田村たがめ
町田水城 山口航太 川上友里 片岡正二郎 家納ジュンコ 菅原永二 ノゾエ征爾 平田敦子
松尾スズキ
前田悟 齋藤桐人 乾直樹 阿部翔平 井上尚 掛札拓郎 笹岡征矢 中村公美 香月彩里 石橋穂乃香 青山祥子
演奏:幕末どさくさ社中/清水直人(サックス)、磯部舞子(ヴァイオリン)、門司 肇(キーボード)

【東京】
2018年6月7日(木)~7月1日(日) Bunkamura シアターコクーン
2018年4月7日(土)チケット発売
【大阪】
2018年7月5日(木)~15日(日) 森ノ宮ピロティホール
2018年5月6日(日)チケット発売

2018年アーカイブ

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February 22,2018 (Thu)
アンフェアな月
左から飯田基祐、川谷修士(2丁拳銃)、中村優一、染谷俊之、篠田麻里子、岡田達也、和田琢磨、下村青
本日2月22日(木)天王洲 銀河劇場で開幕する舞台『アンフェアな月』が公開リハーサルと囲み取材を行い、初の舞台主演となる篠田麻里子をはじめ、染谷俊之、岡田達也、中村優一、和田琢磨、川谷修士(2丁拳銃)、下村 青、飯田基祐が登壇。それぞれに作品にかける意気込みを語った。

本作は女性刑事雪平夏見を主人公とするハードボイルド小説シリーズの一作品で、テレビドラマ&映画「アンフェア」(CX)シリーズの原作となった「推理小説」の続編。一風変わった女性刑事・雪平夏見の活躍を描き、累計部数は157万部を突破、海外でも人気を集め続ける大ベストセラーシリーズとなった。

脚本・演出は、ミュージカル「忍たま乱太郎」や舞台「ふしぎ遊戯」等、2.5次元の作品を数多く手がけるほか、サスペンス作品まで幅広い作品の演出で定評のある管野臣太朗が担当。
主人公の女性刑事・雪平夏見役には、元AKB48メンバーで歌手、女優、モデルとして多彩な活動を続ける篠田麻里子。捜査一課でトップの検挙率を誇る、バツイチで男勝り、そのうえ酒豪で、登場人物たちに「無駄に美人」と揶揄されるワーカホリックな女性刑事役を彼女がどのように演じるのか、期待が高まる。雪平の相棒となる安藤刑事役には、映画、テレビ、舞台の話題作に次々と出演して人気上昇中の染谷俊之。さらに中村優一、和田琢磨、内田裕也、下村 青、川谷修士(2丁拳銃)、飯田基祐、岡田達也ら実力派が脇を固め、「刑事 雪平夏見シリーズ」の世界観を舞台で再現する。チケット情報ほか詳細は公式サイトへ。

◆篠田麻里子
この舞台は、「アンフェア」という大人気小説のシリーズ初の舞台化です。たくさん稽古をしましたし、新しい「アンフェア」の世界観が出来上がっていると思うので、とても素敵な作品になると確信しています。作品全体を通して事件を追っていくので、この世界にキャストの皆さんと創り上げていけたらいいなと思っています。アクションシーンでは、そのシーンで何を目的としているアクションなのかをしっかり意識して演じています。私が演じる雪平夏見にはクールなイメージがあると思うのですが、愛にあふれた女性として演じたいと思います。ぜひ劇場でお待ちしています!

◆染谷俊之
この舞台「アンフェアな月」は、元となっている同名小説の世界観をとても大事にしています。僕も、本作だけでなく前作の「推理小説」をよく読み込んでみて、僕が演じる安藤のキャラクターを作り上げました。ドラマにはドラマの、小説には小説の良さがあります。この舞台も、皆で創り上げた舞台ならではの臨場感のある作品に仕上がったと思いますので楽しんでいただければと思います。また、この安藤という役柄は篠田さん演じる雪平をサポートする役なので、ステージ上以外でもサポートしてあげられたらな、と思っています(笑)

◆岡田達也
この舞台は、とてもスピーディでスタイリッシュな作品に仕上がったと思っています。人気ある「アンフェア」シリーズの世界を、舞台上で生身の人間が血肉を通わせて演じて、キャラクターが仕上がりました。見どころとしては、ストーリーももちろん楽しんでほしいのですが、やはり篠田さん演じる雪平夏見というキャラクターを堪能していただきたいと思います。

◆中村優一
僕は雪平の元夫という役を演じています。篠田さん演じる雪平と娘とのシーンがとても素敵で一番好きなシーンです。ぜひそこを観ていただきたいと思っています。

◆和田琢磨
今回、演出家の(菅野)臣太朗さんに「お前は愛の男だ」と言われていたので、”愛の男”として舞台に立って、様々な愛を追い求めたいと思います(笑)

◆川谷修士(2丁拳銃)
僕、めちゃくちゃおいしい役をいただきました(笑) 観ていただいたら絶対に「あいつ、めちゃくちゃおいしい役もらったな」と思っていただけると思います。とにかく、僕を観にきてください(笑)。

◆下村青
型破りな刑事たちの中で、僕は典型的な御上の警部という役どころです。小説がベースの演出になっているので、そこを観ていただければと思います。

◆飯田基祐
この舞台は、場面展開がすごく多い舞台になっているので、観ていて飽きないと思います。本作の出演者はとても優しい人が多くて、困ったときはみんなで助け合っています。私も篠田さんや染谷君にずいぶん精神的に支えてもらいました(苦笑)


ストーリー
生後3か月の赤ん坊が行方不明になった。しかし、泣き崩れる母親が警察に通報してきたのは、行方不明となって8時間が経過してからだった。特殊班の現場に駆り出された強行班の刑事・雪平は母親による狂言誘拐を疑うが、母親を問い詰めていたそのとき、犯人らしき人物から電話が入る。電話の主は、「娘に見合うだけのものを用意しろ」という曖昧な指示を残して電話を切った。身代金の要求もなく、条件も提示しない奇妙な犯人。目的の分からないこの犯人に捜査本部が翻弄される中、誘拐された幼児のものと思われる遺留品が、とある山中で発見される。そこで捜査員たちは予想もしなかったものを見つけ……。

【原作】
秦 建日子『アンフェアな月』(河出文庫)
【脚本・演出】
菅野臣太朗
【音楽】
野田浩平
【出演】
篠田麻里子 染谷俊之 岡田達也
中村優一 和田琢磨 内田裕也 下村青 川谷修士(2丁拳銃) 飯田基祐 他
【東京】
2018年2月22日(木)~3月4日(日) 天王洲・銀河劇場

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February 22,2018 (Thu)
メタルマクベス
写真左から上下
【disc1】橋本さとし 濱田めぐみ
【disc2】尾上松也 大原櫻子
【disc3】浦井健治 長澤まさみ
1300人以上の観客を乗せて回転する円形の客席を劇場中央に配置し、その周囲をステージとスクリーンがぐるりと取り囲むという斬新かつ壮大なシステムで大きな話題を呼んだIHIステージアラウンド東京。2017年3月にオープンしたこの新劇場で上演される待望の次回作に、劇団☆新感線の『メタルマクベス』が決定した。

「メタルにはマクベスが良く似合う」という、いのうえひでのりの着想から生まれた『メタルマクベス』は、2006年に劇団☆新感線と宮藤官九郎が初めてタッグを組んで挑んだシェイクスピア作品であり、ロックバンドが劇中で生演奏する音楽に特化したスタイルで上演された。シェイクスピアの「マクベス」の世界観は変えずに、2206年の廃退した近未来と、空前のバンドブームに沸いた1980年代の日本を二重の構造に置き換えるという大胆なアレンジによって創り上げられた脚本は、近未来と過去を行き来しながら劇中をかき乱し、ゆるい台詞に油断している間に核心に引き込まれるという宮藤官九郎独特のうねりを、ハードロックとヘヴィメタルの楽曲で煽りまくり、怒涛のごとく突き進む前代未聞のシェイクスピア作品。今回の公演の為に宮藤自ら脚本を書き直し、キャストを変え、演出にアレンジを加えてdisc1、disc2、disc3と題して3作を連続上演する。

2018年7月23日(月)に幕を開けるdisc1には、退団以来21年ぶりに劇団☆新感線に出演することとなった橋本さとしと、数多くの作品で主演を務めてきたミュージカルの女王・濱田めぐみ。9月に開幕するdisc2には、歌舞伎界の次世代を担う尾上松也と、歌手としても女優としても注目を集め続ける大原櫻子。11月に開幕するdisc3には、ミュージカル界のプリンス浦井健治と、2017年のミュージカル「キャバレー」で圧巻の歌とダンスを披露した長澤まさみ。この豪華なキャストたちが冒頭からハイテンションで破滅へまっしぐらに突き進むタイトルロールであるマクベス夫妻を演じる。disc1は4月28日(土)よりチケット発売。ほか詳細は公式サイトへ。

◆宮藤官九郎(作)
『メタルマクベス』は、それまで劇団☆新感線の単なるファンだった僕が初めて正式に関わった作品であり、シェイクスピアの原作を 読んだこともなく、しかもヘヴィメタルよりパンクが断然好きにも関わらず、いのうえさんに気に入られたい一心で引き受け、無我夢中で書いた作品です。改めて読み返すと良くも悪くも力んでいる。ガチガチに力が入っている。そして奇跡的に成立している。『メタル』の『マクベス』になっている。ですからキャストを一新して〝回る〟メタルマクベスになっても本質は変わらない、むしろ〝回らない〟メタルマクベスよりイイ感じになるだろうと踏んでいます。ローリング・メタルマクベス、楽しみ!(ま、回るのはお客さんなんですけどね)

◆いのうえひでのり(演出)
観客席が回るIHIステージアラウンド東京の特性を考えるとここで上演できるのは場面転換が多く、長期公演でも耐性のある脚本のものということで『髑髏城の七人』か『メタルマクベス』しかないなと 最初から思っていました。今回はdisc1・2・3と3組ありますが、基本的に演出とセットは変えません。ただ、そこに役者にシフトした演出を加えていきますし、はからずもいくつかのジェネレーションに分かれたキャスティングになったので、それぞれの特長は生かす つもりです。そしてやはり次の一番の挑戦は、生バンドが入るこの劇場初の“音楽劇”になるということ。もちろん『髑髏城~』ではできなかった新たな仕掛けもいくつか考え中ですので、楽しみにしていてください。

◆橋本さとし(disc1)
自分の原点、劇団☆新感線の舞台に21年ぶりに戻ることになりました。みなさんにちょっとは成長した姿を見せられる気がしますし、そうでないとアカンとも思っています。噂に聞くと舞台裏はたくさん走らないといけない劇場みたいですが、僕、方向音痴なので迷子にならないようにしないと(笑)。しかも僕はダントツ年上ですし、ここはロック魂で勝負するしかないですね。disc1、一発目としてしっかりスタートを切って次にバトンを渡したいと思います。

◆濱田めぐみ(disc1)
まさか自分が劇団☆新感線さんにお世話になるとは夢にも思っていませんでしたが、新境地を開くための冒険になるでしょうし、未知の世界でいろいろなことを吸収して新しい引き出しができそうで、今とてもワクワクしています。この年齢で新たな挑戦をさせていただけるなんて光栄ですし、ドキドキしている自分には「おい、可愛いところがあるじゃない」なんて思ったりもして(笑)。とにかく初めて 尽くしなので、新入生の気持ちで飛び込むつもりです。

◆尾上松也(disc2)
以前からいつか劇団☆新感線の舞台に出たいと思っていたので、今回声をかけていただき、天にも昇る気持ちで、本当に感無量です。でもまさか、『メタルマクベス』で僕に声がかかるとは思っていなかったのでとても驚きました。マクベスは一言で言えば悪役ですが、ただの悪じゃないので、こういう役どころは大好きです。何より、経験したことのない舞台装置で演じられることにもワクワクしていますし、体力もいつも以上につけておかないと、と覚悟しています。

◆大原櫻子(disc2)
前回の舞台をDVDで観た時は「わっ、これをやるのか!」「私がマクベス夫人役?」とビックリしましたが(笑)、ふだんの自分にはない要素を持つ、未経験の役柄になると思うので楽しみですし、声をかけていただいてうれしかったです。難しい役ですが今22歳の私がやることで、逆にオリジナリティあふれる役として演じられたら。disc1から3までそれぞれ違う色でお届けする中、大原櫻子の『メタルマクベス』という一色がうまく出せたらいいなと思っています。

◆浦井健治(disc3)
劇団☆新感線に出演するのは3回目、これで“準劇団員”と名乗れます!夢が叶ってとても嬉しく思います。『メタルマクベス』の初演は、シェイクスピアの「マクベス」、宮藤官九郎さん、新感線の各世界観がカチッと重なっていた、これぞエンターテインメントな舞台で、鳥肌を立てながら観ていました。その作品で5年ぶりにいのうえさんの演出を受けられるのも最高にうれしく、最高に怖い。ボッコボコにされつつもそのあとの景色を堂々と一緒に見られるよう、食らいついていきたいです。

◆長澤まさみ(disc3)
もともと劇団☆新感線の舞台はお客様との一体感があるところや、観劇後に明るい気持ちで帰れるところが好きでいつかはと思っていたので、お話をいただけてとてもありがたく光栄でした。人を笑わせるのは好きなほうなので今回のように作品にその様な要素 が入っていると、よりやりがいを感じます。歌ったり踊ったりするみたいですし、稽古までに体力をつけていろいろと準備はしておくつもりです。disc1、2の舞台もぜひ観に行って、みなさんのいいところを盗みたいですね(笑)。


あらすじ
時は2206年。繰り返される戦争によって世界はリセットされ、瓦礫の荒野と化していた。そこには、未来を占う魔女が3人……
日々戦いは繰り返され、絶大な勢力を誇るとある国の男(橋本・尾上・浦井)率いる軍が他の軍を次々と征していた。
そこへ3人の魔女が現れ、男に「お前こそが未来の国王である」との予言を告げ、1枚のCDを渡す。それは、1980年代に活躍したヘビーメタルバンド”メタルマクベス”の伝説のCDだった。歌詞に込められた意味が殺人予告となっており、”メタルマクベス”バンドの人間模様が男の国王となる道に繋がる予言となっていた。やがて夫が国王となる予言を知った妻(濱田・大原・長澤)は、予言を現実のものとするべく夫をそそのかし、国王の息子を犯人に仕立て、王を殺すという計画殺人を企てる。国王から手柄として与えられた城で、軍の勝利を祝う宴を開く。国王とその息子、そして友人達との喜びの祝宴が幕を閉じたとき、その殺人計画は実行に移された。
躊躇う男をけしかける妻。そして作戦は成功し、王を殺した犯人に仕立て上げられた王の息子は城から逃げ出した。
王を永遠の眠りに導いたことで罪の意識に苛まれ、自分達の永遠の眠りが奪われてしまった男とその妻。
それでも二人は王となる野心に向かって突き進んでいく……


【作】
宮藤官九郎
【演出】
いのうえひでのり

【出演】
▼disc1
橋本さとし 濱田めぐみ / 松下優也 山口馬木也 /
猫背椿 粟根まこと 植本純米 / 橋本じゅん / 西岡德馬
山本カナコ 礒野慎吾 吉田メタル 村木仁 冠徹弥 富川一人 小沢道成
穴沢裕介 Erica 見目真菜 齋藤志野 鈴木智久 鈴木奈苗
橋本奈美 原慎一郎 山崎朱菜 山﨑翔太 米花剛史 渡辺翔史
藤家剛 工藤孝裕 菊地雄人 熊倉功 あきつ来野良 横田遼 北川裕貴 紀國谷亮輔

▼disc2
尾上松也 大原櫻子 / 原嘉孝(ジャニーズJr.) 浅利陽介 /
高田聖子 河野まさと 村木よし子 / 岡本健一 / 木場勝己
逆木圭一郎 インディ高橋 保坂エマ 市川しんぺー 徳永ゆうき 伊藤玻羅馬 常川藍里
蝦名孝一 大久保芽依 落合悠介 狩野新之介 岸波紗世子 嶌村緒里江
鈴木悠華 武市悠資 西田健二 本多陽葉 本多玲菜 渡部又吁
武田浩二 加藤学 川島弘之 南 誉士広 藤田修平 森 大 渋谷亘宏 下島一成

▼disc3
浦井健治 長澤まさみ / 高杉真宙 柳下 大 /
峯村リエ 粟根まこと 右近健一/ 橋本じゅん / ラサール石井
礒野慎吾 吉田メタル 中谷さとみ 村木 仁 冠 徹弥 上川周作 小沢道成
伊藤結花 植竹奈津美 駒田圭佑 鈴木智久 鈴木奈苗 鈴木凌平 
新納智子 早川紗代 本田裕子 山﨑翔太 米花剛史 渡辺翔史
川原正嗣 藤家剛 工藤孝裕 菊地雄人 あきつ来野良 横田遼 北川裕貴 翁長卓

【日程】
▼disc1
2018年7月23日(月)~8月31日(金) IHIステージアラウンド東京
▼disc2
2018年9月中旬開幕予定 IHIステージアラウンド東京
▼disc3
2018年11月初旬開幕予定 IHIステージアラウンド東京

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